福岡で藤の花が見られるスポット8選丨福岡の藤の花の見頃・季節についても解説

淡い紫色の花が美しい藤の花は、桜が葉桜になる4月中旬頃から咲き始めます。
藤棚はゴールデンウィークに1番の見ごろを迎え、行楽にもピッタリのスポットです。
福岡には、美しい藤の花が見られるスポットが多数あります。
ポカポカと暖かい陽気に包まれながら、優雅に咲き誇る藤の花を見に行きましょう。

福岡で見られる藤の花について解説

藤の花の花言葉や、福岡での見ごろの時期について解説します。

福岡で開花する藤の花の季節・見頃

福岡で藤の花が開花する時期は、例年4月中旬〜5月中旬です。桜が葉桜になる頃に藤の花が咲き始めます。

最も美しい満開を迎える時期は、ゴールデンウィーク頃です。福岡県各地でも藤の花に関連したお祭りが開催されます。

藤の花の花言葉

藤の花言葉は「優しさ」「歓迎」「決して離れない」です。

日本では、藤の花を女性に例えて歌を詠む習慣が昔からありました。「優しさ」「歓迎」などの花言葉は、女性のおおらかな性格が表れています。

また花の色によっても意味が異なります。紫色の藤の花は「君の愛に酔う」、白色の藤の花は「可憐」「懐かしい思い出」という花言葉です。

福岡で藤の花が見られるおすすめスポット8選

福岡でおすすめの藤の花が見られるスポット8選をご紹介します。どこも写真映えするようなスポットばかりです。

福岡市中央区・舞鶴公園丨見頃の時期は藤まつりで盛り上がる

福岡市中央区にある舞鶴公園では、4月下旬頃に樹齢40年~100年の藤が1300㎡にわたり見ごろを迎えます。頭上一面に広がる藤棚は、圧巻の光景です。

1年を通して様々な花が咲き誇る公園です。春は桜に始まり、藤や牡丹などが鑑賞できます。

藤が見ごろを迎える週末には、藤まつりが開催されます。花苗販売や植物を使ったワークショップなど、イベントも盛りだくさんです。

北九州市八幡東区・河内藤園丨約22種類の藤の花がつくる花トンネル

北九州市八幡東区にある河内藤園は、開墾から50年を超えた歴史あるスポットです。

園内にはノダフジをはじめとする22種類の藤の花が咲き乱れ、見るものを圧倒します。樹齢120年にもなる大藤も必見です。

ほかにも約1000坪も広がる大藤棚や、110mも続く藤の花トンネルなどがあります。さまざまな絶景スポットにも選ばれている福岡の名所です。

近年はその絶景を求めあまりに多くの来場者が訪れるため、予約チケット制を行っています。

宗像市・浄光寺丨お寺周辺に咲き誇り「ふじ寺」の愛称で親しまれているスポット

宗像市にある浄光寺は、周辺に藤の花が咲き誇ります。別名「ふじ寺」の愛称で親しまれているスポットです。

境内には樹齢百数十年といわれる大藤がたたずみます。大藤は宗像市指定の天然記念物です。

藤の花の開花シーズンには、藤まつりが開催されます。歴史ある寺で行われる藤まつりには、毎年多くの見物客が訪れます。

おすすめは、ご本堂の横の高見台の上から眺める藤棚です。上から見る藤棚は、藤の花がまるで絨毯のように広がる景色が楽しめます。

筑紫野市・武蔵寺丨九州最古の仏跡に咲く藤の花

筑紫野市にある、飛鳥時代に建立された九州最古の寺・武蔵寺で藤の花が楽しめます。

境内には、なんと樹齢約1,300年と伝えられる長者の藤があります。風情を感じる景色が見どころです。

藤の花の見ごろは例年4月中旬〜4月下旬頃です。約1mも垂れる花房は、一面を紫色に染めあげます。

近くには、温泉地として有名なスポットもあります。藤の花を見た後は、ゆっくりと疲れを癒しましょう。

柳川市・中山大藤丨樹齢300年の藤の花は一見の価値あり

柳川市の中山熊野神社にある「中山大藤」も、咲き誇る藤の花を楽しめるスポット。藤の花で形成される巨大な花房は、一度は見ておきたい景色です。

神社には、樹齢300年を超える大藤があります。大藤は福岡県指定の天然記念物です。満開の時期になると、辺り一帯を甘い香りで包み込みます。

神社の石橋にかかる藤の花のアーチは、絶好のフォトスポットです。夜にはライトアップが施され、幻想的な雰囲気が楽しめます。カップルにもおすすめのスポットです。

筑前町・藤の里公園丨夜にはライトアップされる藤まつり

筑前町の上高場地区にある「藤の里公園」でも藤の花が楽しめます。最も見ごろな時期は4月中旬〜4月下旬です。

園内には樹齢100年を超える藤があります。根回り約3m、花房1m、藤棚は約420平方メートルもある見事な藤です。筑前町の天然記念物にも指定されています。

大藤の開花に合わせて毎年「藤まつり」が開催されます。夜にライトアップされる藤の花は幻想的です。

小郡市・大中臣神社丨樹齢600年の藤の木は福岡県の天然記念物

小郡市にある大中臣神社の境内には「将軍様」と呼ばれる大藤があります。根元の幹の太さは周囲約3mにもなる立派な大木です。

大藤の樹齢は約600年といわれています。福岡県指定の天然記念物です。例年4月下旬から5月上旬にかけて1番の見ごろを迎えます。

見ごろの時期には、藤まつりが開催されます。夜にはライトアップが施され、デートにもぴったりのスポットです。

八女市・素盞嗚(すさのお)神社丨藤の大木はスケールが絶大

八女市の素盞嗚(すさのお)神社境内には、樹齢600年になる大藤があります。長い間、力強く咲き誇る姿は壮観です。国の天然記念物にも指定されています。

大藤がある神社には、約3,000平方メートルの広大な藤棚が広がっています。1mを超える花房は一面を紫色に染めており、絶好の写真スポットです。

毎年藤の開花時期には祭りが開催され、全国から20万人以上の観光客が訪れます。福岡だけでなく全国的にも有名な藤の花スポットです。

藤の花を美しく撮影する方法

長く垂れるような形で咲く藤の花は、写真映えしやすい花です。今回は、さらに美しく藤の花を写真に収めるためのテクニックをいくつかご紹介します。

  • クロースアップで撮影する

  • 藤棚を横から撮影する

  • 下から見上げるように撮影する

  • 背景の色に注意して撮影する

クロースアップとは、より近くで被写体を撮る撮影技法です。藤の花は、近くで見ても美しいです。

一方で垂れ下がるように咲く藤の花は、少し引いた場所から見ても迫力があります。藤棚を横から撮影すると、その迫力が伝わりやすいでしょう。

また、下から見上げるように撮ると、さらに躍動感がある写真になります。花の間から差し込む日の光も相まって、より美しい写真が撮れるでしょう。

まとめ丨2023年は福岡の藤の花鑑賞で癒やされよう

頭上から降り注ぐように咲く藤の花は、周囲を幻想的な空間へと変えてくれます。

日本では古来から藤にまつわる歌を詠むなど、長い間親しまれてきました。現代でもその美しい姿は、見る人の心を癒してくれます。

暖かい季節になったら、福岡の藤の名所で美しい藤の花を鑑賞しましょう。

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