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結婚前に用意しておきたい貯金額は?目安を知って資金面の不安を解消しよう

結婚は大きなお金のかかるライフイベントです。結婚のために必要なお金は、前もって貯蓄して準備しておきましょう。本記事では、実際にかかる結婚費用のデータにもとづき、結婚前に用意しておきたい貯金額を説明します。これから結婚を考えている人や、結婚したいけれど資金面で不安のある人は、参考にしてください。

結婚にかかる費用はいくら?

結婚するときにお金がかかることは漠然と認識していても、「具体的に何にお金がかかるのか?」「かかる金額はどれくらいか?」はよく知らない人も多いでしょう。まずは、結婚費用の内訳や金額について説明します。

結婚費用の内訳

結婚にあたってかかる費用には、次のようなものがあります。

結納や両家顔合わせの費用

結納を行う場合には、結納品や結納金の準備が必要です。結納を行わず、両家の家族が集まって顔合わせの食事会をする場合でも、ホテルのレストランや料亭を利用するための費用がかかります。

指輪の購入費用

婚約指輪や結婚指輪を購入するための費用がかかります。

挙式・披露宴の費用

結婚式や披露宴を行う場合には、会場費や料理・飲み物代、レンタル衣装代、引き出物代などがかかります。

新婚旅行の費用

新婚旅行では海外に行くことも多く、その分お金もかかります。旅行代だけでなく、お土産代も必要になります。

新生活の準備費用

結婚して賃貸住宅に住む場合には敷金、礼金、仲介手数料などの初期費用がかかります。新築または購入する場合には、住宅ローンの頭金が必要になります。このほかに、新生活のための家具や家電の購入費用、引っ越し費用もかかります。

結婚費用の平均額

「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によると、結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用の総額は平均で469.2万円となっています。なお、この調査は2019年(平成31年)4月~2020年(令和2年)3月に結婚・結婚予定があった男女を対象にしているため、新型コロナウイルスの影響を受けていない状態での結果になります。

結婚費用の項目別平均額

結婚費用の項目別平均額は、次の通りです。結婚式や披露宴にかかる費用の割合が圧倒的に大きいことが分かります。

項目金額

項 目

金 額

結納式の費用

22.7万円

両家の顔合わせの費用

6.5万円

婚約指輪

35.7万円

結婚指輪(2人分)

25.1万円

挙式、披露宴・ウエディングパーティ総額

362.3万円

新婚旅行

65.1万円

新婚旅行土産

11.6万円

【参考】ゼクシィ結婚トレンド調査2020

新生活の準備費用の平均額

上述の結婚費用の平均額469.2万円には、新生活の準備費用は含まれていません。「ゼクシィ新生活準備調査2016」の調査結果では、新生活の準備費用は次のようになっています。

項 目

金 額

インテリア・家具の購入

40.0万円

家電製品の購入

37.4万円

新居の初期費用

(購入・新築)頭金

220.2万円

(賃貸)敷金・礼金

18.2万円

引っ越し費用

6.4万円

【参考】ゼクシィ新生活準備調査2016

上の表を見ると、新生活の準備費用として100万円~300万円程度はかかることが分かります。実家で親と同居するのであれば費用はほとんどかかりませんが、新たに住居を構えるとなると大きな出費が発生します。

平均的な結婚前の貯金額

結婚にはお金がかかるということが、改めてお分かりいただけたでしょう。結婚費用を準備するためには貯金が必須と考えられます。

ここからは、「ゼクシィトレンド調査2020」の調査結果をもとに、「結婚前に本当にみんな貯金をしているのか?」「結婚費用のための貯金額はいくら?」という疑問にお答えします。

結婚費用を貯金している人の割合

結婚費用(結納、挙式、披露宴・ウエディングパーティ、二次会、新婚旅行)について、「貯金していた」と答えた人は86.7%、「貯金していなかった」と答えた人は13.3%となっています。やはり大部分の人が結婚費用を貯金で準備していることが分かります。

結婚費用のための夫婦の貯金総額

結婚費用を「貯金していた」と答えた夫婦にたずねた貯金総額の平均は、311.8万円となっています。結婚費用の平均額が469.2万円であることに照らし合わせると、実際にかかる費用の6~7割程度を貯金で準備していることになります。

結婚費用の全額を貯金でカバーしなくてもいい

結婚費用を貯金している人も、結婚費用の平均額ほどの貯金があるわけではないことが分かりました。次項で説明しますが、結婚する際にはもらえるお金もあります。そのため、かかる結婚費用の全額を貯金で準備しておく必要はありません。

また、結婚費用は予算に合わせて安く抑えることもできます。挙式・披露宴も新婚旅行も、必ず行わないといけないものではありません。結婚後、お金が貯まってから改めて挙式をしたり、旅行に行ったりする選択もあります。

必要な金額が貯まるまで結婚できないわけではありませんので安心してください。

結婚するときにもらえるお金とは?

結婚の際には、出て行くお金だけでなく、もらえるお金もあります。もらえるお金の主なものは、ご祝儀と親からの援助です。「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」より、ご祝儀と親からの援助の平均額を見てみましょう。

招待客からはご祝儀がもらえる

ご祝儀は、結婚式や披露宴に招待したゲストからいただくお祝い金です。挙式・披露宴を行うとその分お金が出て行きますが、ご祝儀として入ってくるお金も大きくなります。

ご祝儀の平均額

ご祝儀総額の平均は227.8万円となっています。結婚式や披露宴をするのにかかる費用の平均額が362.3万円ですから、挙式をしても半分以上はご祝儀でカバーできていることになります。

親から援助を受けている人も多い

結婚費用(結納、挙式、披露宴・ウエディングパーティ、二次会、新婚旅行)に対して、親・親族からの援助が「あった」と回答した人は78.6%、「なかった」と回答した人は21.4%となっています。約8割の人は結婚費用を親から援助してもらっていることが分かります。

親からの援助の平均額

上記の結婚費用に対する親・親族からの援助総額の平均は192.4万円となっています。親も貯金して、子どもの結婚費用を準備していることが推測できます。

もらえるお金の合計は?

ご祝儀総額と親からの援助の平均額を合わせると、約420万円となります。個人差の大きい部分ではありますが、結婚費用を賄うのに十分な貯金がなくても、もらえるお金によって結婚費用を準備できる可能性はあります。

ご祝儀や援助に税金はかかる?

贈与を受けたお金は、年間110万円を超えると、原則的に贈与税がかかります。ただし、結婚式のご祝儀については、常識的な範囲内であれば課税対象外とされています。

また、親自らが挙式・披露宴の費用を負担する場合には、贈与には該当しないため税金もかかりません。親に家具などをその都度購入してもらう場合なども、通常は課税対象外です。

贈与税が非課税になる特例も活用

贈与税に注意が必要なのは、まとまった現金を一括で贈与してもらう場合です。ただし、親または祖父母から結婚・子育て資金の一括贈与を受ける場合には、1000万円まで(うち結婚関係で支払われるものについては300万円まで)非課税になる特例があります。

特例を利用する場合、金融機関に専用の口座を作り、結婚・子育て資金が必要になる都度引き出す形になります。相続対策になることもあるため、まとまった資金援助を受ける場合には親と相談してみましょう。

結婚するまでの貯金はどのくらい必要?

ここまで、結婚するときに現実にかかる費用や、結婚の際にもらえるお金について説明してきました。貯金がなくても結婚できるとはいえ、できるだけ多くの金額を貯めておいた方がいいことは間違いありません。結婚するまでにいくら貯蓄しておいたらいいのかを説明します。

安心できる貯蓄額の目安は?

結婚するときには、新生活の準備費用を合わせると500万円以上のお金が必要になることがあります。しかし、早くに結婚する場合などは、この金額を全額貯蓄で用意するのは大変でしょう。当面の間は、ご祝儀としてもらえる分を差し引きした300万円程度を目標にするのがおすすめです。

相手が現れる前から貯蓄しておくのがおおすすめ

500万円以上のまとまった金額を貯蓄するには時間がかかります。結婚したい相手が現れてからお金を貯めようと思っていると、間に合わないこともあるかもしれません。

いつか結婚するかもしれないなら、相手が現れる前からコツコツと貯蓄しておくことが大切です。貯蓄ができていれば、良い相手に巡り会ったときにタイミングを逃さず結婚に進めるでしょう。

結婚資金を賢く貯める方法

結婚資金は計画的に貯蓄しておきたいものです。以下、結婚資金を上手に貯めるコツをお伝えします。

目標額を決める

使う時期や必要な金額を明確にしておかないと、貯蓄はなかなか続きません。いつ頃結婚したいかを考えて目標額を決めれば、毎月いくら貯蓄したらよいのかが計算できます。

既に相手がいる場合には相手と話し合い、二人で協力して貯めるようにしましょう。共通の目標があることでお互いの絆も深まります。

専用の口座を作る

お金を貯めるときには、何に使うかという目的ごとに口座を分けておきましょう。口座を分けることで目的ごとに必要なお金を貯めやすくなります。結婚費用や新生活の準備費用など、それぞれ専用の口座を作って管理するのがおすすめです。

先取り貯蓄する

毎月残ったお金を貯蓄するのではなく、給料が出たときに先取りで貯蓄しましょう。銀行の自動積立を利用し、積立用の口座に自動入金される形にしておくと確実に貯められます。

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まとめ

結婚するときには大きなお金がかかります。結婚費用の全額を貯めておく必要はありませんが、貯蓄が全くなければ、理想の相手が現れてもタイミングよく結婚できないかもしれません。いつか結婚したいという人は、良縁を逃さないためにも計画的に貯蓄しておきましょう。

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