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福岡カヌレ3選| 本格派から進化系までトレンドの絶品カヌレをご紹介♪

数年前から注目を浴びているカヌレ。
今年は食トレンド予測2022に「半熟カヌレ」がランクインし、早くも様々なメディアで取り上げられています。
今回はGo!Go!ワンク編集部員がセレクトした、トレンドのカヌレが楽しめるお店を3つご紹介します。
シンプルな王道カヌレから、進化系カヌレまでそれぞれのお店のこだわりを取材してきました。

1. 甘さ加減が絶妙な「LECLERC」

【特別な存在のカヌレを気軽で日常的な存在へ】

21年12月から博多駅構内にオープンし、連日1800~2000個のカヌレが売れているという人気店「LECLERC(ルクレール)」。お店のパティシエールさんにお話をうかがいました。
「カヌレは少し甘すぎるように私は感じていたので、もっと食べやすくするために、カヌレの表面のキャラメリゼはできる限界のところまで砂糖を抑えるように心がけて作っています。」

【人気のアレンジカヌレが再発売!?】

博多駅ではプレーン、発酵バター、ビターキャラメル、アーモンドミルク、ビターショコラの5種類を販売。一番人気は150円のプレーン味とのこと。取材時も次々とお客さんがカウンターへ訪れ、「会社のお土産に」と言って全種類購入するサラリーマンも多いのだそうです。
「博多駅に来る前は西新で販売していたのですが、西新では大きな厨房もあったので、ティラミスやキャラメルマキアート、アールグレイの生地のなかにマスカルポーネとオレンジクリームを入れたカヌレなど、いろいろなアレンジカヌレを販売していました。博多駅でも6月からは広い店舗に移転オープンの予定なので、またいろいろなアレンジカヌレを作れると楽しみにしています。」

【目指すは蜂楽饅頭!?】

「お財布に優しく、ひとつじゃなくてもう一つ買えるようなお手頃価格で提供していきたい。蜂楽饅頭さんみたいな長く愛されるお店になれたらいいなって思っています。」そう話すパティシエールさんの表情には温かい笑みがこぼれていました。

LECLERC公式サイト
https://www.instagram.com/leclerc_japan

2.歴史のある元祖カヌレの味「PAUL」

【これぞ正統派のカヌレ】
変わらぬ味を守り続けていると語ってくださったのは店長の中山博司さん。
「フランスの製法を忠実に守っています。熊本産の牛乳、北海道産の発酵バター、フランス産の小麦粉を使用しています。一番の決め手となっているのはラム酒です。召し上がっていただくときに、ラム酒の香りがフワッと口いっぱいに広がるように工夫しています。」

食感へのこだわりも特別に教えていただきました。
「仕込む際の温度も厳密に設定しています。ミルクとバターは75度以上で溶かしていきます。沸騰しないように75度以上を保ちながら小麦粉を入れることで外がカリッと中はモチッとした食感になります。温度が低いとなかなかその食感にはならないので仕込みの温度には気を配っています。」

【季節のフレーバーのカヌレも!】

伝統のプレーンカヌレを大切に、抹茶やマロン、イチゴなど日本の季節ならではの旬のフレーバーカヌレも期間限定で楽しめる「PAUL」。
2022年3月16日からは桜カヌレを販売中とのことです。

【全国的にも人気のベーカリ「PAUL」。九州ではここだけ】

「PAUL」の店舗は東京や大阪、京都、神戸にもありますが九州は福岡三越だけなので、鹿児島や熊本からまとめ買いをされるお客さんもいるのだとか。
「一番遠いところでは北海道にも店舗を構えているので、福岡以外の方も是非お近くの店舗で当店のカヌレを楽しんでもらえたらと思います。」

フランスの老舗パン屋さんとしても知られる「PAUL」。店内を見渡すと、フランス直産の生地を使った本格的なパンがずらりと並んでいます。
「カヌレも人気ですけど、それ以上に人気なのがフランスパンとクロワッサンです。是非、お店にお立ち寄りの際はパンのほうもよろしくお願いします(笑)」

PAUL公式サイト
http://www.pauljapan.com/ja/

3.那珂川の特産品を使ったカヌレの進化系「那珂川カヌレ」

【"やまもも"を使った珍しいカヌレが話題に】
那珂川でカヌレ専門店が出店。できるだけ那珂川をPRできる素材を使っていきたいと話すパティシエールの岡田美幸さんに那珂川カヌレならではのこだわりを聞きました。
「那珂川の特産品の"やまもも"を使用させていただいたカヌレも販売していて、他にはない珍しい味だと思います。見た目は甘そうな色をしているのですが、フランボワーズを合わせることで意外とあっさりしていて男性にも人気があります。今後も那珂川ならではの特産品にこだわったカヌレを出していきたいと思っています。」

【きっかけはお酒のお供】
もともとはお酒を提供する店舗で働いていたという岡田さん。カヌレが好きという気持ちに加え、コロナ禍ならではの発想からカヌレ作りにたどり着いたそうです。
「お店のデザートとして提供した際に、カヌレがお酒にも合ったので甘いのが苦手な方にも食べてもらえたら嬉しいなと思って商品をふやしていきました。カヌレを本格的につくってみようと思ったのは、2020年の春くらいでした。元々カヌレが好きでしたし、常温でお客様が持って帰れるもの、そしてコロナ禍なので接触が少ない個包装にできるのでお土産にもちょうどいいと思いました。」

【ラム酒は使用していない!?】
何度も焼き直し焼き加減にはとてもこだわっているという「那珂川カヌレ」。
「通常カヌレにはラム酒を使うことが多いと思いますが、私がこだわっている焼き加減にラム酒がしっくりこなくて"グランマルニエ"というオレンジのリキュールを入れてみたところ、カヌレの香りが引き立ったのでそれを使用しています。高温で焼いてそのあと温度を落としてじっくりと焼きます。」
6種類のカヌレを店頭販売していますが人気ナンバーワンはシンプルなご褒美バニラ味だそうです。

那珂川カヌレ公式サイト
https://nakagawacannele.jp/

以上、3店舗のカヌレ、
皆さんはどのカヌレが一番気になりましたか。
ちょっとしたお土産や自分へのご褒美に、ご紹介したカヌレはいかがでしょうか。

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