戸建

「戸建住宅」に置く家具選び。狭く見せないコツは?

戸建住宅は、マンションなどの集合住宅に比べると住空間を広く取れるケースが多いですが、やはり家具やモノが多くなれば部屋が狭く感じられるもの。引っ越すタイミングで、新居に合わせて家具を揃えたいと考える方も多いのではないでしょうか。今回は、部屋をできるだけ狭く見せない家具選びのコツをご紹介します。

住まいづくりの仕上げは「家具選び」

戸建住宅は外観と内観のイメージを連動させるのが一般的。大きく分けて、和風と洋風がありますが、そのなかでもナチュラル、モダン、和モダン、和風などさまざまなテイストがあります。

外観や内装が完成したら、住まいづくりの仕上げになるのが「家具選び」。実際に家具が部屋に入ることで、空っぽだった部屋が「人が住む場所」というぬくもりに満たされます。

家具は暮らしをより便利に、豊かにしてくれるだけでなく、インテリアも素敵に見せてくれますが、置き過ぎると部屋を狭めてしまう原因にも…。たとえ広々とした戸建住宅でも、家具選びを工夫しなければ、たちまち圧迫感のある空間になってしまいます。

できるだけ部屋を狭く見せたくない、という方は、ぜひこれからご紹介するポイントを参考に家具を選んでみてはいかがでしょうか。

部屋を狭く感じさせない「家具」選びのポイント

1.大型家具は背の低いタイプを選ぶ

家具のサイズが大きければ大きいほど、圧迫感を与え、部屋を狭くみせてしまいます。ですが、ソファやベッドなどの大型家具は、暮らしのなかであると便利な家具。どれも外せない、という方も多いことでしょう。

このような大型家具を置いても、できるだけ部屋を狭く見せないコツは、「背の低いタイプを選ぶ」ことです。ロータイプとも呼ばれる低めの家具は、天井までの空間を大きく見せることで圧迫感を軽減してくれます。

大型家具以外の収納家具なども、「腰よりも下」を目安に高さを揃えると統一感が生まれ、すっきりとした印象を与えます。

2.軽やかな「白」を選ぶ

部屋の内装のベースカラーやテイストにもよりますが、部屋を狭く見せないことを目的とするなら、「白」の家具がおすすめです。白は、「膨張色」であり部屋を広く見せるだけでなく、ダークカラーよりも軽さを演出してくれます。大きめの棚やソファなども、白や淡いグレー、ベージュなどを選べば、実際のサイズよりもコンパクトに感じられることでしょう。

3.収納棚は背板なしを選ぶ

大きめの収納棚を置きたい、圧迫感を与えない収納棚が欲しい、と思ったら、「背板のないタイプ」を選んでみてはいかがでしょうか。背板とは、棚の背面に取り付けられた板のこと。写真のように棚の奥がオープンなタイプなら、抜け感を演出し開放感を生み出します。

4.床が多く見える「脚付き家具」を選ぶ

部屋を狭く見せないためには、床を多く見せるのが近道。家具も、床から浮いたように見える「脚付きタイプ」を選ぶとよいでしょう。

写真のような重厚感のあるキャビネットも、脚付きなら目に触れる床面積が増えるためすっきりとした印象を与えます。また、通気性がよくカビなどの発生が抑えられること、お掃除ロボットや掃除機などで日々の掃除がしやすいこと、そしてデザイン性のあるおしゃれなインテリアを楽しめることも魅力です。

「家具選び」で狭く感じさせない工夫を

せっかく気に入った家具でも、部屋を狭く感じさせてしまっては残念ですよね。最近では 、「イメージパース」「3Dパース」など家具を実際に部屋に置いた時の予想図が見られるサービスもあります。購入する前に依頼すると、より安心かもしれません。あなたもぜひ、家具選びのご参考にしてみてはいかがでしょうか。

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