福岡の避暑地があるエリア8選|福岡県内の涼しいところといえば

「暑いところに行くのは嫌だけど、家にいても退屈だ」そんなときは避暑地へ行きましょう。

福岡には暑い夏におすすめの避暑地がたくさんあります。激しい滝のそばで感じるマイナスイオンは格別です。ひんやり涼しい鍾乳洞めぐりは、この夏一番の想い出になるでしょう。

今回は福岡の避暑地があるエリアを8つ紹介します。大人気の場所から、知る人ぞ知る穴場まで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

福岡の避暑地があるエリア8選

福岡の避暑地があるエリアを下記8つ紹介します。

  • 糸島市・白糸の滝|ヤマメ釣りや流しそうめんで避暑地ランチも完璧

  • 宮若市・千石峡|涼しくてゆっくりできる場所

  • 北九州市小倉南区・平尾台|涼しいところといえば

  • 八女市・星野川|天然のすべり台を子どもと楽しむ

  • 糟屋郡・五塔ノ滝|マイナスイオンをたっぷり浴びる

  • 田川郡・白糸の滝|大変な道を越えてオアシスを

  • 福岡市中央区・大濠公園ほか|都心近くの避暑地

  • 福岡市早良区・野河内渓谷|穴場の避暑地

福岡の避暑地は滝や鍾乳洞など、マイナスイオンをたっぷり浴びられる場所が多く、福岡市内から車で1時間もかかりません。

暑さに嫌気がさしたら、涼を求めて避暑地へ足を運んでみましょう。

糸島市・白糸の滝|ヤマメ釣りや流しそうめんで避暑地ランチも完璧

糸島市には福岡県の名勝とされている『白糸の滝』があります。

落差約24メートルから流れる滝は大変涼しく、滝のそばはマイナスイオンをたっぷり浴びられ暑い季節に最適です。

近くの川では、足をつけて暑さをしのぎながら楽しめます。ヤマメ釣りや、流しそうめんもできるため、家族連れにぴったりです。

ランチはそばにある食事処で、ヤマメの塩焼きや唐揚げ、背越し(せごし:氷水にさらしたあらい)、南蛮付けが食べられ「渓流の味」を楽しめます。

滝から少し行くと「糸島でしか食べられない」と噂の、フワフワのかき氷で有名なお店もあります。

『白糸の滝』は、福岡市内から車で約40分と、そこまで時間もかかりません。暑い夏は、ぜひ糸島市へ天然のクーラーを浴びに行ってみてください。

宮若市・千石峡|涼しくてゆっくりできる場所

宮若市にある千石峡は、川遊びができる有名なスポットで避暑地として人気です。川のまわりは緑が生い茂っており、木陰もたくさんあります。

夏場の平均気温が30℃台の宮若市ですが、水温は20℃前半と涼しいです。この場所は景勝地にもなっており、吊り橋や遊歩道からは自然の渓谷美を楽しめます。

約50mの高さのコンクリートで囲まれた力丸ダムもあり、絶景スポットとしても名高いです。

またキャンプ場や公園もあり、バーベキューもできるため、週末は家族連れでにぎわいます。日帰り温泉で有名な脇田温泉も近くにあり、川遊びで疲れた人も安心です。

宮若市は福岡市から車で50分ほどで着きます。川遊びやキャンプを中心に楽しみたい人は、宮若市へ行きましょう。

北九州市小倉南区・平尾台|涼しいところといえば

避暑地の宝庫といえば、北九州小倉南区です。

とくに千仏鍾乳洞は有名で、洞窟内の温度はずっと16℃近くに保たれています。水路は14℃と洞窟内よりも温度が低いです。

この場所は入り口から480mより先は小川に足をつけて進むので、ちょっとした探検隊気分を楽しめます。国指定天然記念物にも指定され、水路に入っていく鍾乳洞は全国的にも珍しいです。

小倉南区は千仏鍾乳洞のほかに、菅生の滝も有名です。滝は3つに分かれ落差が最大の所は30mもあり、北九州内では最大です。

北九州市小倉南区は「福岡県で最高に涼めるスポット」として有名です。とびっきりの涼しさを求める人は、ぜひ行ってみてください。

八女市・星野川|天然のすべり台を子どもと楽しむ

八女市の星野川は、流れる川が連なり「天然のすべり台」として楽しめる場所があります。

天然のすべり台は見るだけでも涼めますが、せっかくなら中に入って楽しみましょう。小さな子どもは浮き輪があれば1日中楽しめます。

こちらは水質もきれいで、水深も浅く安心です。

上流まで行けば飛び込みできる場所もあり、浅瀬だけで物足りない人も楽しめます。また、星野川沿いにある展示館『ほたると石橋の館』のそばからなら、安全に河川敷に行くことができます。

この場所は6月にはホタルの観光スポットとしても人気で、多くの観光客でにぎわいます。

八女市の避暑地までは福岡市内から車で約1時間10分です。家族連れの週末レジャーにお困りの際は、ぜひ行ってみてください。

※『ほたると石橋の館』はリニューアル工事のため2024年3月末まで閉館予定。

糟屋郡・五塔ノ滝|マイナスイオンをたっぷり浴びる

糟屋郡は滝がたくさんあり避暑地として知られています。中でも、五重の塔から水を落としたように、流れが5つの段になって流れる五塔ノ滝が有名です。

こちらは滝自体は小ぶりですが、さまざまな形状をしており、落差が激しいため、マイナスイオンをたっぷり浴びられます。

口コミも「天然のミストで癒される」と高評価で、滝の水はとてもきれいです。

滝の岩場へは階段で降りますが、滑りやすいのでサンダルで行く際は注意しましょう。

滝つぼは、中に入って水遊びもできるため、子どもの水遊びスポットにもなります。

糟屋郡の景勝地は福岡市内から車で約40分とアクセスも良いため、マイナスイオンを満喫したい人は、ぜひ行ってみましょう。

田川郡・白糸の滝|大変な道を越えてオアシスを

田川郡は大変な道を越えた先に、オアシスが待っています。

大変な道とは登山道のことです。10分ほど歩けば、涼しいオアシスに行けるうえに、達成感も味わえます。

この場所は森林で囲まれ秘境感があり、まるでジブリの世界に迷い込んだようです。木陰は涼しく、水も冷たいので、夏場は地元の人を中心に多くの観光客でにぎわいます。

こちらで流れる白糸の滝も有名で、落差は25mと激しく、近くまで行けばマイナスイオンをたっぷり補充できるでしょう。

滝近くのきれいな清流では水遊びもでき、親子の川遊びスポットとしても使えます。

福岡市内から田川郡の白糸の滝までは約1時間です。週末のドライブにぴったりなので、涼みに行きたい人はぜひ行ってみましょう。

福岡市中央区・大濠公園ほか|都心近くの避暑地

福岡市中央区は都心近くですが、避暑地も数多く存在します。

外周2kmの池がある大濠公園では、都心近くにもかかわらず、オアシスを楽しめます。冬場以外は貸しボートで遊べる点も魅力です。

また、博多湾や那珂川河口付近で水上クルージングができるスポットもあり、都会の景色を水上から楽しむこともできます。

そのほか美術館や図書館では、水に触れ合わなくても涼むことができ、文化や歴史を学べます。どの施設も冷房が効いているため快適です。

福岡市中央区はさまざまなタイプの避暑地があり、たくさんの場所をめぐりたい人におすすめです。

公共交通機関で簡単に移動できるため、免許がない人や暑さで車の運転をしたくない人は、福岡市中央区をまわりましょう。

福岡市早良区・野河内渓谷|穴場の避暑地

福岡市早良区は穴場の避暑地です。この場所は福岡市内唯一の渓谷『野河内渓谷』があり、約700mの整備された遊歩道に入ると涼しさを感じられます。

福岡市内の平均気温が30℃に対して、このあたりは約23℃と涼しいです。観光客もあまり来ないため、知る人ぞ知る避暑地スポットとなっています。

この渓谷はウォーキングやハイキングができ、遊歩道は往復で約40分です。整備された遊歩道は歩きやすく、涼しい景観を楽しめます。

また水遊びできる場所もあるため、小さい子ども連れにもおすすめです。

福岡市早良区の避暑地は福岡市内から車で約45分です。涼しい所でウォーキングや水遊びを楽しみたい人は、福岡市早良区へ行きましょう。

福岡のおすすめ避暑地スポット

福岡のおすすめ避暑地スポットは下記2つです。

  • 滝、川

  • 鍾乳洞

滝や川はマイナスイオンをダイレクトに感じられます。見るだけでも癒されるのでおすすめです。

鍾乳洞は「福岡でも最高に涼める」と言っても過言ではありません。

福岡のおすすめ避暑地スポットに、ぜひ行ってみましょう。

滝・川

福岡の滝は落差が20m以上ある所が多くきれいです。中でも北九州にある『菅生の滝』は落差最大30mを誇ります。

また歴史がある場所も多く、修験道者達が修行した歴史を持つ所や、平家にまつわるスポットなどがあります。

福岡の川は水遊びスポットが多く、家族連れで楽しめます。遊歩道があるスポットはひんやりした空気の中、ウォーキングができるのでおすすめです。

「天然のすべり台」と言われる川もあり、浮き輪を持っていけば一日中休みを満喫できるでしょう。

鍾乳洞

福岡の鍾乳洞は古くから歴史があり、国の天然記念物に指定された所もあります。年間を通じて気温が20℃以下に保たれ、水温はさらに低く、まさに天然のクーラーです。

鍾乳洞内では水流の中をグイグイと進むので、本格的なアクティビティとしても人気です。

ゴツゴツした岩肌があるかと思えば、照明が幻想的な場所、植物が生え緑で覆われている所など非日常感に包まれます。

鍾乳洞はカップルや親子連れにおすすめです。暑い夏は鍾乳洞に行き、ここでしかできない体験をしてみてください。

避暑地とは

避暑地とは、避暑のために訪れる土地です。夏でも冷涼な気候であることが求められるため、標高の高い、または緯度の高い寒冷地が選ばれることが多いです。

避暑地は住宅地化、都市化の波にのみ込まれた地域もありますが、別荘や宿泊施設が建ち並ぶリゾート型の避暑地も多くあります。

日本を代表する避暑地としては、軽井沢が知られています。福岡県を代表する避暑地は、糸島市や宮若市、北九州市小倉南区などさまざまです。

避暑地の魅力

避暑地の魅力は主に2つです。

  • 暑いところを避けておでかけできる

  • 映えスポットで夏ならではの楽しみ方ができる

暑いところを避けておでかけできる

避暑地の魅力は、暑いところを避けておでかけできるところです。

「夏のお出かけは暑いから億劫だけど、お出かけはしたい」そんな人に避暑地はおすすめです。暑いところを避けて出かけられるため、お出かけの億劫さを払拭できます。

ただし暑い時はみんな同じ考えなので、避暑地は非常に混みます。

せっかく避暑地へ行ったのに「駐車場に止められなかった」「避暑地に着くまで1時間待った」などは日常茶飯事です。

夏場に避暑地へ向かうなら、早朝から出かけるなどして混雑を避けましょう。

映えスポットで夏ならではの楽しみ方ができる

避暑地では、映えスポットで夏ならではの楽しみ方ができます。

滝や渓谷、鍾乳洞などは映えスポットです。豪快な水しぶきや、ジブリさながらの秘境、ひんやり冷たい水温が伝わる臨場感はたまりません。

上記の場所は避暑地であることもあり、夏だからこそ十分に楽しめます。冬場では同じ場所でもそうはいきません。

そうめん流しや、水上アクティビティは夏だからこそできる楽しみです。映えスポットで、夏しかできない楽しみ方を思いっきり満喫しましょう。

福岡の避暑地があるエリア8選まとめ

福岡の避暑地があるエリアを8つまとめました。

福岡の避暑地は、滝やマイナスイオンをたっぷりあびられる場所、穴場の渓谷などさまざまです。そうめん流しや川遊びは、夏の想い出になること間違いありません。

避暑地の魅力は暑いところを避けてお出かけできるところです。夏らしいインスタ映え写真も撮れ、この臨場感は行った人にしかわかりません。

今年の夏はこの記事を参考に、ぜひ福岡の避暑地を楽しんでみてください。

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