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「シンプルに暮らす」5つのポイントとは?モノを上手に減らすインテリアの工夫

モノをできるだけ減らして、必要最小限のモノで暮らす「シンプルな暮らし」を好む方が増えています。モノをたくさん所有することよりも、手放すことで得られる「軽やかさ」は多くの方が実感しているのではないでしょうか。今回は、頑張らなくても続けやすい5つの「シンプルな暮らしのヒント」をインテリアの側面からご紹介します。

「シンプルな暮らし」がもたらすものとは?

さまざまな定義はありますが、モノを持ちすぎず、すっきりとした空間で心地よく暮らすことが「シンプルな暮らし」の基本形。あなたも身の回りがすっきりすると、気持ちが軽やかになったり、心に余裕が生まれたりした経験はありませんか。

すっきりとした空間で過ごしていると、頭がすっきりとして新しい発想が生まれてきたり、掃除がラクになることで時間に余裕ができたり…

ほかにも、モノを厳選していく作業自体が、自分の本当に「好き」なテイストやモノを知るきっかけになることもあります。さらにモノを増やすときにも慎重になり、無駄遣いや衝動買いが減るなどのおまけもついてくるのです。

もし何から始めればよいのか迷ったら、これからご紹介する5つのことからトライしてみてはいかがでしょうか。雑然とした暮らしから抜け出したい、など今のライフスタイルを変えたい方も無理なくできることから取り入れてみてください。

「シンプルに暮らす」ためにやっておきたい4つのこと

1.今あるモノを把握し、厳選する

まずは、今あるモノの量を把握することから始めましょう。一度にすべてのモノに手を出してしまうと収集がつかなくなってしまうこともあるため、「棚ひとつ」もう少し頑張れるなら「洋服・食器などのなかから1カテゴリ」など無理なくできるところから始めればOKです。

必要なモノだけを選び取り、あとはリサイクルや処分へ。どうしても判断のつかないモノは、機が熟すまでいったん箱などに入れてしまっておくのもひとつの方法です。1か月後、半年後、1年後など期限を決めて見直しましょう。

2.モノを増やすときの基準をつくる

せっかく厳選してモノを減らしても、次から次にモノを増やしてしまっては本末転倒。買い物をする時には、「本当に必要なモノか」「しまう場所がイメージできるか」などをじっくりと考えることをおすすめします。モノを増やす基準を自分のなかで設定しておけば、たとえ気軽に手に入るモノでも慎重に考えるクセがついていきます。

3.「今を快適にする」ことをめざす

モノを減らす時にもったいないと感じてしまうこともありますよね。でも、「いつか使うかもしれない」モノに囲まれて今が快適に感じられてないのなら、少し身の回りを見直すチャンスかもしれません。

もしモノを減らすことに抵抗を感じたら、捨てるのではなく人に譲ったり、画像などデータで残して「モノの思い出は大切にとっておく」対策をしたりと工夫してみてはいかがでしょう。

シンプルな暮らしでいつも意識したいのは、「今」を快適に過ごすこと。余分に感じているのなら、もう手放してもよいタイミングなのかもしれません。


4.「困らない程度」にモノを減らす

モノを減らして軽やかに…とはいえ、あれもこれも減らし過ぎてしまうと、これまでの暮らしとのギャップで困ってしまうことも。シンプルな暮らしへの憧れからモノを減らし過ぎて困った、という失敗談はよく聞かれます。同じ役割のモノがいくつもあるのなら1~2つに減らすなど、ご自分が無理なくできることからトライしてみましょう。

5.「自分らしい」モノは手放さない

シンプルな暮らしだからこそ際立つのは「自分らしい」モノたちです。

何だか好きだなと身近に置いているモノ、これがあると心が和みほっとするモノはうっかり手放してしまわないようにピックアップしておくことをおすすめします。暮らしの風景に自分が好きなモノがあるだけで心が明るく楽しい気持ちになれます。ぜひご自分の「好き」という感覚を大切にしてみてください。

「シンプルな暮らし」で心地よいライフスタイルを見つけよう

できるところからモノを減らして、増やす時にはじっくりと考える。そして自分の「好き」という感覚を大切に空間づくりをすれば、きっと心地よいと感じられる住空間、そしてライフスタイルが生まれるはずです。あなたもぜひ、無理なく楽しみながら「シンプルな暮らし」を取り入れてみてはいかがでしょうか。


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