リフォームのなかでも、暮らしの変化を実感しやすいのが「キッチンリフォーム」です。日々の家事の要となる場所が使いやすく美しくなれば、家族の笑顔がもっと増えることでしょう。今回は、子育て世帯がお得に活用できる「こどもエコすまい支援事業」について触れながら、注目したいリフォーム箇所の特徴や相場などをご紹介します。
キッチンリフォームのメリットは?
日々の食事をつくるキッチンは、暮らしの中心といってもよい大切な場所。使いづらかったり、衛生的ではなかったりすると、家族のライフスタイルや健康にも影響します。
キッチンリフォームをするメリットは、下記のようにさまざま。キッチンリフォームによって古いキッチンが蘇れば、暮らしはもっと快適で豊かなものになることでしょう。
・毎日の食事がつくりやすくなり、家事ストレスが減る
・使いやすいキッチンであれば、時短に繋がる
・素材やデザインにこだわれば、掃除がしやすくなり衛生的
・広々とした空間づくりをすれば、家族でキッチンに立つことができる
・オープンなキッチンにすれば、家族のコミュニケーションが取りやすくなる
・理想のキッチンインテリアを楽しめる
・適切な場所に適正量の収納ができて便利になる
このように、キッチンリフォームには暮らしを楽しくしたり快適にしたりするメリットがたくさんあります。今感じている家事ストレスや、日々の家事ルーティンに変化が訪れるかもしれません。
子育て世帯がお得に活用できる「こどもエコすまい支援事業」とは?
子育て世帯や若者夫婦世帯の方がキッチンリフォームを予定しているのなら、こちらの支援事業をチェックしてみてはいかがでしょうか。理想のキッチンリフォームをするための後押しになるかもしれません。
こどもエコすまい支援事業とは?
エネルギー価格高騰の影響を受けやすい「子育て世帯・若者夫婦世帯」向けに、高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対しての支援を行う事業。予算は1500億円と発表されており、子育て世帯や若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支え、また2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた事業です。
「子育て世帯」とは?
こちらの支援事業のなかで「子育て世帯」とは、申請時点において、子(年齢は令和4年4月1日時点※で18歳未満。すなわち平成16(2004)年4月2日以降出生の子)を有する世帯を指します。(※令和5年3月31日までに建築着工するものについては、令和3年4月1日時点)
「若者夫婦世帯」とは?
こちらの支援事業のなかで「若者夫婦世帯」とは、申請時点において夫婦であり、令和4年4月1日時点※でいずれかが39歳以下である世帯のことを指します。
(※令和5年3月31日までに建築着工するものについては、令和3年4月1日時点)
補助額の上限は?
注文住宅の新築、新築分譲住宅の購入の場合は、1住戸につき100万円が補助額の上限になります。リフォームの場合は、実施する補助対象工事および工事発注者の属性等に応じて5万円※から60万円が補助額の上限になります。
※ 例外として、経済産業省および環境省が実施する「先進的窓リノベ事業」または経済産業省が実施する「給湯省エネ事業」の交付決定を受けている場合、申請する補助額の合計が2万円以上であれば補助対象となります
キッチンリフォームの相場は?便利なローン情報も
キッチンリフォームをしたいと思ったら、気になるのがリフォーム費用ですよね。
リフォームをする業者や内容にもよりますが、キッチンリフォームの相場例は下記となっています。
・システムキッチン(Ⅰ型)の交換:40~80万円
・システムキッチンの交換(壁付→対面型の場合):75~200万円
・キッチンを全体的にリフォーム:80~400万円
・アイランドキッチンにリフォーム:300~450万円
西日本シティ銀行では、最大1000万円、最長15年までお申し込みが可能な「NCBEZリフォームローン」、住宅やマンションの建築購入では返済期間が最長50年までお申込可能で、中古住宅購入等のリフォーム資金としても利用可能な「NCB建築名人(住宅ローン(新築・購入))」などの便利な住宅ローンをご用意しています。
興味のある方は、各ローンの詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。
NCBEZリフォームローン:https://714919.jp/loan/reform/
NCB建築名人(住宅ローン(新築・購入)):https://714919.jp/loan/kenchiku_meijin/
キッチンリフォームで快適な暮らしを
キッチンに求めることは人それぞれ。自分好みのキッチンスペースをつくるために、デザインや設備、収納量などを自分でカスタマイズできるキッチンリフォームはおすすめです。あなたもぜひ、快適な暮らしに繋がるヒントとして参考にしてみてはいかがでしょうか。
伊野奈緒美
フリーライター Naomi.Sping代表
ライフスタイルメディアをはじめ、企業サイト、Webマガジンなどでインテリア・ライフスタイル系記事を執筆。自身も地元福岡を応援すべく、福岡ライフスタイルメディア「福岡暮らすFUKU-KURA(フククラ)」を運営。職住融合のワークス
タイル経験を生かし「仕事×子育て×心地よい暮らし」のアイデアを届ける。【保有資格】文部科学省後援リビングスタイリスト1級/リフォームスタイリスト3級/
カラーコーディネーター2級
https://naomi-spring.com/