部屋の壁が何だか寂しい、シンプルな部屋のアイキャッチが欲しい、そんな時に取り入れたいのが「アート」。少し難しそうに感じられますが、ちょっとしたポイントを押さえるだけでアートは素敵に飾ることができます。今回は、インテリアとしてアートを飾るアイデアを5つご紹介します。
インテリアとして楽しみやすい「アート」とは?
自宅に飾るアートは本格的な絵画だけではありません。ポスターやポストカードなどをフレームに入れて飾るだけでも素敵なアート作品になります。そのまま飾るよりもフレームに入れた方がぐっとおしゃれで洗練された雰囲気に。少し面倒でもサイズをしっかりと測って、アートが美しくおさまるフレームを用意してみてはいかがでしょうか。
ロゴやポップなデザインを描いたカジュアルなアートは細めのフレーム、美術館に飾られているようなクラシカルなアートは太めで厚感のあるフレームを選ぶのがおすすめです。
お子さんが描いてくれた絵もフレームに入れると、より素敵なアート作品に大変身。家族が長く過ごす部屋に飾れば、ほっこりと温かみのあるインテリアに仕上がります。
それでは、センスよくアートを飾る5つのアイデアを見ていきましょう。
センスのよい「アートの飾り方」5つのアイデア
1.【掛けて飾る】ラインを揃える
複数のアートを掛けて飾るときに意識したいのが、「上下左右のどこかのラインを揃えること」です。横ラインを揃えればクラシカルな雰囲気に、フレームのサイズを統一することで洗練された印象を与えます。
きっちりと並べずランダムに掛けて飾るときにも、上下左右どこかのラインを揃えて飾ることを意識すればほどよく整った印象を与え遊び心とセンスを感じさせます。
2.【掛けて飾る】家具を起点に飾る
広い部屋の壁にアートを飾るときには、どこを中心にすればよいのか迷ってしまうことも。そんなときには、キャビネットやソファなど「家具を起点」に飾ってみましょう。少し離れて眺めて、家具のセンター部分を目安にするとバランスよく飾れます。こちらの写真のように、ソファの中心にアートを飾りサイドにシンボルツリーや小さなグリーンなどを配置するのも素敵です。
3.【置いて飾る】床置き
壁に穴が開けられない場合は、置いて飾るのもひとつの方法です。最も手軽なのは、床に直置きして飾るアイデア。大小サイズ違いで、複数のアートを飾るのに向いています。
グリーンなどを組み合わせながら、モノを置き過ぎずシンプルに並べるのがセンスよく飾るコツです。ラフな雰囲気で、頑張り過ぎないおしゃれ感を演出してくれます。
4.【置いて飾る】家具の上に置く
壁に掛けた雰囲気に近いのは、チェストやテーブルなど「家具の上にアートを置いて飾る」方法です。立てかけるだけなので、壁を傷つけずに飾ることができます。多少の揺れでも転倒する場合があるため、フレームを両面テープなどで固定するなど対策をしておきましょう。
5.【置いて飾る】イーゼルに飾る
絵を描くための台座として使われる「イーゼル」は、アートを飾るのにも役立ちます。そのまま置くだけで、フォトジェニックなディスプレイに仕上がります。少し場所を取りますが、アートを印象的に飾りたい場合におすすめの方法です。
イーゼルはインターネットなどでも購入することが可能。サイズや素材もさまざまなので、まわりのインテリアに合うタイプを探してみてはいかがでしょうか。
目に留まるたび嬉しくなる。「アート」で部屋に彩りを
いつもの暮らしの風景が豊かになる「アート」、今回ご紹介したポイントを意識して飾れば、きっとセンスよく素敵に飾れるはずです。ポスターやポストカードなど、気軽に取り入れやすいアイテムから楽しんでみてはいかがでしょうか。
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伊野奈緒美
フリーライター Naomi.Sping代表
ライフスタイルメディアをはじめ、企業サイト、Webマガジンなどでインテリア・ライフスタイル系記事を執筆。自身も地元福岡を応援すべく、福岡ライフスタイルメディア「福岡暮らすFUKU-KURA(フククラ)」を運営。職住融合のワークス
タイル経験を生かし「仕事×子育て×心地よい暮らし」のアイデアを届ける。【保有資格】文部科学省後援リビングスタイリスト1級/リフォームスタイリスト3級/
カラーコーディネーター2級
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