街にクリスマスイルミネーションが灯り始めると、マイホームでもクリスマスの飾り付けを楽しみたい、という気持ちになりませんか。住まいの自由度が高い戸建住宅なら、背の高いクリスマスツリーやファブリックを使ったウォールデコレーションなども映えることでしょう。今回は、心躍るクリスマスディスプレイのアイデアをご紹介します。
クリスマスの飾り付けで住まいを楽しく
普段はシンプルなインテリアをお好みの方でも、クリスマスは住まいを華やかに彩りたい、そう思う方も多いことでしょう。煌めく街のイルミネーションやディスプレイ、クリスマスグッズが並ぶショップを眺めていると、自宅でも取り入れてみたくなりませんか。
大掛かりなディスプレイは難しくても、小さなクリスマス雑貨を飾るだけでもシーズンムードが高まり住まいがぐっと楽しい雰囲気になります。
戸建住宅は、集合住宅に比べて間取りの自由度が高いこともあり、さまざまなタイプのクリスマスディスプレイを楽しめます。お好みのものを、無理なく楽しみながら取り入れてみてはいかがでしょうか。
戸建住宅で楽しむ。「クリスマスの飾り付け」アイデア
1.クリスマス雑貨を小さく飾る
玄関やリビングの飾り棚や、窓際などのちょっとしたスペースに、小さく飾ることができるのはクリスマス雑貨。サンタさんやトナカイ、ツリーなどをモチーフにした可愛らしい雑貨を並べたディスプレイは、そこにあるだけで一気にクリスマスムードを盛り上げてくれます。
おしゃれに飾るコツは、三角形の配置を意識すること。正面から見た時、上から見た時などに雑貨が三角形に配置されていると整って見えます。高低差をつけると、より楽しく奥行きを感じるディスプレイに。
少し大人の雰囲気のクリスマスディスプレイがお好みなら、クリアなガラス製の雑貨を選ぶなど色味を抑えるのがポイント。ゴールドやシルバーをプラスすれば、煌めきが美しいラグジュアリーなディスプレイに仕上がります。トレイや器などに集めて飾れば、世界観のある素敵なクリスマスコーナーに。
2.玄関扉や壁にリースを飾る
住まいの顔になる玄関扉や、家族が集まるリビングの壁などに飾りたいのがクリスマスリース。クリスマスをイメージさせる代名詞となっているリースですが、実はさまざまな意味を持っているのです。
そのひとつが、新年の幸せを祈る役割。ほかにも、豊作祈願としても知られています。リースは、使われている素材ひとつひとつに意味が込められている神聖なもの。サイズやデザインだけでなく、素材の意味なども調べて選ぶヒントにすると、あなたにぴったりのリースが見つかることでしょう。
3.背の高いクリスマスツリー
天井まで届きそうな大きなツリーは憧れ、という方は多いのではないでしょうか。吹き抜けなどで天井が高い、広々としたオープンな間取りを取り入れている、という住まいなら海外で見られるような大きなサイズのツリーを飾るのも素敵です。
クリスマスツリーの印象を大きく左右するのは、飾り付けに使うオーナメント。こちらもリースの素材のように、モチーフひとつひとつに意味を持っているのだそう。たとえば、松ぼっくりは「豊作への願い」など込められた意味も調べながらオーナメントを選べば、これまでとはまた違う神聖な気持ちになれることでしょう。
ナチュラルなテイストがお好みなら、北欧風の自然素材でつくられたオーナメントを、華やかなテイストがお好みなら、ラメなどが散りばめられた煌めくオーナメントを選んでみてはいかがでしょう。愛着の湧くクリスマスディスプレイを楽しむなら、ハンドメイドでオリジナルのオーナメントを準備するのも素敵です。
住まいを思い思いに飾って楽しいクリスマスに
住まいに季節感を取り入れると、暮らしはより楽しくなります。ポップで可愛らしく、シックで大人っぽく…などテーマを決めて飾り付けすれば、クリスマス気分を盛り上げる素敵なディスプレイを楽しめるはずです。ぜひ、あなたの住まいに似合うディスプレイを取り入れてみてはいかがでしょうか。
伊野奈緒美
フリーライター Naomi.Sping代表
ライフスタイルメディアをはじめ、企業サイト、Webマガジンなどでインテリア・ライフスタイル系記事を執筆。自身も地元福岡を応援すべく、福岡ライフスタイルメディア「福岡暮らすFUKU-KURA(フククラ)」を運営。職住融合のワークス
タイル経験を生かし「仕事×子育て×心地よい暮らし」のアイデアを届ける。【保有資格】文部科学省後援リビングスタイリスト1級/リフォームスタイリスト3級/
カラーコーディネーター2級
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