住まいのなかでも、快適な暮らしを続けていくためによりよい環境づくりをしたいのがキッチンではないでしょうか。リフォームを検討される方のなかにも、「まずは、キッチンを快適な場所にしたい」と思っていらっしゃる方は多いかもしれません。 そこで今回は、快適な暮らしのために検討したい「水回りのリフォーム箇所」をご紹介するとともに、その耐用年数の目安にも触れていきます。
キッチンリフォームを検討しているけれど「何からチェックすればよいのか分からない」という方だけでなく、キッチンインテリアを使いやすくブラッシュアップしたい方にも役立つ記事です。ぜひ、水回りリフォームのヒントとしてご覧ください。
>>リフォームが気になりだしたらNCB EZリフォームローン
キッチンリフォームで、暮らしやすさが変わる
家族の食事を日々つくるキッチンは、住まいの中心というだけでなく、暮らしやすさの要となる場所です。
キッチンが使いづらいと、必要以上に料理の時間がかかってしまったり、家事負担が増えたりと、忙しい日々のなかで悩みを抱えてしまいがちです。
そこで、改めて注目したいのがキッチンのデザインと機能性。
自分好みのインテリアで整えられたキッチンであれば、料理の時間が楽しく感じられるだけでなく、作業効率がアップしたり、家族で家事分担することも可能です。
どのようなキッチンリフォームをすれば、快適な空間になるのか迷ったら、まずはこれからご紹介するリフォーム箇所をもとに、現状をチェックしてみてはいかがでしょうか。
キッチンリフォームする前に。チェックしておきたい箇所は?
キッチンリフォームを検討し始めたら、まずは現状のキッチンのどのようなことに困っているのかを改めてチェックしてみましょう。下記のポイントをふまえて見ていけば、どのようなキッチンを希望すればよいのかのヒントになるはずです。
・使いやすいレイアウトになっているか
現在のキッチンのレイアウト、調理スペースがライフスタイルに合っているかをチェックします。シンク、加熱調理器具、冷蔵庫を結んだ三角形を「ワークトライアングル」と言い、家事効率アップの鍵を握ります。
この3辺の合計が360cm~600cmであることが、使いやすさの目安になると言われているため、参考にしてみてはいかがでしょうか。
・収納スペースが適切であるか
キッチンの収納スペースは余裕があり過ぎても、少なすぎても空間を上手に使うことができません。改めて収納スペースの使いやすさと容量を確認し、どのようなことに課題を感じているのかを書き出してみましょう。
・壁や床、照明、換気扇などの状態を確認
キッチンは、油や水などが飛び散りやすく、ホコリなども加わって汚れが目立ちやすい場所です。清潔な状態を保つためにも、現状のキッチンの壁や床の傷、カビ、壁紙の剥がれ、聡明や換気扇の状態などをチェックしましょう。
床や壁を掃除のしやすい素材にリフォームすれば、汚れが落ちやすく日々の掃除の負担も減るはずです。
またキッチン照明は、夜でも作業しやすいよう手元を照らすのに大切な要素。明るさは十分であるか、節電効果は保たれているかなどもチェック項目になります。
長年使用することで汚れが溜まってしまう換気扇も、こまめな掃除が欠かせない場所。リフォームすることで、掃除の頻度を減らすことができたり、使いやすくなったりとメリットが多くあります。
「キッチン設備」の耐用年数の目安
ここでは、キッチン設備の耐用年数の目安をご紹介します。
これらの耐用年数は、どのような設備を取り入れているのか、また使用の頻度やメンテナンスの状態などにより変動があります。一般的な目安としてご覧ください。
・キッチンカウンター:10年〜20年
・キッチンシンク:15年~20年
・加熱調理機器(ガスコンロやIHコンロなど):10年~15年
・キッチン収納(キャビネット、引き出し、棚など):15年〜20年
・キッチン床材(タイル、フローリングなど):15年〜20年
上記の耐用年数に達していない場合でも、異音がしたり、水漏れをしていたり、発生したりなど、トラブルを抱えている場合は取り換えが必要になることもあります。
早めにプロに相談し、リフォーム費用の目安やプランなどを提案してもらえば、リフォーム計画がスムーズに進むことでしょう。
キッチンリフォームで、快適な暮らしを
快適な暮らしに直結する場所がキッチン。トラブルの多いキッチンは、家事効率が下がってしまうだけでなく、安全面でも不安を抱えてしまいます。
キッチンリフォームによって長年の家事のお悩みが解決することもあるでしょう。あなたもぜひ、快適な暮らしを目指して水回り(キッチン)を改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。
伊野奈緒美
フリーライター Naomi.Sping代表
ライフスタイルメディアをはじめ、企業サイト、Webマガジンなどでインテリア・ライフスタイル系記事を執筆。自身も地元福岡を応援すべく、福岡ライフスタイルメディア「福岡暮らすFUKU-KURA(フククラ)」を運営。職住融合のワークス
タイル経験を生かし「仕事×子育て×心地よい暮らし」のアイデアを届ける。【保有資格】文部科学省後援リビングスタイリスト1級/リフォームスタイリスト3級/
カラーコーディネーター2級
https://naomi-spring.com/