一眼レフカメラや一眼ミラーレスカメラは操作がむずかしい、確かに使いこなすにはそれなりに勉強が必要です。結果フルオートで撮ってしまうならコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)と同じ、であればスマホでもOKということです。スマホならいつも持っているし邪魔にもならない、SNSにアップするのにも便利ですよね。でも、スマホのカメラもカメラはカメラ。今回はスマホならではの機能を使うことで、スマホでより我が子をきれいに撮る技をご紹介します。1. まず、写真を撮る時にはレンズを見てみよう!スマホカメラのレンズはいつも剥き出しなのでレンズが汚れていないかチェックをしましょう。今回はこのスマホ(iPhone7)で撮影します!ちなみにレンズの隣の小さな丸はマイク、その横の白い丸はライトです。2. それではスマホ写真レッスンを始めましょう。まずは光について、素敵な写真に欠かせないのは良い光です。よくある写真の悩みは「顔が暗くなる」こと。それはやはり光が問題。まず「光の選択」そして「明るさ調整」これがキレイな写真を撮る決め手!とにかくまず大切なのは「どの光」で撮るかです。つまり、順光とか逆光とか、それと日陰とか日向とか、これは撮影の時にまず決めることですね。では、順光、逆光、日陰どれが一番良いのでしょうか?実は難しい問題で、どれも一番になれる要素があるのですが、人物撮影では日陰や曇りの日が撮りやすいといえます。順光で撮る場合でしたら子どもの全身と背景を広く入れて撮るとよいでしょう。順光の時は人物を撮るというよりも風景写真を撮る感じのイメージで青空も入れて色鮮やかにすると元気のいい感じの写真になります。順光写真は全身入れて広めがいい順光でバストアップを撮ると顔に変な影が・・。順光でアップを撮ると顔に影がでます。季節や時間帯によって太陽の高さが違い、方角も変わるので影の出方も変わります。ビギナーズラックで良い位置に影が出てカッコイイ写真になることもあるかもしれませんが、あまり期待は出来ないですね。太陽の光を浴びて撮る人いますが、実は直射日光って人物写真には不向きな光なんです。順光は子どもにも大人にも眩しくて目が開けられなかったり、しかめっ面になったりするから順光でバストアップ撮影はやめたほうが賢明です。バストアップなど顔を見せる写真は逆光か日陰で撮りましょう。「あ〜〜、逆光だ!ダメだ。」と言って写真撮っている人がいますが人物撮影に逆光は最高の光でもあるのです。顔に変な影が出ないし眩しくもないという利点があります。逆光写真バストアップ顔がキレイに写る!でも逆光の時は顔が暗くなりやすいので明るさに気をつけて。顔が暗くなる時は撮影時に画面の顔を指でタッチすると黄色い4角と☼みたいなマークが出て(これはiPhoneの場合、他のメーカーでもこのような表示のものが多い)写真が明るくなる、その時に画面を指で上下スライドすれば明るさの調整ができます。写真の明るさや色、コントラストなどは後から調整もできるので、それは後ほどお伝えしますね。次は、日陰。人物撮影に最も適しているのは日陰だと思います。肌が一番キレイに見えるのが日陰ってことは、曇りの日も同様です。日陰だとどの方向を向いてもほぼ同じ光なので好きな背景を選ぶこともでき、赤ちゃんも日向で撮るとより可愛く撮れます。3. 次はピンぼけやブレ一眼カメラやコンデジでは動き回る子どもにピントを合わせるのはやや難しいですが、スマホカメラの場合はピントが合いやすいのです。それは、広角レンズを使っているのとセンサーが小さいので、ピントの合う範囲が広くなります。その分、背景をぼかす柔らかい雰囲気のポートレートを撮るのは難しいということもあります。しかし最近のスマホにはポートレートモードという画像処理して背景をぼかす機能が装備されるようになりましたね。私のスマホはiPhone7なので付いていません。今のところ買い換える予定はないけどiPhone11Proが欲しい、あれはレンズが3個も付いています。みなさんもポートレートモードが付いていないスマホなら買い替える時は光学ズームとポートレートモードが付いてるものがおすすめです。ポートレートモードがないと背景を簡単にぼかすことはできませんが、条件が良ければほんの少しだけぼかすことが可能です。下の図のようにカメラと人物の間が近ければ近いほど、人物と背景が遠ければ遠いほど、背景がボケやすくなります。カメラやレンズによって度合いは変わりますがこの法則は何のカメラでも同じです。*背景が近い時(写真①)*背景が遠い時(写真②)*もっと子どもに近づいた時(写真③)それぞれ背景のボケ方が少しずつ違いますが広角レンズのスマホでは皆さんがイメージしているようなポートレート写真は撮れないのです。やはり、光学ズーム(デジタルズームではないよ)とポートレートモードの機能が付いたスマホだと簡単ですね。とはいえ、アプリを使って背景をぼかす方法もあります。アプリで背景をぼかしたのが下の写真。ある程度ポートレートになっていますね。ではこの写真の背景をぼかしたアプリを紹介しましょう。こちらはcamera360というアプリです。これは美肌加工で使ってる人も多いのでは?スマホ写真アプリはたくさんありすぎてどれを使えばいいかわからない、アプリによって得意な機能が違ったりもしますが、今回背景をぼかすのにどれが良いか調べてみたらポートレートモードのように人物を自動で認識して背景をぼかしてくれるのはこれしか見つかりませんでした。人物の背景をぼかす場合は全身が写っている写真の場合はとても難しいので、バストアップの写真で試してみてください。では、実際に撮ってみましょう。アプリを開いたら右下の編集を押して(+どこをクリックして写真を開きます)で写真を開く。中国産なので日本語が少し変ですが目をつぶりました。何もしないよりぜんぜん良い!思ったより簡単で効果的だったので是非試してみてください。では次、走り回る子どもの撮影にチャレンジ!動き回る子どもの撮影は大変だけど子どもの動きに合わせて一緒に付いて回って撮影してみましょう。少々疲れますが・・。スマホは横位置、側面のボタンでシャッターを切るよりも画面のシャッターボタンのほうが撮りやすいと思います。シャッターを切る時には動きを止めないで動きながらシャッターを切る!流し撮りみたいに子どもの動きにスマホをあわせて動かしましょう。側面のボタンでシャッターを切ってもいいですが、レンズの位置によっては指が映り込みやすいので要注意です。手ブレは日中に屋外で子どもを撮るくらいならまずブレません。上の2枚は私が一緒に走りながら撮りました。ぜんぜんブレなかったです。暗い室内などでブレてしまう場合はあきらめてください、そこでは写真が撮れないということです。限界突破して暗いところでも撮りたいのなら、夜用カメラアプリをダウンロードするとか、ナイトモード付きスマホにするか、ですが暗いところで動いているものを撮るのは困難なので無理して撮らなくていいと私は思います。4.構図・フレーミングで写真は変わる!「三分割法」や「三分割交差」などと基本の法則がたくさんあるので知っていると役に立つと思うのですがたくさんあるのでココでは数歩動けば写真が変わる!ちょっとしたコツを伝授します。それは「近」を入れること。皆さんが今まで我が子を撮影した写真を見てみて、子どもの後ろには背景が写っているが手前には何も写ってないのでは?子どもの前に「近」を入れてみる、そう中景と遠景の写真に「近景」を入れてみるのです。写真の奥行き感が増しプロっぽくなります。一つ実例をあげるとこんな感じです。Aポジションから撮っていたのを、Bポジションに変えてみる!Aポジションから撮影Bポジションから撮影近・中・遠があって奥行きを感じる、画面に斜めの流れも出来て構図もおしゃれになった!さっきのアプリで背景ぼかしてみました!全身写ってるのは難しい~、やはり違和感隠せないかも・・。5. 最後に撮影した写真の明るさや彩度などの調整の仕方!ここでは僕が使っているiPhone7で写真編集機能を使って調整をするけど他の機種にも同じようなものがあるのでチャレンジしてみてください。まずは、編集する写真を開いたら右上の編集をタップ。この画面になる、順番に説明をしますね。Aが今回説明する色や明るさ調整Bには色々なフィルターがあってイメージに合うものがあれば使ってみてください。私は風景の時などにビビットを使ったりします。Cは角度調整やトリミング(部分的に切り取る)が出来ます。Aを順番に説明すると、調整も順番のとおりするのが望ましいです。1.①自動調整_あまり使うことはないですが、気に入る調整になるかもしれないなので試してみてもよい。2. ②露出_明るさを調整するのですが全体の明るさ調整する時はこれよりも⑦の明るさで調整したほうがおすすめ。3.③ブリリアンス_これはすぐれものです。明る過ぎて色が薄くなった部分の色を復活させながら暗い部分を明るくしてくれる、これだけでも明るくキレイになる。今回は+77まで上げて、艶を出した感じに。4.④ハイライト_明るい部分の調整。例えば青空が薄くなったりした時にはこれで濃い青空に蘇らせることが出来る。5.⑤シャドウ_暗い部分の調整。ここを明るくすると爽やかな優しい感じになる。人物の時は少し明るめで、今回は+58。6.⑥コントラスト_明るいに部分をより明るく暗い部分をより暗くする、人物の時はあまり使わないが少し下げることもある。7.⑦明るさ、③〜⑥まででほぼ明るさの調整が決まるのでここでは全体の微調整をする。8.⑧ブラックポイント_この時点で明るくてややかすれた感じになっていることがあるのでこれを少し上げてブラックのみを濃くすると引き締まる。今回+159.⑨彩度_人物の時はこの彩度より⑩の自然な彩度を使ったほうがいい。10. ⑩自然な彩度_彩度はほどほどに強く、やり過ぎに注意。綺麗だなと思う少し手前がいい。今回+1511. ⑪暖かみ_ホワイトバランス{アンバー(オレンジ)↔ブルー}人物撮影の場合オレンジが濃くなる傾向があるのでその時はここで調整。今回はアンバーを+1712. ⑫色合い_グリーン↔マゼンタ(ピンク)芝生の照り返しで顔が少しグリーンよりになっていたのでマゼンダを大幅にプラス!今回+5013.⑬シャープネス_ブレやボケの修正に使ったりする、普通に撮れている写真には使わない。14.⑭精細度_人物には使わない。都市風景やメタルっぽい建築物には使う事があるこれには付いてないが他のソフトではマイナスにして人物に使うことはある、ソフトフォーカスのようになる。15.⑮ノイズ除去_高感度の時や今回のように後から写真を調整するとノイズが出る、これを使ってノイズを取るのだけど少しボケた感じにもなるので、今回はそのボケ効果が欲しかったから使用。+3316. ⑯ビネット_写真の周りを暗くしたり明るくしたりするもの、写真によってはいい効果を発揮するのでお試しを! 編集前→→→→編集後デジタル写真は撮影時に場所や光の選択、構図フレーミングな大切な要素がたくさんあるのですが、撮影後に写真データを編集で整える作業もとっても大切。私の仕事はプロカメラマンだから、撮影技術の向上とともに、優秀な編集ソフトでの後処理もいい仕事をする為に不可欠なものになっています。写真の編集は面倒と思うかもませんが、作業の仕方を覚えたら、写真がどんどんキレイになったり、まったく違うものになったりと機能を知れば知るほど面白くなってくるはずです。僕が写真を始めたのは40年前のこと、当時、カメラは高価だったので写真を撮るのはプロかほんの一部の人だけでした。それが今では凄いことになっている、もしかしたら今この時、歌を歌う人や歌を聞いてる人よりも、写真を撮ってる人、写真を見てる人のほうが多いかもしれないですね。素敵な時代になったものです。「写真はその瞬間の未来」あなたが写したその写真が、1年後も10年後も50年後も誰かを笑顔にする1枚になりますように。
皆さん、自宅ライフを楽しんでいますか? いまは外に出かけたくても少し不安があるかもしれません。世の中は少し落ち着きを取り戻したかに見えますが、油断は禁物です。そんな今だからこそ、自宅で写真撮影をしてみませんか?一眼カメラやコンパクトカメラなどがなくても、スマホやタブレットがあればOKです。最近のスマホのカメラは性能が良くなっていて、手軽にキレイな写真が撮れるようになりました。今回は、自宅で写真撮影を楽しむポイントをご紹介します。手軽にキレイな写真を撮るための重要事項、ご存知ですか?皆さんは、手軽にキレイな写真が撮れていますか?写真撮影の時に一番大切なこと、写真の出来映えを左右する重要な要素って何かご存知ですか?それは「愛」です。愛なければ人はカメラを手にしません。皆さんの深い「愛」を伝える代弁者が写真です。写真を上手に撮ることでみなさんの深い「愛」をたくさん伝えてくださいね。さて、技術的な話に移ります。キレイな写真を手軽にとるために重要な要素、それは「光」です。光を意識しながら写真撮影するだけでも、あなたの写真が大きく進化します。例えば光が無かったらどんなカメラであっても何も写りません。もちろん人の目にも何も見えません。少しでも光があれば写真を撮ることができますが、「そこにどんな光があるのか?」が重要です。こんな話があります。スキーに行くと、普段見慣れたパートナーの姿がキレイに、カッコよく見えた…と。それはなぜか?そう「光」が変わったからです。ゲレンデには一面雪が積もっていて、壮大なレフ板(白色やシルバーのパネルで下から反射させて顔を明るくするもの)の役割を果たし、肌がきれいに見えたことが要因でしょう。一方、普段の照明はそれほど明るくないことが多いです。たとえ室内のテーブルが白色だったとしても、レフ板のような効果はほとんど期待できないのです。写真もそうですが人間も光の反射でその物体を認識することが出来るようになっているので、綺麗な光が当たっていればキレイに見えるし、光が変われば見え方が変わります。キレイに見えるものは、光をキレイに反射させているからと言っても良いでしょう。ファンデーションを思い浮かべていただくと分かりやすいかもしれません。ファンデーションの乗り方で、見え方が違った経験はありませんか?ファンデーションがキレイに乗ることで、光をキレイに反射させたことが一因です。もし、「自分は写真写りが悪い」と思っている人がいたら、その大きな要因は「光」です。これを機会に、光について勉強してみると良いかもしれません。写真撮影が上手になったら、遊びに仕事に役立つこと間違いなし!と私は思います。以下では、光を考えながらスマホカメラで家の中のモノをいろいろと撮影してみましょう!室内でのスマホ撮影スポットはどこが最適?結論としては、「昼間の窓のある部屋」がおすすめです。窓から入る光がとてもキレイだからです。早朝や夕方など太陽が低い位置にある時間帯は、撮影難度が高くなるため上級者向けです。以下では「昼間の窓のある部屋」に焦点を当てて、具体的に解説します。「昼間の窓のある部屋」の中でも、撮影におすすめなのはココ!特殊な間取りもあると思いますが、以下の条件を満たしているとベストです。4面ある壁面のうち、窓が1~2個ある壁側壁、天井、床が白色または白っぽい色直射日光が当たらない被写体が人物でも小物や花、料理でも、上図のベストボジション周辺で撮影するだけで、いままでとは違った写真が撮れると思います。もちろん日の当たる場所がNGではありません。相対的に難度が高くなると考えてください。ちなみに人物撮影をするときは、カメラマンは窓側から撮影してくださいね。物を撮る時はどちら側からでもキレイに撮れるので、両方試してみてください。花・料理は上図のように、窓と反対側から撮影するのがおすすめです。少し難しい話になりますが、気をつけて欲しいことがあります。「光には色がある」ということです。色が違う光が混ざると、部分的に黄色くなったり茶色くなったりすることがあるのです。もしそういった現象が起きたら、部屋の電気を消して自然光のみで撮影すると解決するケースも多くあります。もうひとつ、気を付けて欲しいことがあります。それは「明るさ」です。カメラは明るさ調整(露出補正)をすることで、能力がより引き出されるのです。後から、アプリなどで明るさ調整はできますが、撮影段階で最適な明るさに設定するのがより好ましいでしょう。特にスマホカメラでは、このひと手間をかけることで仕上がりに大きく影響します。例えば、筆者・高巣が使っているiPhone7の場合、花や顔などのメイン被写体に指で触れると、スマホが自動的に明るさを調整してくれます。上の画像はその時の様子です。さらに明るさを調整したければ、指を上にスライドすればさらに明るく、下にスライドすれば暗くなります。この機種の場合は、指を乗せて2秒くらい止めていたら明るさが固定されます。お使いの機種によっては操作方法が変わるので、各機種の説明書に従って操作してください。明るさがちょうど良くなったらシャッターを切ってください。ほらキレイに撮れました!背景をぼかすとグッと上級者のような仕上がりに日々成長していく子どもの写真は何枚でも撮影したくなる人も多いのではないでしょうか?これまでお伝えした内容だけでも、以下のようなキレイな写真が撮影できるのですが、少し物足りない気もします。そんなときは、背景をぼかすとグッと見た目が良くなります。背景をぼかす機能が付いたスマホをお使いの人は、ぜひ活用してください。背景をぼかす機能がない?私のおすすめアプリはcamera360背景をぼかす機能がついていないスマホをお使いの皆さまに朗報です。私のおすすめはcamera360!一部機能は有料ですが、基本的に無料で使うことができます。先ほどの2枚の写真を、camera360で加工した結果がこちらです!とてもいい感じになったと思いませんか?背景をぼかすだけでこんなにも違うのです。アプリも良いけど本格的なカメラにも憧れませんか?そういえば、公園や観光地などで家族連れを見ていたらカメラを持った人が少なくなった気がします。この記事でもおすすめしてきたように、確かにスマホでもキレイな写真が撮影できます。しかし、プロカメラマンの私としては、やっぱりカメラも手に取っていただきたい!カメラを購入するとしたら…私のおすすめは、コンパクトカメラよりも一眼レフカメラ、ミラーレスカメラです。写真が当たり前に存在する現在だからこそ、本格的なカメラを手に取っていただきたい思いがあります。もし、一眼カメラを買おうと思っている人がいたら、個人的にはミラーレスカメラをおすすめします!理由は以下のとおり。スペック的は一眼レフカメラ、ミラーレスカメラのどちらもあまり変わらないミラーレスカメラのほうがコンパクトで軽いピント合わせも顔認識があればとても便利ミラーレスカメラの開発がますます進んでいる一眼レフカメラもミラーレスカメラもボディーとレンズに分かれていますが、写真の出来映えを左右するのはボディーではなく「レンズ」です。これは筆者の体感ですが、予算があるのならば高いボディーを買うのも良いのですが、レンズに予算をかけたほうが高い満足度を感じられると思います。カメラのレンズについてもう少し深掘りレンズは開放F値の数字が小さい方が明るく撮影できるので好ましいです。例えば、標準ズームレンズならF2.8…をおすすめしたいのですが、非常に高価です。F4であれば比較的手頃ですので、バランスから考えるとF4を薦めたいですね。個人的な見解ですが、F4よりも数字が大きいレンズは、暗くなってしまうので好みではありません。家の中で子供やペットを撮りたい場合は、単焦点レンズの50mm、F1.8をおすすめしています。理由は、小さくて安い優秀なレンズだからです。このレンズは筆者もよく使っています。上のレンズは一眼レフカメラのレンズ。アダプターを使えばミラーレスカメラにも使用することができるが、ミラーレス用のレンズは一眼レフカメラで使用することはできない。自宅で50mmF1.8を使ってネコを撮ってみました!前後のボケ具合が素敵です。知っておきたいセンサーのおはなし最後に、簡単にセンサーのお話に触れましょう。フィルムカメラはその名のとおりフィルムに写真が記録されていました。一方、デジタルカメラではセンサーで感知しメモリーカードなどに記録されます。センサーにはいくつかサイズがあり、代表的なのはフルサイズとAPS-Cサイズです。フルサイズの方が、描写力が高くボケ具合の幅も広いため、個人的にはフルサイズをおすすめしています。写真の魅力はなんといってもボケ!筆者はそう思っています。被写体の前後がボケることで、主役が浮かび上がる。人間の目では体験できない効果を楽しめるのが写真の大きな魅力のひとつです!皆さまも素敵な写真をたくさん撮ってくださいね!【宣伝!】YouTubeでも写真撮影について解説しています!ぜひご覧ください。チャンネル名:OK!高巣カメラTV