いやまさか、ここ数ヶ月でこんなにもスマホ料金の刷新が続くとは思ってもいませんでした。すでに公開済みのドコモ編・ソフトバンク編も最新ver.にリライトしていますので、過去にお読み下さった方も今一度お目通しくださいませ。ちなみに料金刷新が相次いでいるのは今年大注目の月額3000円を切る『20GBプラン』です。先に世の中を驚かせたのはドコモでした。"5分通話定額+データ20GBで月額2980円"(※金額は発表当時)の新プラン『ahamo』は、申し込みなどの手続きをオンラインに限定することで大幅値下げを実現した素晴らしいプラン"でした"。(早くも過去形)続けてソフトバンク on LINE(※発表当時の仮称/現LINEMO)がahamoと同じく月額2980円プランを発表。3社横並びの料金プランになるのかと思いきや、KDDIの『povo』(ポヴォ)が5分通話定額を外す形で前2社より500円安い月額2480円プランを発表。povoが最安の座に着くかと思いきや、すでにプラン内容を発表していたソフトバンクが新ブランド『LINEMO』(ラインモ)で、5分通話定額を選択制にする形で月額2480円に再設定しpovoを追随。結果として先手を打ったはずのahamoが20GBプランの中では一番高くなってしまったわけですが、何とサービス開始直前に5分通話定額付きで2700円(税込2970円)に値下げすると発表。これにより5分通話定額を含めた料金ではahamoが最安の座に返り咲きくこととなったわけですが、すかさずLINEMOが5分通話定額オプションの1年無料化を発表。現時点ではpovoがそこに追随するかどうかが注目されているところです。この春、ホットなニュースなのは間違いなくahamo・povo・LINEMOだと思います。料金は格段に安くなる上、これまでより多くのギガ(データ量)が使えるようになります。しかしソフトバンク編でもお伝えした通り、それらは手続きが全てオンラインに限定されていて、ショップでの対応は受けられず、キャリアメールが使えないなどのデメリットも存在します。それぞれのブランドにどんなメリット・デメリットがあるのかを把握しておくことが大切です。今回はKDDIが手がけるau・UQモバイル・povoのプランに注目していきます。KDDI陣営のブランドを松竹梅で表すと以下のようになります。松)au:大容量・ショップサービスあり竹)UQモバイル:低中容量・ショップサービスあり梅)povo:中容量・オンライン手続きのみ安さ・回線品質・キャリアショップを兼ね備えているUQモバイルの存在が、ドコモにはない強みとなります。オンライン専用ブランドは価格だけを見ると魅力的ですが、手続きが苦手な人や、スマホの故障・不調時に自分でどうにかできない人が安さに惹かれて乗り換えてしまうと、駆け込み寺がなくて困り果ててしまう可能性があります。ならば、au・UQモバイル・povoのどれを選ぶのが正解なのか。ブランドごとの特長やメリット・デメリットについて解説していきます。データ無制限ならau新プラン「使い放題MAX5G」・月額6580円(税込7238円)・5G・4G対応・データ使い放題・テザリング・データシェア上限30GB・3GB以下の月は1500円(税込1650円)引き・家族割プラス|2人:-500円/3人以上:-1000円・auスマートバリュー:-1000円auのメインプランは『使い放題MAX5G』です。5G対応でデータ使い放題なので、au回線エリアがマッチする人、データを遠慮なく使えるようにしておきたい人はこのプランを選ぶことになります。※auにはPrimeVideoやNetflixなどのビデオ配信サービスがセットになったプランもありますが、「スマートフォン利用にいくらかかるのか」を明確にしたいので今回は扱いません。スマートフォン自体での通信は無制限ですが、テザリングなどには30GBの上限が設定されています。家族2人でauを利用すれば毎月全員500円(税込550円)引き、3人以上なら毎月全員1000円(税込1100円)引き。家のネット回線が対象サービスなら、さらに毎月全員1000円(税込1100円)引きとなります。金額だけ見ればかなり安く感じますが、これには通話オプションが含まれていません。よく通話する人は通話オプション加入も必須です。通話オプション・通話定額ライト2:800円/月(税込880円・5分通話定額)・通話定額2:1800円/月(税込1980円・24時間通話定額)毎月の通話時間などと照らし合わせて、合うオプションを選びましょう。+スマホ端末割賦代金シンプルになり、値下がりした料金プランだけを見ると喜びたくなるところですが、スマホを新しく購入したり、割賦代金が残っている人はここに数千円がプラスされることになります。iPhoneと一言で言っても、iPhone12Proなら余裕の10万円超えだし、iPhoneSEなら4万円台で購入できます。スマホを購入する前に、端末代金がいくらなのか、自分に合う機能を備えたスマホなのかなどを意識するようにしましょう。安くてお店もあるUQモバイルくりこしプランS・月額1480円(税込1628円)・高速通信データ容量:3GB・超過後は最大300kbpsで無制限・4G・通話料:30秒22円くりこしプランM・月額2480円(税込2728円)・高速通信データ容量:15GB・超過後は最大1Mbpsで無制限・4G・通話料:30秒22円くりこしプランL・月額3480円(税込3828円)・高速通信データ容量:25GB・超過後は最大1Mbpsで無制限・4G・通話料:30秒22円au回線が本家auより安く使えることで人気のUQモバイルも新プランになりました。ソフトバンク陣営におけるワイモバイルと同様、"データ量はそこそこあればよく、店舗でのサービスも受けたい"という人にとってはまさにUQモバイルが受け皿となります。ほとんどデータを使わなければくりこしプランS、20GBもいらなければくりこしプランM、20GBで足りなければくりこしプランLが選べます。どのプランも高速通信データ容量超過後は速度制限がかけられますが、データ無制限です。もしギガ(データ量)を余らせたとしても翌月に繰り越せるのはうれしいポイント。ワイモバイルよりもUQモバイルの方が安く見えますが、これに関してはワイモバイルが5Gにも対応しているのに対してUQモバイルは4Gのみで5Gに対応していない点、家族割引の有無が影響していると考えられます。家族割引を含めるとワイモバイルの方が総額では安くなるケースもあります。ちなみにUQモバイルも2021年夏には5Gに対応予定。5Gに対応したあともプラン金額はそのままなのか、それとも値上げされるのかが気になるところです。くりこしプランには通話定額オプションが含まれていないため、よく通話発信する人は通話オプションも忘れずに加入しておきましょう。通話オプション/月額・かけ放題(10分/回):税込770円・かけ放題(24時間いつでも):税込1870円・通信パック(60分/月):税込550円通話定額が5分ではなく10分なのも注目ポイント。UQモバイルは月60分まで通話無料という他社にない通話オプションも用意されています。月の通話時間が60分以内に収まる人は通信パックがおすすめです。povoオンライン専用の新プランド・月額料金:2480円(税込2728円)・データ容量:20GB・データ容量超過後は1Mbps・5分以内通話かけ放題オプション:500円/月(税込550円)・通話かけ放題オプション:1500円/月(税込1650円)・データ使い放題24時間:200円(税込220円)・データ追加1GB:500円(税込550円)・家族割なし・4Gネットワーク(5Gは2021年夏対応予定)・オンライン契約のみ・eSIM対応・キャリアメールなし5分通話定額が不要な人にとっては、povoならahamoより500円い料金で使うことができます。他社にないpovoの特徴としてはオプションメニューを「トッピング」と呼び、今後も様々なトッピングメニューが用意される予定だというところです。オプションというと抵抗があるのに、トッピングと言われると付けたくなるから不思議です。面白いのは税込220円で24時間使い放題になるところ。休みの日に動画をたくさん見る時、スマホやパソコンを買い替えて大量のデータを移行する予定がある時などはあらかじめこのトッピングを申し込んでおけば、月間20GBのデータを消費することなく、お得に通信環境を整えることができます。まだトッピングメニューは多くありませんが、増えてくればスマホプランをオーダーメイドできる時代がやってくるかもしれません。楽しみなことが多いpovoですが、申込や手続きはオンライン限定なので、困った時に駆け込める店舗・窓口がないなどのデメリットはあります。全て自己解決できる人にとっては魅力的な新ブランドですが、そうでない人にとってはau・UQモバイルの方が安心安全な選択肢ということになります。どこを選べばいいの?auがおすすめの人・au回線がいい人・データを無制限に使いたい人・家のネットがauスマートバリュー対象サービスの人・ショップでのサービスを受けたい人・オンライン手続きが苦手な人・キャリアメールが必要な人UQモバイルがおすすめの人・au回線がいい人・auより安くしたい人・データ量が3?25GBで足りる人・ショップでのサービスを受けたい人・オンライン手続きが苦手な人povoがおすすめの人・au回線がいい人・UQモバイルより安くしたい人・データ量が20GBで足りる人・ショップでのサービスが不要な人・オンライン手続きが得意な人・iPhoneのeSIMで利用したい人データ量とショップの必要性が分かれ目まずは毎月どのくらいのデータ量が必要なのかを確認してみましょう。25GB以内に収まるようであればauよりUQモバイルのくりこしプランLの方が月額料金を抑えることができます。ショップでのサービスが不要であれば、UQモバイルよりpovoの方が料金は安く・データは多く使うことができます。繰り返しになりますが、スマホの料金はなんとなく使うのではなく、自分にジャストフィットなキャリア・プランを選ぶことで、使えるデータ量を増やしたり、毎月の支払額を大幅に減らすこともできます。スマホ料金は今や大幅削減可能な固定費です。スマホ料金を見直すことで、趣味嗜好にかかるお金や友好費を削ることなく貯金や投資に充てる原資を生み出しましょう!デュアルSIMを活用するここまでドコモ編・ソフトバンク編・KDDI編と3回にわたり、各陣営のプランについて注目してきました。各陣営ごとにどんな人におすすめかという見極めポイントも示してきました。ここまで読んでくださったあなたはもうスマホ料金プランの達人になったと言っても過言ではありません。最後に、そんな勉強熱心なあなたにお伝えしておきたいのが「イマドキのスマホは1台で2つの番号を持てる」ということです。SIMカードを2枚挿せるスマホ・SIMカード1枚とあらかじめデジタルSIMを本体に内蔵しているスマホのことをデュアルSIMスマホと呼びます。iPhoneXS以降のiPhoneはeSIMに対応していますが、日本ではなかなかeSIMサービスが提供されない状態が続いていました。そんな中でpovo・LINEMOがeSIMに対応し、ahamoも対応予定。さらにいち早くeSIMサービスをスタートしていたIIJmio、eSIM専用スマホを用意する楽天モバイルに加え、ワイモバイルがeSIMに対応することも確定し、eSIMの選択肢が格段に増えようとしています。eSIMは申し込み後数分後には開通できたり、簡単にSIMを切り替えられるなどのメリットがあります。ahamo+povopovo+LINEMOLINEMO+ahamoといった組み合わせなら、月額6000円ほどで40GB使えるということになりますし、メインを格安SIMにして副回線でいずれかの20GBプランを登録しておくという節約方法も考えられます。現時点では「データ1GBまでならタダ」という驚愕のプランを打ち出してきた楽天モバイルを副回線として持っておくのがベストな方法です。楽天モバイルは・データ1GBまで無料・データ3GBまでは980円/月(税込1078円)・データ20GBまでは1980円/月(税込2178円)・データ20GB以上は無制限で2980円/月(税込3278円)・追加料金なしで通話し放題(RakutenLinkアプリからの発信はタダ)など、ずば抜けて安いプランを発表したばかり。回線エリアは他大手キャリアにまだ及ばない部分もありますが、1GB以内を維持する限り、タダで通話し放題の回線を持てることを思えば、使わない理由はありません。もしあなたがデュアルSIMスマホをお使いであるならば、2つのサービスを利用しても節約できる選択肢があるということを覚えておきましょう。ユーザーの声がプランを作るこれまでは2年縛り、契約解除料(違約金)、事務手数料、MNP手数料、スマホ分割払いシステムなどの影響で、"乗り換える"ことをしない人ばかりの時代が長く続いてきました。ユーザーが乗り換えないということは、ユーザーが料金・サービスに満足しているということであり、それはつまりキャリアが値下げを考える必要がないということでもあります。そんな膠着状態が政府の呼びかけにより崩れつつあります。SNS時代ということもあり、各キャリアは新料金プランに対する世の中の声に敏感に反応しています。"こんなプランがいい" "こんな料金がいい" "こんなオプションが欲しい"という声を上げ、叶わないのであれば乗り換える。ユーザーがプランを見極めるようになり、気軽に乗り換えられるスキルを手にできれば、ますます競争は活発化し、現行プランもさらに磨かれることにもなります。高かろう良かろう安かろう良かろうが共存する新時代がやってきました。縛り期間も手数料も存在しない時代がやってきました。スマホ料金月額1万円時代は終わりました。毎月1万円払っている人が20GBプランに乗り替えた場合、月7000円の節約も不可能ではありません。月7000円の節約は年84000円の節約。それが夫婦なら16万8000円、3人家族なら25万2000円、4人家族なら33万6000円の節約になります。貯蓄するもよし。Go!Go!ワンクを参考に運用するもよし。さて、スマホプラン見直し、始めてみましょうか。■ハルくん 公式HP:https://harulog.jpハルくん、ありがとうございます!では、Go!Go!ワンクからご紹介です。西日本シティ銀行には…1000円から始められる積立投信がありますあわせて読みたい【世帯・男女別】30代の平均貯金額まとめ|理想の貯蓄目安&今から始める賢い貯め方とは40歳の平均貯金額はいくら?40代の世帯・男女別理想貯蓄額から貯めるコツまで解説年代別・世帯別の平均貯蓄額をFPが徹底調査!数字でわかる日本人の貯金事情貯金できない人の3つの共通点!貯金できる人との違い&賢く貯めるための改善方法
前回の『ハルくんの節約情報!スマホ料金・ドコモ編』に続く第2弾です。予想はしていたのですが、案の定、前コラムと今コラムの間にKDDIグループ(au・UQモバイル・povo・J:COM MOBILE)の新プラン、さらに楽天モバイルからも衝撃的な料金プラン発表が行われ、いよいよ大手キャリアの"本気のスマホ料金プラン"が出揃いました。KDDIグループと楽天モバイルは次回コラムでお届けするとして、今回はドコモ・ahamoの攻めた料金プラン発表を受ける形で発表されたソフトバンク陣営の新料金プランに注目していきます。ソフトバンクグループは3つのブランドで松竹梅メニューを用意しています。松)ソフトバンク:大容量・ショップサービスあり竹)ワイモバイル:低中容量・ショップサービスあり梅)LINEMO(ラインモ):中容量・オンライン手続きのみドコモの場合は松メニュー(5Gギガホプレミア)と、梅メニュー(ahamo)のみで、竹メニューにあたる「ちょうどいいデータ量でそこそこ安くてショップでサービスを受けられるプラン」がありません。※5Gギガライトという下位プランがありますが、データ容量は少なく料金は高いので、ahamoにしたほうがいいと僕は思います。そんな中でオンライン手続きが苦手な人や、スマホが故障・調子が悪い時に自分でどうにかできない人が安さに惹かれてahamoにしてしまうと、駆け込み寺がなくて困り果ててしまうケースも予想されるわけですが、ソフトバンクにおいては安さとショップを兼ね備えた「ワイモバイル」という選択肢があります。これこそがソフトバンクの強みだと思います。ならば、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO(ラインモ)のどれを選ぶのが正解なのか。各ブランドごとの特長やメリット・デメリットについて解説していきます。データ無制限ならソフトバンク新プラン「メリハリ無制限」・ 2021年3月スタート・ 月額6580円(税込7238円)・ 5G・4G対応・ データ通信無制限・ テザリング・データシェア上限30GB・ 3GB以下の月は1500円引き・ 新みんな家族割2人:-600円/3人以上:-1100円・ おうち割光セット:-1000円ソフトバンクのプランは『メリハリ無制限』に一本化されました。ソフトバンク回線がよくて、データをじゃぶじゃぶ無制限に使いたい人は迷わずこのプランを選ぶことになります。スマートフォン自体での通信は無制限ですが、テザリングなどには30GBの上限が設定されています。家族2人でソフトバンクを利用すれば毎月全員600円引き、3人以上なら毎月全員1100円引き。ソフトバンク光・Air加入なら毎月全員1000円引きとなります。金額だけ見ればかなり安く感じますが、ここには通話オプションが含まれていません。よく通話する人は通話オプション加入も必須です。通話オプション・準定額オプション+800円/月(5分通話定額)・定額オプション+1800円/月(24時間通話定額)毎月の通話時間などと照らし合わせて、合うオプションを選びましょう。+スマホ端末割賦代金シンプルになり値下がりした料金プランだけを見ると喜びたくなるところですが、スマホを新しく購入したり、割賦代金が残っている人はここに数千円がプラスされることになります。iPhoneと一言で言っても、iPhone12Proなら余裕の10万円超えだし 、iPhoneSEなら4万円台で購入できます。スマホを購入する前に、端末代金がいくらなのか、自分に合う機能を備えたスマホなのかなどを意識するようにしましょう。安くてお店もあるワイモバイルシンプルS・ 月額1980円(税込2178円) ・ 高速通信データ容量:3GB・超過後は最大300kbpsで無制限・4G+5G・通話料:30秒20円シンプルM・月額2980円(税込3278円)・高速通信データ容量:15GB・超過後は最大1Mbpsで無制限・4G+5G・通話料:30秒20円シンプルL・ 月額3780円(税込4158円)・ 高速通信データ容量:25GB・ 超過後は最大1Mbpsで無制限・ 4G+5G・通話料:30秒20円ソフトバンク回線が本家ソフトバンクより安く使えることで人気のワイモバイルの料金プランも刷新されました。ドコモ陣営にはないソフトバンク陣営の強みはまさにここで、"データ量はそこそこあればよく、店舗でのサービスも受けたい"という人にとってはまさにワイモバイルが受け皿となります。ほとんどデータを使わなければシンプルS、20GBもいらなければシンプルM、20GBで足りなければシンプルLが選べます。どのプランも高速通信データ容量超過後は速度制限がかけられますが、データ無制限です。大きな変更点としては、これまではプランに内包されていた10分通話定額オプションが選択制になったこと。よく通話発信する人は通話オプションも忘れずに加入しておきましょう。通話オプション/月額・だれとでも定額(通話10分定額):700円・ スーパーだれとでも定額(通話し放題):1700円・ 通話定額が5分ではなく10分なのがうれしいポイントです!割引・ おうち割光セット:-1080円引き/月・ 家族割引サービス(2回線目以降):-1080円・ 家族割が増額されて2回線目以降1080円引きになりました!LINEMO(ラインモ)オンライン専用の新プランド・ 月額料金:2480円(税込2728円)・ データ容量:20GB・ データ容量超過後は1Mbps・ LINEアプリはデータフリー・ 5分通話定額オプション:500円/月(1年無料)・ かけ放題オプション:1500円/月(1年間は1000円)・ 家族割なし・ 4G&5Gネットワーク・ オンライン契約のみ・ eSIM対応・ 国際ローミング対応・キャリアメールなしドコモのahamoに対抗する形で発表された『LINEMO(ラインモ)』はワイモバイルよりもさらに安い月額料金を実現しています。ワイモバイルのシンプルMと同額ながらデータは5GB多い20GB、5分通話定額付きです。利用頻度の多いLINEアプリにかかる通信がデータフリーというところも魅力。将来的にはLINEで申込や手続きが完了できるようになる可能性も。ただし申込や手続きはオンライン限定なので、困った時に駆け込める店舗・窓口はありません。全て自己解決できる人にとっては魅力的な新ブランドですが、そうでない人にとってはソフトバンク・ワイモバイルの方が安心安全な選択肢ということになります。どこを選べばいいの?ソフトバンクがおすすめの人・ ソフトバンク回線がいい人・ データを無制限に使いたい人・ 家のネットがソフトバンク光・Airの人・ ショップでのサービスを受けたい人・ オンライン手続きが苦手な人ワイモバイルがおすすめの人・ ソフトバンク回線がいい人・ ソフトバンクより安くしたい人・ データ量が3?25GBで足りる人・ ショップでのサービスを受けたい人・ 家のネットがソフトバンク光・Airの人・オンライン手続きが苦手な人LINEMO(ラインモ)がおすすめの人・ ソフトバンク回線がいい人・ ワイモバイルより安くしたい人・ データ量が20GBで足りる人・ショップでのサービスが不要な人・ オンライン手続きが得意な人・ iPhoneのeSIMで利用したい人データ量とショップの必要性が分かれ目まずは毎月どのくらいのデータ量が必要なのかを確認してみましょう。25GB以内に収まるようであればソフトバンクよりワイモバイルのシンプルLの方が月額料金を抑えることができます。ショップでのサービスが不要であれば、ワイモバイルよりLINEMO(ラインモ)の方が料金は安く・データは多く使うことができます。なんとなく使うのではなく、自分にジャストフィットなキャリア・プランを選ぶことで、使えるデータ量を増やしたり、毎月の支払額を大幅に減らすこともできます。スマホ料金は今や大幅削減可能な固定費です。スマホ料金を見直すことで、趣味嗜好にかかるお金や友好費を削ることなく貯金や投資に充てる原資を生み出しましょう!ドコモと比べると…5Gギガホプレミア vs メリハリ無制限月額料金はソフトバンクのメリハリ無制限が70円安。通話かけ放題オプションはドコモの方が100円安。家族割引はソフトバンクの方が100円高。家のネット回線セット割引は同額。細々見ていくと若干の差はありますが、この辺りはほとんど横並びの範疇です。ahamo vs LINEMO(ラインモ)ahamoは月額2980円。LINEMOは月額2480円。その価格差は"5分通話定額の有無"です。通話をほとんどせず5分通話定額が不要という人であれば、LINEMOの方が月額料金を抑えることができます。しかもLINEMOはLINE利用時に発生する通信のほとんどがデータフリーになる(20GBにカウントされない)というメリットもあります。5分通話定額ありきで考えれば料金は横並びなので、最終的には生活圏の電波強度が優秀な方を選びましょう。決めるのはまだ早い!次回コラムではドコモ陣営・ソフトバンク陣営に勝るとも劣らないプランを用意してきたKDDI陣営と楽天モバイルのプランに注目します。特にKDDIのpovo、楽天モバイルのUN-LIMIT Ⅵ(アンリミットシックス)が素晴らしいプランとなっています。次回もお楽しみに!■ハルくん 公式HP:https://harulog.jp
「節約したいと思いながら、なかなか手をつけられずにいるのがスマホ料金ではないでしょうか。。。」という書き出しで格安SIMサービスを利用した節約方法について記事を書かせていただいたのが2020年9月のこと。スマホ料金見直し術|格安SIMカードの活用&プラン見直しで毎月の支払額を抑えよう!あれから半年が経ち、また情報を刷新しなくてはならない状況になりました。ドコモ・au・ソフトバンクが従来のプランを値下げし、さらに格安SIMサービスに勝るとも劣らない料金での新プランをスタートさせようとしているからです。断言します。2021年、スマホ料金に大変革が起こります!スマホ料金はこれまで"高い"という印象を持つ人の方が多かったと思いますが、このイメージは今年逆転する可能性を大いに秘めています。今後のキャリア・スマホプランの選び方としては、データを無制限に使えてショップでのサービスも受けたいのであれば、大手キャリアが提供する従来型のプランを。データは20GB・オンライン手続きができてショップを頼ることなく自分で解決できるのであれば、各キャリアが新設する2980円のプランを選ぶことが可能になります。どちらのプランが良い悪いということではなく、自分に合ったプランを正しく選ぶということ自体はこれまでと変わりません。ただ確実に言えることは、数年前のプランのまま使い続けることは損だということ。今は従来のいわゆる"縛り期間"はなくなる傾向にあり、解約手数料・転出手数料なども0円になりつつあります。キャリアを変える必要はありません。が、数年前のプランから最新プランに変更しておくことは、家計的に最優先事項だと思われます。大手キャリアの新プランがスタートするのは2021年3月予定です。その前に、各社のプランの特長と内容を押さえておきましょう。今回はドコモ・ahamo(アハモ)編です。ドコモとahamo皆さんご存知のドコモに加え、今年はahamoというブランド(=プラン)がスタートします。ドコモには、ソフトバンクで言うところのワイモバイル、KDDIで言うところのUQモバイルといったサブブランドがありませんでした。その安い価格帯の他社プランに対抗するためにドコモが用意したのが『ahamo』です。ahamoはデータ20GB・5分通話定額が月額2980円(税別)で利用できる格安プランです。ahamoはサブブランドではなくドコモ内の新プランなので、ドコモユーザーはナンバーポータビリティすることなく変更することができます。ただし、ahamoは手続きがオンライン限定、申し込みできるのは20歳以上のdアカウント保有者、ショップサービスなしといった注意点があります。ショップでの対応が必要であれば、ドコモの新プランを選ぶことになります。新プランに関してもテコ入れが行われ、シンプルでわかりやすい構成になっています。各プランを解説していきます。5Gギガホプレミア・5Gギガライト5Gギガホプレミア・5Gギガライトは2021年4月1日からスタートするドコモの新プランです。5Gギガホプレミアは従来のプランで存在していたデータ上限・速度制限が撤廃され"5Gでも使い放題"が現実のものとなります。ライトユーザー向けの5Gギガライトも用意されていますが、ahamoと比較するとプラン内容が劣る上に料金も高いので、あまり選ぶメリットはありません。(※ahamoでは適用されない「ファミリー割引」に対応する点がメリットと言えなくもないですが...)価格的には安く見える5Gギガホプレミアですが、通話オプションが含まれていない点には注意が必要です。よく電話する人であれば1700円の完全定額か700円の5分かけ放題オプションへの加入は必須。また、ドコモ光割自体はありがたいものの、5G使い放題になると"家の光回線が必要なのか"という疑問も生じてきます。5G使い放題の実現は家のネット回線やモバイルルーターの需要をおびやかしかねないサービスを提供してきたところにドコモの本気度が伺えます。5Gギガホプレミア・月額料金⇒6650円(税込7315円)・データ3GBまでなら5150円(税込5665円)・データ無制限・通話料30秒20円・家族間通話無料・SMS送信料⇒国内3円?/国際50円?/受信無料・かけ放題オプション 1700円・5分通話無料オプション 700円・dカードお支払い割 -170円・みんなドコモ割 2回線で500円引き/3回線以上で1000円引き・ドコモ光セット割 -1000円こんな人におすすめ5G通信も利用したい人5G+4Gのデータ無制限に魅力を感じる人ショップでのサポートを必要としている人夫婦・家族利用でみんなドコモ割が見込める人ドコモ回線がいい人5Gギガライト・ステップ1(1GBまで) 3150円(税込3465円)・ステップ2(3GBまで) 4150円(税込4565円)・ステップ3(5GBまで) 5150円(税込5665円)・ステップ4(7GBまで) 6150円(税込6765円)・ステップ1での上限設定可能・通話料 30秒20円・家族間通話無料・SMS送信料 国内3円 /国際50円 /受信無料・かけ放題オプション 1700円・5分通話無料オプション 700円・dカードお支払い割 -170円・みんなドコモ割 2回線-500円/3回線-1000円・ドコモ光セット割 -1000円こんな人におすすめ5G通信も利用したい人ショップでのサポートを必要としている人夫婦・家族利用でみんなドコモ割が見込める人ドコモ回線がいい人ahamo・月額料金:2700円(税込2970円)・データ容量:20GB・データ容量超過後は1Mbps・5分通話定額付き・かけ放題オプション:1000円/月・家族割なし・4G&5Gネットワーク・オンライン契約のみ・新規契約事務手数料:無料・機種変更手数料:無料・MNP転出手数料:無料・契約できるのはdアカウントを持つ20歳以上のユーザー・20歳未満のユーザーの利用登録は可能・キャリアメールなしこんな人におすすめ5G通信を利用したい人月20GBあれば十分な人オンラインでの手続きなどができる人とにかくスマホ料金を安く抑えたい人本当の月額料金は?・5Gギガホプレミア・5分通話無料オプション・みんなドコモ割を加味して計算してみます。■1人の場合・5Gギガホプレミアの月額料金が6650円・5分通話定額が700円・計7350円/月(税込8085円)■家族2人の場合・5Gギガホプレミアの月額料金が6650円・5分通話定額が700円・各500円引き・計6850円/月(税込7535円)・2人合計13700円/月(税込15070円)■家族3人~の場合・5Gギガホプレミアの月額料金が6650円・5分通話定額が700円・各1000円引き・計6350円/月(税込6985円)・3人合計19050円/月(税込20955円)・4人合計25400円/月(税込27940円)上記金額からdカードお支払い割やドコモ光割などの割引を組み合わせると、もう少し安くなります。ただし、5Gプランを利用するにあたりスマートフォンの買い替えが必要な人も多いかと思います。その場合は端末購入代金を加算して計算してみてください。データ無制限じゃなくていい人、ネットでなんでも解決できる人ならahamoがオススメです!ahamoの場合は2970円(税込)×利用者数=月額料金となります。5G不要な人に向けたプラン4Gだけでいい人向けのギガホプレミアというプランもありますが、・定期契約なし・60GBまで 6550円・定期契約なし・3GBまで 5050円・定期契約あり・60GBまで 6380円・定期契約あり・3GBまで 4880円・容量超過後は最大1Mbps制限・定期契約ありの場合の解約金は1000円制限金額を見てわかる通り5Gギガホプレミアとほとんど差はないにもかかわらずデータ上限があるため、こちらのプランを選ぶメリットが見当たりません。ほぼ同じ金額なので5Gギガホプレミアの方が断然おすすめです。攻めたドコモ月額2970円(税込)のahamoの登場には驚きました。5Gも使えて、データ20GBも必要充分、5分通話定額付き、ドコモ品質なので時間帯による速度制限もなし。これを大手キャリアのサブブランドであるワイモバイルやUQモバイルよりも「魅力的だ」と感じる人は少なくないと思われます。手続きがオンライン限定ということで多少のハードルの高さはあるものの、その結果、ショップでのサービスが受けられて、データは無制限という5Gギガホプレミアとの棲み分けが明確になりました。ドコモ回線がいい人にとっては、5Gギガホプレミアかahamoというわかりやすい2択となりました。ただし、ドコモのプランは松竹梅で言うところ松プラン・梅プランのみであり、竹プランがありません。ドコモが動いたことで、竹プランを持つソフトバンクがソフトバンク・ワイモバイルのプランを刷新し、ahamoの対抗策としてソフトバンク on LINEを発表しました。ワイモバイルにはソフトバンクよりも安く、ショップの窓口で手続きできるというメリットがあり、LINEMO(ラインモ)はeSIMに対応するなど、興味深いサービスとなっています。次回はソフトバンクの新料金プランについて掘り下げていきます。スマホ料金が面白いことになってきました。ソフトバンク編はコチラから・・・■ハルくん 公式HP:https://harulog.jp
節約したいと思いながら、なかなか手をつけられずにいるのがスマホ料金ではないでしょうか。・2年縛りがあるから変えられない・契約解除料が高そう・そもそも契約更新月がわからない・変えるにしても手続きが面倒・格安は気になるけど、不安など、スマホ料金の見直しを先送りしている理由はさまざまだと思います。しかし近年、プランによる2年縛りという概念は消えつつあり、契約解除料も安く(会社によっては0円に)なり、手続きのほとんどをオンラインで済ませることも可能になりつつあります。本気になればスマホ料金は確実に安くできます。ポイントとなるのは「格安SIMカード」です。そこで、今回は「格安SIMカード」を中心に、スマホ料金節約術をご案内します!あわせて読みたい■福岡のタレント・ハル公式サイト「harulog」■【ぼくたちの子育て】家庭時間も仕事時間も、もっと自由にのびやかに|ハル(haru)さんそもそも「格安SIMカード」とは?スマートフォンに挿入されているSIMカードには、電話番号や加入者の情報などの情報が記録されています。スマートフォンを「電話」として使用するためにはSIMカードが必要です。格安SIMカードは、大手キャリア(docomo、au、ソフトバンク)のSIMカードよりも低価格で利用できます。以前は、大手キャリアによって「SIMロック(特定のSIMカードを差し込んだ場合のみに動作を認める機能制限)」が設定されており、SIMカードを自由に選ぶことができませんでした。しかし、昨今では「SIMフリー化(SIMロックが解除された状態)」が進んだため、多くの事業者が参入可能になりました。その結果、さまざまな格安SIMカードが提供されるようになったのです。スマートフォンの利用スタイルによっては、この「格安SIMカード」を選ぶと大きな節約につながるかもしれません。節約最優先なら格安SIMカードが最有力?格安SIMカード利用者が増加中!今、格安SIMカードをメインで利用している人は、スマホ利用者全体の15%程度を占めるという調査結果があります。格安SIMカードの魅力は何と言っても料金プランの安さ。大手キャリアユーザーが格安SIMカードに乗り換えた場合、プラン次第では料金を半分に抑えることも不可能ではありません。例えば、某格安SIMカードを提供している会社では、次のようなプランが用意されています。某格安SIMカードのプラン別月額料金(A社)・Sプラン:2680円(データ3GB)・Mプラン:3680円(データ10GB)・Lプラン:4680円(データ14GB)※全プラン10分までの通話無料付某格安SIMカードのプラン別月額料金(B社)・Sプラン:1600円(データ3GB)・Mプラン:2220円(データ6GB)・Lプラン:3260円(データ12GB)※通話10分無料オプション料:830円/月格安SIMカードを利用するメリット・デメリットとは?ここからは、よく尋ねられる質問をベースに、格安SIMカードのメリット・デメリットについて深掘りしていきます!格安SIMカードのメリット①:月額料金が安い格安SIMカードを利用する一番のメリットは、月額料金の"格安"さでしょう。前の項でもお伝えしたように、確かに月額料金を抑えることができそうです。普通に電話もネットもできるのに、なぜ大手キャリアのSIMカードよりも安いのでしょうか?それは、格安SIMカードのサービス提供会社が大手キャリアの回線を借りているからです。ネットワーク設備を自前で準備する必要がなく、インターネット販売が中心の格安SIMカードのサービス提供会社であれば店舗運営のための費用もかかりません。格安SIMカードのメリット②:格安なのに回線エリアは大手キャリアと同じ格安SIMカードに関して多く受ける質問として、・電波が弱いのでは?・圏外にならないの?といったことが挙げられます。ズバリ言いますが、格安SIMカードのサービス提供エリアは大手キャリアと同等であり、電波が弱い・圏外になるなどの心配はないと考えて良いでしょう。先述したように、格安SIMカードのサービス提供会社はドコモ・au・ソフトバンクのいずれかから回線を借りています。ドコモ利用者であればドコモ回線の格安SIMを選んでおけば電波状況が変わることはありません。au回線・ソフトバンク回線でも同じことが言えます。格安SIMカードのデメリット①:窓口での対面サポートを受けにくいサービスを削ることで安さを実現している点は、大手航空会社とLCC(ローコストキャリア)の違いに似ているのかもしれません。逆の見方をすると、困った時に駆け込める窓口が身近な場所になく、大手キャリアのような手厚いサポートが受けられない可能性もあります。これをデメリットと感じる人もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、この特徴を納得した上で利用すれば、毎月のスマホ料金を確実に削ることができます。格安SIMカードのデメリット②:通信速度には差異あり通話・通信エリアについては大手キャリアと差異がない格安SIMカードですが、通信速度が遅くなることがあります。格安SIMカードのサービス提供会社は借りた回線分しか通信できません。決められた通信量に対して利用者が集中すれば一時的に通信速度が遅くなってしまいます。通勤時間帯・昼休み時間帯・帰宅時間帯は利用者が増えるため、予めその時間帯には速度制限をかけているプランの格安SIMカードもあります。・通信速度は必ずしも大手キャリアと同等ではない・ネットが遅い時間帯があるということは覚えておきたいところです。注目の格安SIMカードのサービス提供会社3選ワイモバイルソフトバンク回線を利用する「ワイモバイル」は通信速度が遅くなることはほとんどなく、オプション申し込み不要で10分までの通話が無料なのも魅力です。また、ソフトバンクショップがワイモバイル店舗の機能も兼ね備えているため、窓口でサービスを受けることも可能。通話完全定額オプション料1,000円も格安です。UQモバイルau回線を利用する「UQモバイル」も、安定した通信速度が評判の格安SIMカードを提供しています。通話10分かけ放題オプション・完全通話定額オプションを加味した料金はワイモバイルと全く同じです。au回線エリアが希望であればUQモバイルがおすすめです。楽天モバイル月額2,980円で電話し放題、データ使い放題を実現している楽天モバイルUN-LIMITも気になる存在です。楽天回線エリアならデータ無制限。楽天回線エリア外ではau回線と接続しますが、au回線利用に関してはデータ5GBまで高速通信、5GB超過後は速度制限がかかりますが最大1Mbpsでの通信が可能です。Rakuten Linkという通話アプリを使えば通話料はオプション料なしで0円。海外でも2GBまでデータ通信できるというのも面白いところです。格安SIMカードの注意点契約・サポートはオンライン中心デメリットの項目でも述べましたが、格安SIMカードのサービス提供会社は大手キャリアのように多くのショップ・販売店を構えていません。手続きのほとんどはオンラインで行えるため問題はありませんが、これまでが窓口での対応ありきだった人にとっては少し不便に思えるところかもしれません。キャリアアドレスは使えない大手キャリアのSIMカードから格安SIMカードに移行した場合、@docomo.ne.jp@au.com/@ezweb.ne.jp@softbank.ne.jpなどのキャリアアドレスは使えなくなります。ヤフーメールやGmailなどのフリーアドレスを活用しましょう。意外と発生しがちな通話料多くのキャリアで通話オプションは"5分通話定額"と"完全通話定額"が用意されています。かける電話のほとんどが5分以内に終わるのであれば5分通話定額オプションを、長電話が多い人なら完全通話定額オプションを利用しましょう。基本的な通話料は30秒20円(税別)です。仮に5分通話定額オプションの人が30分の長電話をしてしまった場合、25分の通話に対しては1,000円(税別)の通話料が発生する計算になります。こういったことが数回続けばあっという間に通話料だけで数千円発生することになってしまいます。通話定額オプションを正しく選べているか、再確認してみましょう。格安SIMカードの注意点を補うために、アプリで通話料を節約!・LINE・メッセンジャー・Skype・FaceTime(Apple端末同士)など、音声・ビデオ通話ができるアプリを活用するのも通話料節約のコツです。こういったアプリを使った通話には通話料が発生しません。もちろんデータ量を消費しますが、通話料に比べれば格安ですし、Wi-Fi接続時であればデータ消費を気にすることもありません。家族・友人知人との通話は積極的にアプリ通話を利用して通話料を抑えてみるのも一手です。大手キャリア継続でもプラン見直しはマスト家族割引・ネット割引で大幅割引もドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアが提供するSIMカードのユーザーは、大容量データプランを選べたり、キャリアショップによる手厚いサポートを受けたりできる点が魅力です。大手キャリアのプランは、格安SIMカードと比べると料金が高めですが、プランを正しく見積もることで安くすることはできます。家族みんなで同じキャリアを使えば、家族割引で1人1,000円〜2,000円/月は安くなりますし、家のインターネットサービスをスマホキャリアと揃えればネット割でさらに毎月1,000円割引されます。契約解除料が安い最新のプランに昔のままのプランだと、契約更新月以外にキャリアを変える場合は9,500円の契約解除料が発生してしまいます。最新のプランにしておけば契約解除料は、ドコモ:1,000円(dカード払いで0円)au:1,000円ソフトバンク:0円です。その時々で自分に合うキャリア選びができるよう、昔のプランのままの人は契約解除料がかからない最新のスマホプランに変更しておきましょう。まとめ大手キャリアしか選択肢がなかった頃はスマホ料金に毎月1万円前後支払っていましたが、格安SIMカードの登場で、スマホ料金を1,000円や2,000円に抑えることも不可能ではなくなりました。仮に毎月1万円支払っている人のスマホ料金が毎月2000円になったとしたら、月8,000円の節約、年9万6,000円の節約になります。これが夫婦ならば年19万2,000円の節約。3人家族なら年28万8,000円の節約。4人家族なら年38万4,000円の節約です。スマホ料金は生活費の中で固定費にあたるため、削れないと思っている方も多いと思いますが、格安SIMカードを活用したり、プランをしっかり見定めたりすることで、大きな節約効果を生むこともできます。先行き不透明な時代ですから、スマホ料金を節約して得た資金は貯金に回すもよし、投資に充ててもよし、おいしいものを食べたり、家族で旅行に出かけたりしても良いでしょう。そんなワクワクを想像しながら、ぜひスマホ料金を見直してみてください。あわせて読みたい福岡のタレント・ハル公式サイト「harulog」【ぼくたちの子育て】家庭時間も仕事時間も、もっと自由にのびやかに|ハル(haru)さん