福岡の食の達人である弓削聞平さんの編集・出版事務所「聞平堂」とのコラボ企画。9月19日(土)発売予定の「価格で探すご褒美ランチ」掲載店から選りすぐりのお店を、9月23日(水)まで毎週水曜日に1軒ずつ計8軒、「Go!Go!ワンク」の読者の皆さまへいち早くご紹介します!第8回は、福岡市南区高宮のフランス料理店『食堂セゾンドール』です。九州食材と向き合い、そのおいしさを最大限に表現する。 山口県下関市や福岡県直方市のホテルやレストランで研鑽を重ねた前山仁シェフが、地元である佐賀県唐津市呼子町に『セゾンドール』をオープンさせたのは2002年のこと。目の前には海が広がり、すぐ近くには農家がある——食材に恵まれたこの土地で、唐津の食材を使ったフランス料理は瞬く間に評判となり、福岡市内や東京などからファンが訪れるほどの人気店となった。 「当時は地元周辺の食材しか使いませんでした。けれど、料理を追求すればするほど、九州の食材のポテンシャルの高さを感じるようになったんです。九州の食材を使うのであれば、呼子ではなく福岡だと考え、2015年12月、福岡市内に移転オープンしました」。 店を構えたのは福岡市南区の高宮通り沿い。天神や博多駅からは少し離れたエリアである。けれど、呼子時代のお客は半分以上が福岡市内から訪れていたこともあり、「呼子に行くより近くなった」と喜ばれているそうだ。また、この移転に合わせて店名に“食堂”と掲げた。それは、もっと気軽に利用して欲しいという前山シェフの思いがあったからという。 呼子時代と大きく異なるのは、肉や野菜をメインに据えた料理が増えたこと。そして、魚を寝かせるようになったことだ。「以前は目の前が海でしたし、お客様も新鮮なお魚を使った料理を求めて来られていました。けれど、現在は九州、さらには中四国の生産者の皆さんと出会い、その中には魅力的なお肉や野菜を作られている方もたくさんいますから。福岡市内に移ったことで、お客様から魚料理だけを求められることもなくなりましたし、寝かせて美味しいお魚があることも知って欲しいと考えるようになりました」。 メニューは昼夜ともにコースのみ。なかでも、ランチのおまかせコース(5000円)は、その品数の多さやコストパフォーマンスの良さが評判となり、同業者からも一目置かれる存在となっている。「一つひとつの食材と向き合い、それぞれの食材を最大限に活かしたいと考えていたら、いつのまにか品数が増えてしまったんですよ」と前山シェフ。とはいえ、一皿ごとのボリュームは少なめで、食材本来の味を活かしたやさしい味わいのため、女性や年配の方もペロリと完食してしまう。 また、料理に合わせた酒を一皿ごとに提案するペアリングのオーダーも可能。フランス料理といえばワインと合わせるイメージだが、こちらでは日本酒も登場するなど、これまでになかった提案をしてくれる。おまかせコース5000円(税別)前菜7品・魚料理・肉料理・パン・デザート・コーヒー島原産新タマネギの旨味が凝縮した「新タマネギ クリームキャビア添え」。スポイドでオリーブオイルをたらしていただく。パセリのビスキュイを纏ったブータンノワールと酸味のあるいちじくの組み合わせが絶妙。軽やかな食感の「とうもろこしのベニーエ」は帆立とともに。パートブリック(小麦粉を原料としたシート)を細くカットして揚げたものに鳥取産真鰯を載せた爽やかな味わいの一品。熊本産の鮎のサラダはスイカのガスパッチョをソースのようにつけていただく。唐津産の車海老はホワイトアスパラガスのソースとサマートリュフを添えて。ひじきで作ったソースでいただく「対馬産穴子のポワレ」。3日間寝かせることで旨味が増した「高知産のまながつおのロースト」は、サフラン風味のマナガツオのコンソメと蕎麦の実を添えていただく。煮込み料理でありながら重さを感じさせない「黒毛和牛のラグー カフェ・ド・パリ風」。さまざまな素材の香りが融合した「桃 ブラックベリー ミント風味のパンナコッタ」コースの最後はすっきりした味わいの「抹茶 生キャラメル」が登場。店内の雰囲気厨房はまるでステージのよう。目の前で料理が生み出されていく臨場感も楽しめる。(DATA)住所:福岡市南区高宮1-3-32 高宮第2オークマンション1F電話:092-524-0432営業時間:12:00〜OS13:00/18:00〜OS20:00(昼夜ともに要予約)定休日:不定席数:20席個室:なしカード:可URL:http://saisondor.jp文/寺脇 あゆ子、撮影/藤野 拓人「価格で探すご褒美ランチ」では約70軒の選りすぐりのお店が掲載されていますので、予算やシーンに合わせたご褒美ランチに活用してください。9月19日(土)に福岡県内各書店・福岡市内コンビニエンスストア・Amazon・聞平堂オンラインショップにて発売予定です。あわせて読みたい■第1回:福岡市早良区西新の中国料理店『中国菜 KHAOS(カオス)』■第2回:福岡市中央区高砂のフランス料理店『Cochonique(コチョニーク)』■第3回:福岡市中央区薬院のイタリア料理店『Trattoria Del Cielo(トラットリア・デル・チェーロ)』■第4回:福岡市中央区薬院のフランス料理店『 le sud(ル・シュッド)』■第5回:福岡市博多区御供所町の日本料理店『石堂橋 白つぐ』■第6回:福岡市中央区天神のイタリア料理店『リストランテ Kubotsu』■第7回:福岡市博多区対馬小路の日本料理店『馳走 なかむら』※本記事に掲載している情報は2020年7月現在のものです。諸般の事情によりメニュー・価格・営業時間・定休日などのデータが変更になる場合がございますので、お出かけになる前に電話等でご確認いただくことをお勧めします。
福岡の食の達人である弓削聞平さんの編集・出版事務所「聞平堂」とのコラボ企画。9月19日(土)発売予定の「価格で探すご褒美ランチ」掲載店から選りすぐりのお店を、9月23日(水)まで毎週水曜日に1軒ずつ計8軒、「Go!Go!ワンク」の読者の皆さまへいち早くご紹介します!第7回は、福岡市博多区対馬小路の日本料理店『馳走 なかむら』です。“本物”の豊かさとともに、旬の極みを愉しむ 料理だけでなく、その店で触れるすべてのことが馳走になる──。ミシュランガイド2つ星に輝く『なかむら』で待つのは、心にまで滋養を与えてくれそうな豊かな時間だ。 玄関を開けた瞬間にそれは始まる。まず目に留まるのが、店内を風流に彩る品々の存在。伝統習俗を踏まえた有職飾りがあれば、夏は滝の掛け軸の下に鮎の置物を配するといったユーモアを含んだものも。四季の訪れの喜びを告げる、粋なもてなしである。 山居の趣きを街なかに再現した数寄屋造りの内装も秀逸。カウンター席から眺める板場には料亭の品格と台所の親しみが漂い、重厚な個室では渋い洗練と安らぎが待つ。京都で名店を多く手がけてきた建築家による設計は、どこを切り取っても簡素にして豪奢。その調和の妙は、どこか店主・中村亨さんの料理にも似ている。 120年余の歴史を紡ぐ奈良の料亭「菊水楼」で研鑽すること5年半。そこで学んだものに自身の感性や解釈を加え、料理を通して和の心を表現する料理人だ。全国の旬の極みを生かしたコースは起伏と緩急に富み、絶妙のバランスで滋味の世界を織りあげる。あらゆる要素を見事なハーモニーに昇華した懐石は静かな高揚さえはらむよう。茶の湯の遊び心を持つ種々の器や、優美で凝った盛り付けにもため息が漏れる。 「例えば厳格なルールがある茶道に対し、そこから自由に逸脱できるのが僕ら料理屋の強み。常に歴史や文化を学び、それをどう料理と調和させるかに努めています」。そんな向上心を追い風に、日本の伝統や四季の耽美を表現し続ける『なかむら』。とりわけ料理やしつらえから伝わる“本物”の空気に、名状しがたい温もりを覚える人も多いだろう。 「僕が考える“本物”とはブランド品のようなものではなく、心・伝統・作法など、昔の日本人が本当に大事にしてきたものです。年に12回、店内の飾りや器をこまめに変えるのもそのため。“日本文化の担い手”という意識はありませんが、結果的に僕らの取り組みがそれを守る一助になれば嬉しいですね」。 この真摯な想いは、もちろん昼懐石にも込められる。量と価格は夜より抑えめながら、懐石料理の醍醐味は満点。「昼間は比較的静かな雰囲気なので、穏やかに過ごしていただけますよ」と中村さん。近年めっきり得難くなった、純度の高いひと時を堪能したい。おまかせコース 10000円(※サービス料3%別)先付、お椀、向付、八寸、牛肉、炊き合わせ、ご飯、水物、お菓子、抹茶サッパリした酢の物でコース開幕。これは生姜酢で鮑と白ずいきを和えたもの。コクのある鱧の出汁で仕立てたお椀。とろりとしたじゅん菜の取り合わせも良い。向付は基本的に2皿で構成。まずは高級魚のオコゼの造りから。もう1皿はマスの造り。琵琶湖の天然物で、全国的にも希少な素材だ。八つ橋に見立てた盆に、旬の味覚をちりばめた八寸。笹すし、山桃、蛸の山椒煮など(写真は2人前)。鹿児島黒毛和牛のイチボは極上の弾力。醤油と蜂蜜で作った甘めのタレとも相性抜群。賀茂茄子、白髪ねぎ、車海老のあられ揚げで構成した炊き合わせ。この日は香り豊かなとうもろこしご飯を提供。香の物と汁物付き。旬のフルーツはマンゴー、ブドウ、さくらんぼを。ほっこりする甘さの水無月は、6月の品書きらしいセレクト。贅沢な余韻に浸りながら、最後は抹茶をごゆるりと。(DATA)住所:福岡市博多区対馬小路2-10電話:092-292-7663営業時間:11:30~14:00/18:00~22:00(昼夜共に要予約)定休日:日曜、月曜(夜は隔週営業)座席:カウンター7席個室:2~7名カード:可URL:http://www.chisou-nakamura.jp文/葉山 巧、撮影/平川 雄一郎「価格で探すご褒美ランチ」では約70軒の選りすぐりのお店が掲載されていますので、予算やシーンに合わせたご褒美ランチに活用してください。9月19日(土)に福岡県内各書店・福岡市内コンビニエンスストア・Amazon・聞平堂オンラインショップにて発売予定です。あわせて読みたい■第1回:福岡市早良区西新の中国料理店『中国菜 KHAOS(カオス)』■第2回:福岡市中央区高砂のフランス料理店『Cochonique(コチョニーク)』■第3回:福岡市中央区薬院のイタリア料理店『Trattoria Del Cielo(トラットリア・デル・チェーロ)』■第4回:福岡市中央区薬院のフランス料理店『 le sud(ル・シュッド)』■第5回:福岡市博多区御供所町の日本料理店『石堂橋 白つぐ』■第6回:福岡市中央区天神のイタリア料理店『リストランテ Kubotsu』※本記事に掲載している情報は2020年7月現在のものです。諸般の事情によりメニュー・価格・営業時間・定休日などのデータが変更になる場合がございますので、お出かけになる前に電話等でご確認いただくことをお勧めします。
福岡の食の達人である弓削聞平さんの編集・出版事務所「聞平堂」とのコラボ企画。9月19日(土)発売予定の「価格で探すご褒美ランチ」掲載店から選りすぐりのお店を、9月23日(水)まで毎週水曜日に1軒ずつ計8軒、「Go!Go!ワンク」の読者の皆さまへいち早くご紹介します!第6回は、福岡市中央区天神のイタリア料理店『リストランテ Kubotsu』です。九州の食材にリスペクトした クリエイティブな創作料理 天神の真ん中にある警固公園に面したビルの4階。エレーベーターを降りると、六角形をモチーフにした美しい大川組子のレセプションカウンターがゲストを迎えてくれる。窪津朋生シェフは「ひらまつ」グループの中で早くから嘱望され、31歳にして前身である「リストランテASO 天神」の料理長に就任。2018年に自らの名前を冠したリストランテとして、リニューアルオープンした。その際、内装や備品などにも地元九州の伝統工芸品を積極的に取り入れ、名実ともに地産地消を体現するイタリア料理店として生まれ変わった。 窪津シェフの料理を支えているのは、九州各地の農家や漁師、畜産家などの生産者が情熱を持って栽培、漁獲、飼育してきた食材の数々。シェフに就任した当初は仕入れに苦労したというが、労をいとわずに自ら足を運んで訪ね歩いて信頼関係を築いてきた。 「九州で今一番おいしい料理を味わってほしい」という言葉どおり、その時に一番美味しく食べられる食材を厳選。イタリア料理を基本にしながら、食材の良さを引き出すためにありとあらゆる技法や調理法を駆使してクリエイティビティに溢れた料理に仕立ていくのが真骨頂だ。目の前の食材と真摯に向き合い、決して手間を惜しむことなく卓越した一皿として完成させるまでには、美味しい料理を食べてほしいという思いと同時に食材を提供してくる生産者への敬意が込められている。 窪津シェフの九州に対するリスペクトは、食材の生産者だけにはとどまらない。唐津焼の器や大川組子のテーブルウェア、博多織のファブリックなど伝統工芸の作家や、園芸家・フローリストともコラボレーション。空間の設えから料理の盛りつけにいたるまで、細部にわたって常に新鮮なアイデアと驚きに満ちあふれている。 また、この5月からは「ひらまつ」グループ全店で、新しい食の安全基準を定めた独自の「Hiramatsuスタンダード」を制定。衛生管理・ソーシャルディスタンス・換気などの観点からテーブル数を減らして間隔を空け、誰もが安心して食事ができるように配慮されている。 ランチは4000円・6000円のコースに、シェフおまかせコース(10000円~)の3種類。その時々のメニューには食材の産地や生産者が明記されているので、頭の中に九州の地図を思い浮かべながらそれぞれの土地柄に思いを馳せつつ食べ進めるのも楽しい。「リストランテKubotsu」ランチコース:Menu Gioia4000円(税別・サービス料13%別)アミューズ・前菜・パスタ・肉料理・パン・デザート・小菓子・コーヒースイカを凍らせたグラニテとゼッポリ(揚げパン)のアミューズ。熊本県産梅山豚をスモークした自家製ベーコンと島原松本農園のトウモロコシを使った冷製スープ。宮崎県土々呂産しらすと焼ハモのスパゲティーには実山椒の香りをアクセントに。メインのフランス産乳のみ仔羊の煮込みとトウガンなど九州の季節野菜を添えて。デザートの盛り合わせ(バニラアイス・カボチャのムース・パンナコッタ)。大川組子のプレートに乗せた小菓子。(DATA)住所:福岡市中央区天神2-5-55レソラ天神4F電話:092-724-0600営業時間:11:30~OS13:30(土日祝はOS14:00)/17:30~OS20:30定休日:火曜座席:50席個室:2~10名URL:https://www.hiramatsurestaurant.jp/kubotsu/文/江月 義憲、撮影/山田 トモフミ「価格で探すご褒美ランチ」では約70軒の選りすぐりのお店が掲載されていますので、予算やシーンに合わせたご褒美ランチに活用してください。9月19日(土)に福岡県内各書店・福岡市内コンビニエンスストア・Amazon・聞平堂オンラインショップにて発売予定です。あわせて読みたい■第1回:福岡市早良区西新の中国料理店『中国菜 KHAOS(カオス)』■第2回:福岡市中央区高砂のフランス料理店『Cochonique(コチョニーク)』■第3回:福岡市中央区薬院のイタリア料理店『Trattoria Del Cielo(トラットリア・デル・チェーロ)』■第4回:福岡市中央区薬院のフランス料理店『 le sud(ル・シュッド)』■第5回:福岡市博多区御供所町の日本料理店『石堂橋 白つぐ』※本記事に掲載している情報は2020年7月現在のものです。諸般の事情によりメニュー・価格・営業時間・定休日などのデータが変更になる場合がございますので、お出かけになる前に電話等でご確認いただくことをお勧めします。
福岡の食の達人である弓削聞平さんの編集・出版事務所「聞平堂」とのコラボ企画。9月19日(土)発売予定の「価格で探すご褒美ランチ」掲載店から選りすぐりのお店を、9月23日(水)まで毎週水曜日に1軒ずつ計8軒、「Go!Go!ワンク」の読者の皆さまへいち早くご紹介します!第5回は、福岡市博多区御供所町の日本料理店『石堂橋 白つぐ』です。足し過ぎず、引き過ぎず旬を生かす誠実な仕事に心酔 九州の玄関口として賑わうJR博多駅。ここから北へ10分も歩けば、由緒ある寺院が建ち並ぶ博多区御供所町に入る。中世日本の外交施設であった「妙天寺」や日本初の禅宗寺院「聖福寺」など名高い史跡が集まるエリアだが、高名な寺院も現代の商店や民家も、互いの領域を侵すことなく同じ町に在る。いつ訪れても観光地然としていない路地の雰囲気がとてもいい。 この町に、かつて博多区の石堂橋近くに構えていた『白つぐ』が移転したのは2012年のことだ。店主の白次亮一さんの料理への想いは創業時から変わらない。「和食の基本に忠実に、できるだけシンプルに。折々の季節を感じていただけるように」。何事においても足しすぎず、引きすぎず。どの一品も口へと運べばしみじみと心に沁みる。身体に優しい和の食材、その奥に潜む持ち味を丁寧に引き出さんとする誠実な仕事が多くの食通から支持されてきた。 ことさらに印象深いのが旬魚の多様な味わい。豊かな海に囲まれた日本の料理に魚介類は欠かせない。こちらのコースの場合は八寸から酢の物まで、いずれもどこかにその季節の海の幸が盛り込まれており、それぞれの個性を生かす技の的確さ、細やかさに心酔する。ぜひ季節の日本酒と合わせて楽しんでいただきたい。 美しい盛り付けや繊細な風味は、もちろんプロの料理人ならではの技の結晶。ただ、「家庭でも和食を通してより豊かな時間を過ごしてほしい」との思いから、『白つぐ』は店で使用する調味料や吸い地、酢味噌、ポン酢などの基本的なレシピをホームページで公開している。古くから受け継がれてきた日本の食文化の知恵を晴れの日のご馳走だけではなく、日常の中にこそ活かし、愉しんでほしいという店の願いが感じられる。 御供所町に移転して8年。玄関を彩る緑はのびのびと育ち、土の塗り壁や木の建具は歳月とともに味わい深さを増している。隣接する「東長寺」の庭を借景にした店内や、気持ちのいいサービスも、ここで過ごす時間を特別なものにしてくれる。1階はテーブル席の他、1人でも気兼ねなく食事ができるカウンター席も。2階の個室は子ども連れでの食事や親族が集まる顔合わせ、法事の席にも喜ばれている。どのようなシーンで利用しても、誰もがきっと満たされる。空間に料理にもてなしに、また足を運びたくなる理由が息づいている。 メニューおすすめミニコース 4000円先付け、八寸、お椀、お刺身、焼物、酢の物、ごはん・味噌汁、デザート 料理は1月毎に変更する。先付けは青梅の白ワイン煮。八寸には大村湾のキスの昆布締めの握りなど、旬魚の握りが入る。長崎県青島産のハモとじゅん菜が滋味深いダシの香りで包まれるお椀。玄界産のコチやヤリイカ、境港のマグロなど、それぞれの食感が生きる包丁の入れ方が印象深い。タチウオの一夜干しの焼物は、ズッキーニのトマト味噌和えやアユタテと鬼おろしで味の変化を楽しめる。自家製豆腐に酢味噌とアオサを乗せた酢の物。わずかな岩塩が効いている。デザートは水ようかん。レモングラスとミント、ハーブの氷をかけてさっぱりと。(DATA) 住所:福岡市博多区御供所町2-40電話:092-400-3569営業時間:12:00~15:00/17:00~OS21:00(火曜は夜のみ営業)定休日:月曜席数:カウンター6席、テーブル38席個室:2~14名(室料は飲食代の10%、10歳以下の子ども連れは個室のみ利用可で、室料は無料。)カード:可URL:http://shiratsugu.co.jp/文/重村 直美、撮影/竹内 さくら「価格で探すご褒美ランチ」では約70軒の選りすぐりのお店が掲載されていますので、予算やシーンに合わせたご褒美ランチに活用してください。9月19日(土)に福岡県内各書店・福岡市内コンビニエンスストア・Amazon・聞平堂オンラインショップにて発売予定です。あわせて読みたい■第1回:福岡市早良区西新の中国料理店『中国菜 KHAOS(カオス)』■第2回:福岡市中央区高砂のフランス料理店『Cochonique(コチョニーク)』■第3回:福岡市中央区薬院のイタリア料理店『Trattoria Del Cielo(トラットリア・デル・チェーロ)』■第4回:福岡市中央区薬院のフランス料理店『 le sud(ル・シュッド)』※本記事に掲載している情報は2020年7月現在のものです。諸般の事情によりメニュー・価格・営業時間・定休日などのデータが変更になる場合がございますので、お出かけになる前に電話等でご確認いただくことをお勧めします。
福岡の食の達人である弓削聞平さんの編集・出版事務所「聞平堂」とのコラボ企画。9月19日(土)発売予定の「価格で探すご褒美ランチ」掲載店から選りすぐりのお店を、9月23日(水)まで毎週水曜日に1軒ずつ計8軒、「Go!Go!ワンク」の読者の皆さまへいち早くご紹介します!第4回は、福岡市中央区薬院のフランス料理店『 le sud(ル・シュッド)』です。罪悪感なく楽しめる魚介と野菜に特化したフレンチ 『ル・シュッド』とはフランス語で「南」を意味する。オーナーシェフの手塚卓良さんが、フレンチシェフとして基盤を培った南仏へと想いを馳せて名付けた。お店のスペシャリテも南仏名物の魚のスープ「スープ・ド・ポワソン」だ。 メニューは昼も夜もおまかせコース1本で、「魚介が豊かな福岡だからこそ、あえて魚介で表現したい」と肉は使用せずに、旬の魚介と野菜に特化したフレンチを提供。「高級でなく、でもカジュアル過ぎず。肩肘張らずにお酒と料理を楽しんでいただきたい」とランチ3,000円(税別)、ディナー6,500円(税別)というフレンチとしては手頃な価格で設定されている。 一皿一皿の料理において、魚介が持つ旨みと野菜の持ち味、食感が引き出され多彩な味わいを生み出しつつも、最終的に一つに調和させるシェフの手腕はお見事だ。また、魚介と野菜でも十分満足が得られるようにボリュームを持たせており、食後の満腹感も得られる。その一方で胃に重さを感じさせないため、「お客様にも『罪悪感なく楽しめる』と喜んでもらえてます」と手塚さん。フレンチを軽やかに味わえるうえに、西中洲の「レザンドール」で培った美しい盛り付けの技も発揮し、目にも悦びを与えてくれるのだから、文句のつけようがない。 コースの内容はほぼシーズン毎に変えられるが、旬をベースに考案しているため、例えば同じ料理でも食材の一部が異なるなど、マイナーチェンジは都度行っている。ただし、スープだけは必ず「スープ・ド・ポワソン」を出している。 ドリンクは魚介や野菜に合わせて、優しい味わいのシャンパン、スパークリング、白ワイン、ロゼを中心に揃えている。ワインセレクトはソムリエである奥様の昌美さんが担当。「メイン料理にはややしっかりしたタイプのロゼワインをおすすめしています。また、赤がお好きな方もいらっしゃるので赤ワインもご用意しています」と昌美さん。ペアリング2種類2,500円(税別)、3種類3,500円(税別)も提案している。 なお、毎月29日(肉の日)前後、2日間に限ってメインを肉料理にする計らいも(値段は変わらず)。また、記念日などでも利用できるようにと、予算に合わせたおまかせコースにも対応してくれる(6,500円~・税別)。 季節の味を十二分に味わえ、コストパフォーマンスも高く、さらには手塚さんご夫妻の朗らかな接客も心地よく。できればシーズン毎にその味と安らぎを味わいたい……そんな気持ちにさせてくれる。メインランチ:魚と野菜のおまかせコース3,000円(税別)アミューズ、冷前菜、温前菜、スープ、メイン、パン、デザート、コーヒー or 紅茶海中を彷彿させるアミューズは冬瓜のムース。ウニとカワタケを添えて。カブを花びらのように仕立てた驚嘆の冷前菜。中身はツブ貝とズッキーニのムース。温前菜はハマグリの出汁で炊いた旨みたっぷりの黒米リゾット。5〜6種の魚を煮込み、絞り込むようにエキスを抽出する「スープ・ド・ポワソン」。平戸で獲れた天然鯛のソテーはふわっとしてしっとり。厚い身を惜しみなくデザートにまでも野菜が。瑞々しくとても爽やかなメロンとキュウリのシャーベット。(DATA)住所:福岡市中央区薬院1-6-25ルネスキューブ1F電話:092-791-4450営業時間:12:00〜OS13:30/18:00〜OS21:00(昼夜共に要予約)定休日:日曜席数:カウンター4席、テーブル10席個室:なしカード:可URL:https://www.lesud2020.com/文/木下 貴子、撮影/竹内 さくら「価格で探すご褒美ランチ」では約70軒の選りすぐりのお店が掲載されていますので、予算やシーンに合わせたご褒美ランチに活用してください。9月19日(土)に福岡県内各書店・福岡市内コンビニエンスストア・Amazon・聞平堂オンラインショップにて発売予定です。あわせて読みたい■第1回:福岡市早良区西新の中国料理店『中国菜 KHAOS(カオス)』■第2回:福岡市中央区高砂のフランス料理店『Cochonique(コチョニーク)』■第3回:福岡市中央区薬院のイタリア料理店『Trattoria Del Cielo(トラットリア・デル・チェーロ)』※本記事に掲載している情報は2020年7月現在のものです。諸般の事情によりメニュー・価格・営業時間・定休日などのデータが変更になる場合がございますので、お出かけになる前に電話等でご確認いただくことをお勧めします。
福岡の食の達人である弓削聞平さんの編集・出版事務所「聞平堂」とのコラボ企画。9月19日(土)発売予定の「価格で探すご褒美ランチ」掲載店から選りすぐりのお店を、9月23日(水)まで毎週水曜日に1軒ずつ計8軒、「Go!Go!ワンク」の読者の皆さまへいち早くご紹介します!第3回は、福岡市中央区薬院のイタリア料理店『Trattoria Del Cielo(トラットリア・デル・チェーロ)』です。毎日でも食べたい、飾らない郷土料理 2004年開業以来、「イタリア料理ならここ」、そんな多くのファンの声が15年以上この店を支えている。「命の糧となるのが食事。構えることなく、心温まる時間を過ごせるいつもの食卓の延長でありたい」と坂井裕伸シェフ。福岡「サーラカリーナ」や東京の名店で研鑽を積み、数々の店の立ち上げにも関わってきた。さらに約2年間、イタリア各州を巡った経験も生かされている。プーリア、トスカーナ、リグーリア……。現地で覚えた郷土の味、そして食卓を囲む人々の笑顔。坂井シェフの中に芽生えたイタリア愛が、今の『デル・チェーロ』の雰囲気にも料理にも溢れている。多くを学ぶ実直な姿勢で、イタリアの地方料理の魅力を伝えてくれるシェフの存在こそが、この店が慕われる一番の理由だ。 昼も夜も食べたいものを選べるプリフィックスのコースが人気だが、特に満足度が高いランチには驚かされる。「チェーロセット」はパスタ、メイン、デザートをそれぞれ4種から選び、パンとドリンクも付いて1700円(税込)。内容は週替わりで、旬のものを吟味し、組み合わせる素材のバランスや香りを重視。パスタはトマトやキノコソースなど、味わい様々な4種、メインは3種の肉料理と魚料理1種を用意する。デザートはティラミスやチョコレートケーキ、タルトなど4種から。地方の伝統菓子が作られることもある。「体に優しく、美味しい料理をたくさんの人に食べてもらいたい」。そんなイタリアマンマのような想いから、坂井シェフは毎朝自ら馴染みの店をまわり、良い食材を少しでも安く仕入れて、この価格を実現している。 さらに「チェーロセット」に前菜が付き、メインが肉・魚どちらも付くフルコースも3000円(税込)と破格だ。存分にシェフの料理を堪能するなら、お腹をしっかり空かせて昼からコースも良いだろう。パスタのみの注文も可能で、デイリー利用にもありがたい。 クロスの敷かれたテーブルは一見、クラシカルで重厚感があるが、素材重視の滋味深い料理を味わうにつれ、イタリアの家庭の温もりがじんわり。派手さはなくとも、ふと恋しくなる味わいが心に刻まれる。故郷の食材を大切に思い、丁寧に向き合って作られる料理には飾らない美味しさがあるのだ。チェーロセット1700円(税込)パスタ・メイン・パン・デザート・ドリンク魚料理はホウボウ、パスタはイカと木の子、デザートはパイナップルタルト。イタリアで最初に入ったミラノのレストランをイメージしたという店内。(DATA)電話:092-714-0975住所:福岡市中央区薬院1-11-7SビルⅡ2F営業時間:12:00~OS13:30/17:30~OS21:30定休日:月曜席数:テーブル23席個室:なしカード:不可(ディナーは可)文/生野 朋子、撮影/益山 潤「価格で探すご褒美ランチ」では約70軒の選りすぐりのお店が掲載されていますので、予算やシーンに合わせたご褒美ランチに活用してください。9月19日(土)に福岡県内各書店・福岡市内コンビニエンスストア・Amazon・聞平堂オンラインショップにて発売予定です。あわせて読みたい■第1回:福岡市早良区西新の中国料理店『中国菜 KHAOS(カオス)』■第2回:福岡市中央区高砂のフランス料理店『Cochonique(コチョニーク)』※本記事に掲載している情報は2020年7月現在のものです。諸般の事情によりメニュー・価格・営業時間・定休日などのデータが変更になる場合がございますので、お出かけになる前に電話等でご確認いただくことをお勧めします。
福岡の食の達人である弓削聞平さんの編集・出版事務所「聞平堂」とのコラボ企画。9月19日(土)発売予定の「価格で探すご褒美ランチ」掲載店から選りすぐりのお店を、9月23日(水)まで毎週水曜日に1軒ずつ計8軒、「Go!Go!ワンク」の読者の皆さまへいち早くご紹介します!第2回は、福岡市中央区高砂のフランス料理店『Cochonique(コチョニーク)』です。食材の良さを引き出す、絶妙なる味のコントラスト 日赤通りから一本入った細い路地にある扉を開けると、すぐ目に入ってくるのはフランスの町並みを描いた小さな絵。イギリス人画家グラハム・クラーク氏の作品で、そこには『コチョニーク』という小さなレストランが描かれている。オーナーシェフの森田安彦さんは、この絵を画廊で見かけて一目で気に入ったという。後日実家に帰ると、なんと祖父が同じ作家の絵を所蔵していたことを知り、「不思議な縁を感じました」と店名の由来になった。 森田さんは大阪の出身で、父親・兄ともにフレンチシェフという料理人一家に生まれる。大学卒業後はホテル日航福岡に入社し、父親の友人でもあった総料理長・中橋義幸氏に師事した。20代後半で料理修業のためにフランスに渡り、プロヴァンスとパリの星付きレストランでさらに腕を磨き、復職後はホテル日航福岡のメインダイニング「レ・セレブリテ」の料理長を務めた実力者だ。その間に数多くの料理コンクールで受賞歴があり、2019年6月に独立開業を果たした。 縦に長い店内は3卓のテーブルに14席。客席とオープンキッチンとの間は古木を使ったカウンターで仕切られ、天然木をふんだんに使った居心地の良い空間。森田シェフとマダムのるみさん二人が、家庭的な雰囲気のなか、気さくなサービスでもてなしてくれる。 ホテルレストランでの約20年にわたる経験を活かした料理は、伝統的なフレンチをベースにしながら森田シェフならではのアイデアや機知が随所に見え隠れする。素材の持ち味を活かしつつ、塩味・甘味・酸味・苦味のコントラストが絶妙で、たとえば料理に甘味を加える場合も野菜そのものの糖度、貴腐ワイン、蜂蜜などを使い分けながら表現。一口一口食べ進めるごとに、食材同士の意外な組合せや未知なる味への新鮮な驚きがある。また、一皿の中で同系色の食材を使ってグラデーションをつけた色彩感覚も素晴らしく、決して派手さはないが高い技術と持って生まれたセンスが感じられる。 「フランス料理のコースをかしこまらず気軽に楽しんでほしい」と、メニューは昼夜ともにおまかせコースのみ。2500円のランチコースは、アミューズ・前菜に始まって、スープ・メイン・デザートという定番の構成ながら、掌編の小説でも読むかのようなストーリーの起伏がある。心地よい余韻を残しながら、高い満足感が得られる小さなレストランである。ランチコース2500円(税別)アミューズ・前菜・スープ・メイン・パン・デザート・コーヒーうきは赤司農園の桃とヤリイカに貴腐ワインのジュレをかけたアミューズ。軽く炙ったマグロと赤い果実のサラダ仕立て スパイスと蜂蜜風味。糖度の高い熊本産トウモロコシを使った冷製スープ。うきはの養豚場リバーワイルドの葡萄豚と無農薬ズッキーニ。アールグレイのエスプーマにグランマルニエの香りを添えたデザート。(DATA)住所:福岡市中央区高砂1-7-5-1F電話:092-406-9800営業時間:11:30~0S13:30/18:00~OS19:30(昼夜とも前日までに要予約)定休日:月曜、第1・3・5火曜席数:テーブル14席個室:なしカード:可URL:https://french-fukuoka.business.site文/江月 義憲、撮影/山田 トモフミ「価格で探すご褒美ランチ」では約70軒の選りすぐりのお店が掲載されていますので、予算やシーンに合わせたご褒美ランチに活用してください。9月19日(土)に福岡県内各書店・福岡市内コンビニエンスストア・Amazon・聞平堂オンラインショップにて発売予定です。あわせて読みたい■第1回:福岡市早良区西新の中国料理店『中国菜 KHAOS(カオス)』※本記事に掲載している情報は2020年7月現在のものです。諸般の事情によりメニュー・価格・営業時間・定休日などのデータが変更になる場合がございますので、お出かけになる前に電話等でご確認いただくことをお勧めします。
福岡の食の達人である弓削聞平さんの編集・出版事務所「聞平堂」とのコラボ企画。9月19日(土)発売予定の「価格で探すご褒美ランチ」掲載店から選りすぐりのお店を、9月23日(水)まで毎週水曜日に1軒ずつ計8軒、「Go!Go!ワンク」の読者の皆さまへいち早くご紹介します!第1回は、福岡市早良区西新の中国料理店『中国菜 KHAOS(カオス)』です。自由な発想で組み立てる、会席仕立ての中国料理 ここ数年、レベルアップが著しい福岡の中国料理。以前は老舗料理店やホテルレストランと、街中の大衆中華の店に二分されていた感があったが、今では気鋭の若手料理人による店が続々と開店。「ご褒美ランチ」にふさわしいレストランとして、フレンチやイタリアンと並ぶ選択肢になっている。 2019年2月、西新にオープンした『中国菜 KHAOS(カオス)』もその一つ。オーナーシェフの河窪証さんは、中華の鉄人として名高い陳建一氏が率いる名店「四川飯店」を皮切りに、調理師専門学校の講師を経て20代で桜坂「凜丹」の料理長に抜擢された。若手料理人の登竜門として日本最大級の料理コンペティション「RED U-35」でも2年連続入賞を果たすなど、料理人としての実力は折り紙つきだ。 店名の由来である「カオス」には、宇宙が生まれる前の予測ができない変化が起こる状態という意味がある。河窪さんは、そこに「中国料理の枠にとらわれない自由な発想の料理を創造したい」という思いを込めて、日々食材と向き合いながらクリエイティブで独創的な料理を提供している。 特徴的なのはそのスタイルで、メニューは昼夜ともにおまかせコースのみ。中国料理でコースといえば大人数で卓を囲むイメージがあるが、ここでは一人一品ずつ小皿に盛られた会席中国料理として提供される。ランチは前菜からスープ、点心、魚料理、肉料理、麺飯類、デザートなどの8品で、その多彩なバリエーションに目を見はる。前菜だけでも2皿に分けて10種類以上が盛り込まれ、それぞれに素材を良さを活かしながら独創的な調理法で味付けされた逸品揃いだ。陳建一氏のもとで修業した四川料理をはじめ、様々な技法を駆使した重層的なハーモニーを楽しむことができる。 コースとして全体のバランスに配慮しながらも、一品一品には細やかなチューニングが施されている。たとえば四川を代表する「麻婆豆腐」では、あえて豆板醤を使わずに唐辛子でフレッシュな辛味と香りを付けて塩で味を整えるなど、河窪さんが「もっとも美味しい」と思う料理に仕上げている。 店は西南学院のキャンパス近くの西新に古くからある静かな住宅街の一角にあり、店内は全体的にマットな質感で統一された落ち着きのある空間。10年ものの壺入り紹興酒やワイン、日本酒なども揃っており、ぜひともモダンな中国料理とのペアリングを楽しんでほしい。おまかせランチコース2500円(税別)前菜盛り合わせ・スープ・点心・魚料理・肉料理・麺飯類・デザート甘味のある新玉ネギを使った冷製スープ。季節の食材をふんだんに使った前菜の盛り合わせ。クリームチーズの紹興酒漬けと大根餅レンコンマスタード添え。チャーシューをパイ包みにして焼いた点心。アオリイカと野菜をピリ辛の発酵唐辛子で炒めて。豚ホホ肉を濃厚な黒酢で炒めた酢豚。名物の麻婆豆腐。季節によっては冷麺や炒飯も。デザートはサッパリと甘い杏仁豆腐で。(DATA)住所:福岡市早良区西新3-15-9-2F電話:092-845-7322営業時間:12:00~13:30入店/18:00~20:30入店(昼夜とも要予約)定休日:月曜席数:18席個室:なしカード:可URL:Facebook文/江月 義憲、撮影/山田 トモフミ「価格で探すご褒美ランチ」では約70軒の選りすぐりのお店が掲載されていますので、予算やシーンに合わせたご褒美ランチに活用してください。9月19日(土)に福岡県内各書店・福岡市内コンビニエンスストア・Amazon・聞平堂オンラインショップにて発売予定です。※本記事に掲載している情報は2020年7月現在のものです。諸般の事情によりメニュー・価格・営業時間・定休日などのデータが変更になる場合がございますので、お出かけになる前に電話等でご確認いただくことをお勧めします。