暮らす

あったかメニューをより美味しく。「土鍋」の選び方と収納方法

寒くなると食べたくなるのがお鍋。今年は土鍋を新調しよう、買い足そう、そう検討されている方も多いのではないでしょうか。サイズや素材など、さまざまな種類がある土鍋のなかから、ぴったりのものを選びたいですね。ぜひあなたも、土鍋の選び方をチェックしてみてください。

素材の美味しさを引き出す。使いみちが多い「土鍋」

冬の定番メニュー「お鍋」に欠かせないのが土鍋。土鍋には、保温効果があり調理したものをアツアツの状態で食卓に出せるのが魅力です。また、ゆっくりと食材に火を通してくれる特徴から、素材そのもののおいしさを引き出す料理に適しています。

その代表格が、「ご飯」です。

土鍋でご飯を炊くと、もちもち、ふっくらと美味しく仕上がります。ほかにも、野菜や肉など素材の旨味を楽しむ蒸し料理や、煮物をつくるのにも最適。実は、鍋料理だけではなく日常的に活躍してくれる鍋なのです。

あなたに合うものは?「土鍋」の選び方

1.サイズで選ぶ

土鍋のサイズは、号数で表されており、1号は直径3cmくらいが目安になります。下記のように、つくりたい料理や使う人数をふまえて選んでみましょう。

3~5号:子ども用、湯豆腐やおじや、お粥づくりに

6号:1~2人用の鍋料理に(一般的な1人用)

7号:2~3人用の鍋料理に

9号:4~5人用の鍋料理に

2.機能で選ぶ

直火で使うのか、IHで使うのかによっても、選ぶ土鍋が変わります。基本的には、土鍋や陶磁器はIHで使えませんが、「IH」や「CH-IH」の表記があるものはIH調理器で使うことができます。

3.産地や素材で選ぶ

土鍋には、大きく分けて鍋肌がなめらかなタイプ、ざらざらとしたタイプがあります。また代表的な産地は、下記の3つ挙げられます。

・伊賀焼:三重県伊賀市でつくられている自然の「土」が使われている土鍋

・信楽焼:滋賀県甲賀市でつくられている自然の「土」が使われている土鍋

・萬古焼:三重県四日市市でつくられる自然の土+鉱物を混ぜて使われている土鍋

土鍋を使う時の注意点と収納方法は?

土鍋を使う時に最も注意したいのが「急激な温度変化」。特に、底が濡れている状態で火にかけると破損することがあるので注意しましょう。

また初めて土鍋を使う時には、水漏れを防止するためにも「お粥」を炊く必要があります。これは「目止め」と呼ばれる作業で、お粥のでんぷん質によって水漏れを防ぐ役割があるのだそう。

サイズも大きく重量もある土鍋は、食器棚の下段やキッチン収納の下段にしまうのがおすすめ。箱に入れたままにせず出した状態でしまっておくと、ひと手間省けます。一緒に使用する鍋の道具を近くにしまっておくと、使用頻度が上がることでしょう。

お気に入りの「土鍋」であったかメニューを楽しもう

伝統的な土鍋のデザインもほっこりと可愛らしいですが、最近では出したままでも絵になるおしゃれなデザインの土鍋も多数登場しています。和のお鍋だけではなく、シチューなどの洋食にも活躍してくれますよ。ぜひ、この冬はあなた好みの土鍋を探してみてはいかがでしょうか。


PR ご来店はネット予約がオススメ!
PR

" 暮らす"の記事をもっと見る

"住まい "の記事をもっと見る

ピックアップ Pickup Articles