教えて!かけいぼ相談室|日々の生活費や将来の教育費等が心配…対策は?

教えて!かけいぼ相談室

相談者:Mさん(福岡県在住)

夫29歳(公務員)、妻29歳(主婦)、長女3歳、次女1歳

Q. 日々の生活費や将来の教育費等が心配…対策は?

将来の教育費や老後の生活費などが少し心配です。

 教育費については、「国公立大学の学費・一人暮らしの引っ越し代と仕送り」にかかる費用はこちらですべて負担したいと考えていますが、二人分となるとかなりの額になるため、今の生活で対応できるのか不安です。

 生活費については、私(夫)の口座振替支出が多いので、妻には食費と小遣いその他を給料日に振り込んでいます。電気代が少し高いかなとは思うくらいで、全体的に低く抑えることができているつもりですが、もっと削るべき部分はありますか。

 投資は私の担当ですが、個別株の割合が大きいため、少しずつ米国ETFか投資信託に移そうと考えています。資金を移す際は、妻のNISA枠やジュニアNISA枠を使いたいです。

 職業の特性や福利厚生の充実さから、ある程度の普通預金以外は投資に回し、民間生命保険も最低限のものとしていますが、投資を抑制して普通預金を増やした方がよいのでしょうか。

 お金がかかることはたくさんあるため、将来に向けてさまざまな準備をしたいと考えていますので、ご指導のほど、よろしくお願いします。

A. 投資枠を縮小し、個別株は10銘柄以下に絞って

子ども名義で安全資産を持ち、電気代、雑費も把握・分析を

 お便りによれば、夫のあなたが家事育児にもしっかり関わり、家計全般をコントロールする役割を担っているようです。キャッシュレス支出と貯蓄の管理は夫、現金でのやりくりは妻、というのは良い連携ですね。

 生活費の削減についてですが、電気代が高めとお感じなら、原因を考えて対策を講じるべきです。

 外食やレジャー、帰省費はその気になれば削減できそうですが、必要性が高ければ有効に使いましょう。誕生日プレゼントやプチぜいたく用の特別費も同様です。他に優先すべき支出が発生したら、見直す候補と心得ておいてはいかが?

 雑費は管理しきれない支出を想定した予算枠のよう です。そうであれば、「予備 費」として予算計上し、決算 時に使途不明金がいくら出たかを毎月把握・分析して、 改善に役立てましょう。

 次に資産運用面ですが、 金融資産の8割が投資、とは大胆すぎます。投資先進国の米国人の平均が約5割です。投資枠の縮小をおすすめします。

 教育資金づくりにジュニアNISAを使うのはよいですが、子ども名義で定期預金や個人向け国債などの安全資産を持っておくべきです。

 投資歴は3年とか。熟練 者でも30銘柄を超える個別 株に目配りするのは至難の 業です。10銘柄以下に絞りましょう。ETF、投資信託も含め、値動きの異なるものをうまく組み合わせて、全体の損益をコントロールしてください。また、投資に慣れてきた今こそ、相場急落への備えが必要です。投資枠内でフル投資せず、安く買うための資金待機を― 。

回答者 高橋伸子さん

生活経済ジャーナリスト。長年にわたり国の各種審議会委員を歴任。

消費者の声を国や企業に届ける活動にも注力。

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転載元:

「リビング北九州・熊本・かごしま」2021年3月27日号掲載

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