<h2>東京五輪・パラリンピックと日本経済</h2><div class="img-container"><img src="/cdn.qurate.cloud/2020/09/15/19/00/58/770b25d9-747b-4e6f-bf36-b2110d4a20ce/pixta_64071024_s.jpg" alt="明日の日本は今日より良くなる?(SDGs)" link_href="" link_target=""></div><p>いよいよ東京五輪が始まります。今回の東京五輪はコロナという災厄に、徹底的に祟られながら幕を開けることになりました。</p><p> 昨年の開催延期から始まり、今年に入っても、開催の是非が政治問題化し、最後の最後には無観客開催となってしまいました。大会主催者の舌禍も含めて、これだけ国民に歓迎されない五輪は初めてでしょうし、いざ開幕が近づいても、期待よりも不安の方が数倍大きな状態が続いています。</p><p> それでは、今回の東京五輪開催は日本経済にとって、どういう位置づけになるかを考えてみましょう。「こんなに嫌われて、しかも無観客では経済にマイナスだ。」という極端な論調も聞かれますが、純経済的にみれば少なくともマイナスの点はありません。</p><p> 五輪開催前には一般的に、大規模なインフラ投資が景気にプラスになりますが、五輪開催後はどうでしょうか。コロナ禍のなかでの不安な開会式は23日ですが、一部競技の予選は21日に始まります。そうなれば途端に、大会に対する世の中の雰囲気は、変わっていくのではないでしょうか。 </p><p>ゴルフの米国メジャー大会での男女の優勝や、大リーグでの大谷選手の活躍に感動や快哉を覚えた人は多いと思います。東京五輪・パラリンピックでも、これまでの五輪やスポーツ大会同様に、新しいヒーロー・ヒロインが数多く生まれるはずです。これまでのメダリストの多くが、地元や日本全国のあこがれとなり、人材育成に貢献し、結果として大きな経済効果をもたらしてきました。それは今回の東京大会も同じになるはずです。</p><p> コロナ禍に苦しめられた今大会だからこそ、アスリートやパラアスリートをリスペクトして、暖かく応援する日本人は増えてくると思います。私は同じ公園で練習されている、パラアスリートの道下美里さんをリスペクトし、一生懸命応援しています。それは大会期間中から大会が終了しても、必ず経済効果として繋がるはずです。</p><p> 最後に東京大会以前の8回の五輪を経済の面から見てみると、すべての国で大会開催後の経済成長率は開催前を上回っており、大会開催1年後の株価は8回中7回でプラスになっています。今回の東京大会はコロナ禍で、過去に比べて条件は厳しい中ですが、それでも、経済的にみれば成功を収めると私は考えています。</p><h2>FM福岡で毎日放送中!「トゥデイズマーケットインフォメーション」</h2><div class="img-container"><img src="/cdn.qurate.cloud/2020/09/15/19/01/35/0a0e2bdd-0059-4254-84dd-4a5af02d5af5/pixta_46943517_s.jpg" alt="FM福岡で毎日放送中!「トゥデイズマーケットインフォメーション」" link_href="" link_target=""></div><p>最後に私が毎日マーケットについてコメントをしている、FM福岡の放送内容を紹介いたします。</p><div class="q-handwriting-border additionalClassesSet " style=""><p> 先週の日本株は大きく下落して、今年度3度目の日経平均27千円台となりました。しかし、週末の米国株市場が最高値を記録したことや、五輪の無観客・東京都の緊急事態宣言等を織り込んだこと、決算を発表した安川電機が市場予想をはるかに上回る好決算だったことなど好材料が揃い、今週の日経平均は600円を超える上げで始まっています。安川電機やファナックなどの設備投資関連株が高く、ソニーなど好業績への期待の高い銘柄も大幅高で始まっています。</p><p> 今年後半の金融市場には、2つの大きな課題があります。米国の金融政策の行方と衆院選を控えた日本の政治です。先週までに米金融政策や、東京五輪とコロナの不透明感に加えて、東京都議選を交えた日本の政治不安から下落したことで、2つの大きなリスクはほぼ織り込みました。これまで悲観が先行していた東京市場は、これから日本企業の好業績を評価する明るい動きになりそうです。(7月12日放送分)</p></div>
<h2>明日の日本は今日より良くなる?(SDGs)</h2><div class="img-container"><img src="/cdn.qurate.cloud/2021/04/05/12/03/22/491e46a8-fe10-41d9-81d8-6e824dcfd183/pixta_61350509_m.jpg" alt="明日の日本は今日より良くなる?(SDGs)" link_href="" link_target=""></div><p>NHKの大河ドラマ「晴天を衝け」が好調のようです。江戸時代から近代社会に激変した維新から明治にかけての時代は、コロナで生活の環境が激変した今と共通するものがありそうです。その厳しい時代におよそ500の会社を設立して(今も上場企業としてたくさん残っています)、日本経済に多大な功績を残した渋沢栄一の言葉には、150年も前の日本人とは思われないものがたくさんあります。特に私が感銘を受けたのは、「その経営者一人がいかに大富豪になっても、そのために社会の多数が貧困に陥るようなことでは、幸福は継続されない。」というものです。まさに「誰一人取り残さない」というSDGs(持続可能な開発目標)と同じメッセージを、はるか昔に渋沢は発していました。日本資本主義の父といわれる渋沢の会社を作るときの思いや、祖国日本に対する気持ちの源流がこの言葉に込められていると思います。</p><p>コロナ禍で私たちに見えてきたものは、(1)人の命と健康の大切さ、(2) IT技術・デジタル化の有益性、(3)持続可能な社会(SDGs)の重要性です。私たちはコロナ感染拡大により、人の命と健康の大切さを改めて学び、治療薬やワクチンの開発が急務であることを実感しました。IT技術が新しい生活様式では最重要のツールであることも再認識しました。そして最後に最も大事なことは、「持続可能(サステナブル)な社会」がいかに尊いことかを身に染みて感じたことです。このため、今回のコロナ禍で世界には新たな目標である「SDGs(持続可能な開発目標)」の考え方がより深く浸透しているのだと思いますし、渋沢の言葉の大切さが胸に染入るのだと思われます。</p><p> SDGsが目標だとすると、株式市場で今猛烈な勢いでメインストリームになりつつあるESG投資は、目標を達成するための手段になります。ESGとはE(環境)企業が環境に配慮しているか。S(社会)は女性活躍推進や地域貢献など社会に貢献しているか。G(企業統治)は収益を挙げつつ不祥事を防ぐ経営をしているかになります。資産運用の分野では、このESG投資が今後ますます重要性を増すことになりそうです。</p><p> 新型コロナの感染拡大が収まらないなか、日本、中でも九州は記録的な豪雨による被害に毎年苦しめられています。過去に経験したことのないこうした災いの発生は、気候変動による影響が大きいとされ、地球規模の対策が急務になっています。社会の持続性に焦点をあてたSDGsとESG投資は、コロナと共生せざるを得ないこれからの世界では、株式市場でも最も重視されるメインストリームに浮上してゆくと思います。</p><h2>FM福岡で毎日放送中!「トゥデイズマーケットインフォメーション」</h2><div class="img-container"><img src="/cdn.qurate.cloud/2020/09/15/19/01/35/0a0e2bdd-0059-4254-84dd-4a5af02d5af5/pixta_46943517_s.jpg" alt="FM福岡で毎日放送中!「トゥデイズマーケットインフォメーション」" link_href="" link_target=""></div><p>最後に私が毎日マーケットについてコメントをしている、FM福岡の放送内容を紹介いたします。</p><div class="q-handwriting-border additionalClassesSet " style=""><p> 大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公渋沢栄一に関心が高まっています。150年も前に活躍した経済人がブームになるのは、コロナ禍の今の時代の変化が渋沢栄一的な考え方を求めているからだと思います。渋沢さんは「その経営者一人がいかに大富豪になっても、そのために社会の多数が貧困に陥るようなことでは、幸福は継続されない」と「誰一人取り残さない」という今のSDGsやESGと同じメッセージを150年前に発しています。渋沢さんの言葉は、今日よりも良い明日の日本を拓こうと努力しなさい、という未来志向の考え方です。(6月14日放送分)</p></div>
<h2>株価調整局面で年末の株価を予測する</h2><div class="img-container"><img src="/cdn.qurate.cloud/2020/11/10/16/55/59/e664c8ee-02f6-416d-a9c2-6c6c088a5b93/pixta_47759491_s.jpg" link_href="" link_target=""></div><p>新年度に入り欧米株式が上昇するなか、日本株はさえない動きが続き、足元では欧米でワクチン接種が進み、景気過熱からインフレの心配まで起きて、欧米株式が調整局面に入ると、日本株は欧米株以上に下落幅が大きくなっています。</p><p> もともと5月は「セル・イン・メイ(株は5月に売りなさい)。」という諺(ことわざ)が欧米では有名で、日本でも決算発表で保守的(慎重)な業績見通しを、期初に示す企業が多いことから、初夏から初秋までは投資に向かない時期と言われています。</p><p> 今年も例年通りの5月の売りが出て、日経平均は急落し、27,448円と昨年末の水準27,444円と同水準まで下落(13日)し、3度チャレンジした30,000円定着はかなり遠くなってしまい、「株はバブルだ」と主張していた人達からは「やっぱり」という言葉が出ているようです。</p><p> しかし、一旦株が調整局面に入り、仕切り直しになった現時点で、マーケットの今後を予測することは、せっかく投資を始める人が増加している、今の時期・今の日本では意義があることではないかと思います。</p><p> まず、新年度以降の日本株の不振の要因は、ひとえに国際的にみたワクチン接種の遅れにあります。米国がマスクなしの生活を容認した今、コロナ新規感染者増に苦しむ日本の周回遅れは奇異にすら映り、これでは外国人の投資意欲が日本に対して向くわけはありません。</p><p> しかし、周回遅れとはいえ、日本でもワクチン接種の進捗が見え始めれば、徐々に景気も明るさを増すはずです。まして、今年の世界経済は、米中がけん引して6%台の高成長といわれており、世界の景気敏感株といわれている日本株も、遠くない時期に脚光を浴びるはずです。</p><p>世界的な低金利環境の中で景気回復が鮮明になれば、株式等の資産価格に上昇圧力がかかるのは当然です。1970年以降で日本の景気が底を付けたことが9回ありますが、翌年の日経平均の変化率の平均は22.5%のプラスです。今回にあてはめれば、今年年末の日経平均は33,618円になります。</p><p>今年度の企業業績は40%前後の増益が予測されており、22.5%という上昇率はむしろ控えめといえるかもしれません。今回のような株価の下落した局面では、少し強気のスタンス(投資姿勢)をとってみることも、今年の場合は有効といえそうです。</p><h2>FM福岡で毎日放送中!「トゥデイズマーケットインフォメーション」</h2><div class="img-container"><img src="/cdn.qurate.cloud/2020/09/15/19/01/35/0a0e2bdd-0059-4254-84dd-4a5af02d5af5/pixta_46943517_s.jpg" link_href="" link_target=""></div><p>最後に私が毎日マーケットについてコメントをしている、FM福岡の放送内容を紹介いたします。</p><div class="q-handwriting-border additionalClassesSet " style=""><p> GW(ゴールデンウィーク)を挟んだ日本株市場は重苦しい値動きが続き、史上最高値更新を続ける米国やドイツ株との格差が広がっていました。これは台湾問題や中国の人権問題が意識されたことや、GWを控えていたこともありますが、何といってもワクチン接種が極めて遅いことが投資家に嫌気されたためです。しかし、欧米市場では国内のワクチン接種比率が10%を超えると、株価が上昇に転じています。福岡での感染拡大は心配ですが、日本の株式市場が上昇を再開する時期は遠くないと思います。(5月10日放送分)</p></div>
<h2>これからの日本はどうなる?</h2><div class="img-container"><img src="/cdn.qurate.cloud/2020/09/15/19/00/58/770b25d9-747b-4e6f-bf36-b2110d4a20ce/pixta_64071024_s.jpg" alt="これからの日本はどうなる?" link_href="" link_target=""></div><p> コロナ禍での2度目の新年度が始まりました。昨年の4月はコロナ第1波の緊急事態宣言下で、博多駅は閑散としていましたが、もはや遠い昔のようにも思えます。<br>新年度の日本は、まん延防止措置で相変わらずの騒ぎです。しかし、世界を見渡せば、ワクチン接種が進んだ国では、徐々に「アフターコロナ」が意識され、英国のジョンソン首相は「パブでビールを飲もう」と、本人がコロナで重態になったうっ憤を晴らす、リベンジ消費の典型といえる呼びかけをしています。</p><p> 4月6日に発表されたIMFの世界経済見通しでは、ワクチンの普及と米国の積極的な財政政策がドライバーとなり、2021年の世界経済は1月の見通しに比べて0.5%上方修正され、前年比+6.0%の高い成長見通しになりました。しかし、肝心の日本経済はわずか0.1%の上方修正で、+3.3%と昨年の▲4.8%の落ち込みを取り戻すことが出来ません。<br>それでも3%成長は久々の高成長になりますし、日経平均株価が30年ぶりの水準にまで上昇していることもあって、コロナ以前の閉そく感の強い日本経済の状況からは、少し変化の兆しが感じとれるように思います。</p><p> 経済の世界では景気には波動があるとされます。40か月のキチンサイクル、10年のジュグラー、20年のクズネッツ、技術革新のコンドラチェフの波は50年です。<br>日本の場合は社会的にも、15年、25年、30年周期の波動がよく語られます。私は中でも30年周期が、日本の近代社会の変化を良く表していると考えています。</p><p> 1900年からの30年間は、日露戦争から始まる「坂の上の雲」に代表される日本の「上り坂」の時代。逆に1930年からの30年間は軍国主義と戦後復興に苦しむ「下り坂」。1960年からの30年間は日本社会が最も輝いていた、高度成長の「繁栄への上り坂」。そして、1990年からの30年間は「失われた20年」を経た衰退と不安の「急降下の下り坂」でした。<br>2020年は新型コロナウイルスの年として歴史に残りそうですが、今年以降の30年間はどうなるのでしょうか。これまでの交互の順番からいえば、「上り坂」の30年になるはずですがどうでしょう。<br>これまでも繰り返し指摘されていることですが、成功体験の記憶から抜けきれない戦後システムを、今度こそ本当に変革することが出来るかが、次の30年間の日本社会を決めることになります。<br>しんどい時代になることは確かでしょうが、新しい時代の芽や次の30年間のヒントは、既に日本経済に見えています。SBGの孫社長の破天荒に世界で戦う姿勢ほどではなくとも、日本企業はハイテク企業だけでなく、内需型企業でも「世界で稼ぐ」実績を積み重ねています。それは貿易黒字に依存していた戦後型の経済から、第一次所得収支(海外子会社からの配当金等)で稼ぐ、現在の日本の海外での黒字形態に如実に反映されています。</p><p> 今年2月に日経平均株価は30年ぶりに3万円を付けましたが、日本企業の「稼ぐ力」の強さにより、株価は今の3万円に近い水準でも欧米諸国と比べると、「割安」といえる状況にあります。<br>「これから30年間の日本は繁栄の時代(上り坂)になる。」と断言したいところですが、今は、(私たちが歯を食いしばって頑張れば)これからの30年は「上り坂になる可能性が高い」くらいには言ってみてもよさそうです。</p>
<h2>アフターコロナの日本経済を展望すると</h2><div class="img-container"><img src="/cdn.qurate.cloud/2021/03/18/10/04/12/1b538e11-ddcb-4d76-91a2-c88d7e1c618f/pixta_66407833_m.jpg" alt="アフターコロナの日本経済を展望すると | 西日本シティTT証券チーフアナリスト 松本義一郎" link_href="" link_target=""></div><p> お正月の当ブログで、コロナ後の世界経済を展望して、「つらいコロナ禍の我慢の後は、元の平時に戻るのではなく、反動で明るい経済状況になる」と予測しました。2か月が過ぎて、ワクチンが普及し始めた世界は、まさにその方向に向かっているようです。</p><p> しかし、一番肝心なことは、アフターコロナで日本経済がどうなるかということです。歴史を振り返ると、コロナのようなパンデミックは二つの教訓をもたらしてきました。一つは、パンデミックの後には、それ以前とは大きく異なる社会が訪れること。二つ目は、パンデミックの混乱によりその社会が持つ弱点が表れることです。</p><p> 今回のコロナ禍の日本では、まさに二つ目の「デジタルシフトの遅れ」という弱点が露呈しました。しかも一つ目の、コロナ後のこれまでと大きく異なる社会とは、デジタル資本主義の世界です。今まで日本が一番できていなかった方向に世界は向かうことになります。</p><p> それでは、コロナ後の日本経済には期待できないのかと問われれば、私は「NO」と答えます。日本人の特性は目標が決まれば、それを達成するために、一丸で全力を尽くすことにあります。デジタル対応も、明治維新や戦後の復興のように、世界に追いつき追い越すことができるはずです(文系の人間が理系の仕事をなんとかこなすのが、日本人の特性の一つといわれています)。</p><p> デジタルシフトとは別の話ですが、アジアの金融センターとして繁栄してきた香港が、中国化により落日を迎えることも、日本の大きなチャンスになります。ポスト香港を東京が担うことは、世界からの強い要求になるはずです。中国への対抗軸としての日本に対する期待は、米国だけではなく世界の先進国からの願いといえます。</p><p> コロナ後の日本の評価を象徴する存在になると私が(勝手に)思っているのは、一昨年決定した次の紙幣の顔となる三人です。1000円札は破傷風の治療法を確立し、ペスト菌を発見した、日本の医療のシンボル、北里柴三郎です。5000円札は津田梅子で、女性の教育や社会進出、女性が活躍する社会のシンボルです。そして10,000円札は大河ドラマ「晴天を衝け」の澁澤栄一です。澁澤さんは、まさに日本経済の父ですから、アフターコロナの日本経済が再興することを、応援してくれることになります(と私が勝手に思っています)。そう考えれば、2月に日経平均株価が30年半ぶりに30,000円台に到達したことも、アフターコロナの日本経済を前向きに評価してのことと考えられます。</p><p> アフターコロナの日本経済には大きなチャンスが待っていると思われます。しかし、そのチャンスを活かせるかどうかは、私たちのこれからの頑張りにかかっているようです。</p><h2>FM福岡で毎日放送中!「トゥデイズマーケットインフォメーション」</h2><div class="img-container"><img src="/cdn.qurate.cloud/2020/09/15/19/01/35/0a0e2bdd-0059-4254-84dd-4a5af02d5af5/pixta_46943517_s.jpg" alt="FM福岡で毎日放送中!「トゥデイズマーケットインフォメーション」" link_href="" link_target=""></div><p>最後に私が毎日マーケットについてコメントをしている、FM福岡の放送内容を紹介いたします。</p><div class="q-handwriting-border additionalClassesSet " style=""><p> 今年のNHKの大河ドラマ晴天を衝けが始まりました。日本経済・資本主義の父といわれる渋沢栄一を描くもので、第1回は子役の演技力が話題になっていました。渋沢栄一といえば、3年後から使用される次の1万円札の顔にもなります。次の紙幣は千円札が日本の医療のシンボル北里柴三郎で、五千円札は津田梅子と、女性の教育や社会進出のシンボル、そして1万円が経済の渋沢栄一と、紙幣の顔はまさに、これからの日本が進むべき道を象徴的に物語っているといえます。日経平均が3万円をつけた日本経済には、意外に明るい未来が開けているのかもしれません。(2月17日放送分)</p></div>