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「きれいな部屋」を保ちたい!散らかる前にやっておきたい3つの対策は?

年末の大掃除によってすっきりとした状態になると、それがずっと続いてほしいと願うもの。ですが、数か月経つと少しずつモノが増えたり散らかってきたりと、きれいな状態をキープするのは難しいですよね。そこで今回は、散らかる前にやっておきたい対策をご紹介します。

大掃除から数か月…部屋の状態は?

大掃除のタイミングでモノを取捨選択したり、定位置をつくったりして部屋がきれいになると、心まで明るく軽くなりますよね。すっきりとした部屋で過ごすと、勉強や在宅ワークがはかどるだけでなく、家事や掃除がしやすくなるなどメリットがたくさんあります。

ですが大掃除から数か月経つと、日々の忙しさからモノが増えたり、決めた定位置に戻せなくなったりと雑然とした印象になることも…。日頃から、大掛かりな掃除や片づけを繰り返さなくてもよいように、定期的に、下記のポイントをチェックしながら部屋の状態を把握しておくとよいでしょう。

・モノの定位置は適切か、使いづらくないか

・モノが増えすぎていないか、処分できるモノはないか

・掃除はしやすいか、掃除道具は出し入れしやすい場所にあるか

これらをこまめにチェックしたうえで、これからご紹介する「きれいな部屋をキープするポイント」を取り入れれば、「散らかりにくい部屋」になるはずです。

散らかる前に対策を。「きれいな部屋」をキープするポイント

1. モノを極力増やさない、増やすときは慎重に

今あるモノに目を向けて新しいモノを極力増やさないことは、すっきりとした状態を保つ鍵になります。日々の暮らしのなかで、何となくモノが増えてしまいがちな方は、意識して「モノを買う時は慎重になる」ことを心がけてみてはいかがでしょうか。生活雑貨や食品などのストックは、収納場所や数を決めておけば、より以上に増えることを防げます。

その考え方と同様に、収納家具を厳選して置くことでモノの適正量を保つことができます。収納家具に入る分だけのモノを置くと決めてしまえば、目安を可視化しやすくなります。

2.モノが散らかりやすい場所に「一時置き」をつくる

モノが多いだけではなく、毎回モノを定位置に戻しきれないことによって、部屋が散らかってしまうことがあります。そんな時には、「一時置き」しておくカゴやボックスなどを準備して一時的にまとめておきましょう。

モノが散乱している状態よりも、すっきりと見えるだけではなくモノがどこに行ったのか探す手間も省けます。写真のように一時置きボックスにキャスターが付いていれば、好きな場所に移動しやすく便利に使えますよ。

この方法であれば、毎日片付けをしなくても週末や時間ができた時などに一時置きボックスの中身を点検すればOKです。時間ができたタイミングで定位置に戻す、という余裕があると気持ちが軽くなるのではないでしょうか。

3.モノの「定位置」は適切か確認を

さまざまな工夫をしても、散らかってしまう…という場合は、もしかするとモノの定位置を見直すタイミングかもしれません。家族と一緒に暮らしている場合は、自分だけではなく、ほかの人にとっても使いやすい収納でなければきれいな部屋を保つことが難しくなります。

下記のポイントをチェックしながら、改めてモノの定位置を決めてみてはいかがでしょうか。

・モノを避ける必要がなく、片付けの動作が少なくて済むこと

・カゴにラベリングされているなど、どこに何があるのか一目瞭然であること

・使用頻度の高いモノから、出し入れしやすい場所に定位置をつくること

・扉なしのオープン棚は、出し入れしやすく中身を見渡せるため便利

 LDKの間取りの場合は、こちらの写真のように、キッチンカウンターの下を大容量の収納にしておくと家族が頻繁に使う生活雑貨などをまとめられて便利です。ダイニングやリビングからも近く、片付けへのハードルが下がります。

オープン棚は出し入れしやすくモノの定位置をつくるには最適ですが、モノが増えてくると雑然と見えてしまうデメリットも。そんな時には、デザインのよいカゴやファイルボックスなどを使って、細々としたモノをまとめておくとすっきりと見えますよ。中身がわかるよう、ラベリングしておくとより使いやすくなります。

散らかりにくい工夫で、きれいな部屋をキープしよう

モノをできるだけ増やさないこと、収納家具を増やさないこと、片付けがラクになるモノの定位置をつくること、どうしても散らかる時には一時置きをつくるなど、アイデア次第できれいな部屋をキープすることはできます。

収納やライフスタイルを少しだけ見直せば、より居心地のいい住まいになることでしょう。あなたも、暮らしにフィットする「散らかる前の対策」を取り入れてみてはいかがでしょうか。


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