戸建住宅で快適な住まいづくり。【部屋別】あると便利な機能・設備とは？
さまざまな住まいへの夢を叶えやすい戸建住宅。間取りやインテリアはもちろんですが、暮らしやすさに直結するのが「機能」や「設備」です。今回は、各部屋ごとに、あると便利な機能や設備をご紹介します。住まいづくりのヒントとして、チェックしてみてはいかがでしょうか。
暮らしやすさのポイントになるのが「機能」「設備」
より便利で快適な暮らしをめざすなら、こだわりたいのが「機能」や「設備」です。ですが数多くの機能や多彩な設備をどう選べばよいのかわからない…という方は少なくないでしょう。どんな機能や設備でも、あればあるほど暮らしやすいというわけではありません。マイホームで叶えたい理想やライフスタイルに合わせて、適切にカスタマイズすることが大切です。
【部屋別】戸建住宅にあったら便利！な機能・設備
【キッチン】パントリー、食器洗い乾燥機、浄水器付き水栓
家事のなかでも長い時間を要する「料理」。キッチンが快適に使えれば、その負担は軽減されます。以下のような機能や設備はその助けになることでしょう。
・パントリー：食材ストックをしたり、調理器具や調理家電の収納場所にもなる「食品庫」
・食器洗い乾燥機：手洗いよりも少ない水で食器洗いから乾燥まで行うキッチン家電。ワークトップの上に置く「卓上型」と、システムキッチンなどに組み込まれた「ビルトイン型」があります。
・浄水器付き水栓：浄水カートリッジを搭載するなど、普段使いの水栓から浄水が出る「浄水器付き水栓」。飲み水や料理の水など、多くの浄水を使うご家庭は便利に使えることでしょう。
【洗面室】収納多めの洗面化粧台、室内干しスペース
居室に比べて広さを確保しづらい洗面室。ですが、身支度を整えたり脱衣所として使用したり、ランドリースペースとして使ったりと役割は多様です。そのためミラー裏や、洗面台下部にも無駄なくモノをしまえる「収納が多めの洗面化粧台」があると便利。
また洗濯機の近くに室内干しスペースがあると、洗濯物干しによる移動が少なくなり家事効率がアップします。常に室内干しがあると邪魔になる、という方は、取り外し可能な室内干しアイテムを取り入れてみましょう。天井からポールを吊るすタイプや、ワイヤーを引き出すタイプなどさまざまな取り付けタイプがあります。
【玄関】シューズクローゼットなど広い収納
玄関に大きな収納スペース「シューズクローゼット」があると、靴だけではなくお子さんの外遊びの道具やベビーカー、かさばるアウトドアグッズなどをたっぷりと収納することができます。人が歩いて入れるほどの広さがあり、室内に置けないモノや宅配の荷物、外で着たアウターを一時置きするなどさまざまな使い方ができるので、戸建住宅にも取り入れられるケースが増えています。
置くモノに合わせて棚板の位置を変えられる可動棚を設置するなど、モノが一目瞭然になる収納のしくみをつくっておくと「物置き化」することを防ぎ、モノの出し入れがスムーズになります。
【照明】自動センサー付き照明
玄関は、人が頻繁に出入りする場所。人に反応し自動的に点灯・消灯する照明であれば、つけ忘れや消し忘れが防止できて安心です。またスイッチによる照明の操作が不要なので、荷物を持ったまま玄関を通る時にも便利。必要な時だけ点灯してくれる自動センサー付き照明なら、電気の無駄も省けるのではないでしょうか。
暮らしにあった機能・設備で戸建住宅をより快適に
住まいづくりの自由度が高い注文住宅を建てる、土地と建物がセットになった建売住宅を購入する、その方法は異なりますが、いずれにしても「機能」「設備」にこだわることは可能です。リフォームなどで追加したり変更したりできる場合もありますが、できれば始めから「わが家」に合うものを備えておきたいですね。ぜひそれぞれのご家庭に合った機能・設備を改めて検討してみてはいかがでしょうか。
伊野奈緒美
フリーライター Naomi.Sping代表
ライフスタイルメディアをはじめ、企業サイト、Webマガジンなどでインテリア・ライフスタイル系記事を執筆。自身も地元福岡を応援すべく、福岡ライフスタイルメディア「福岡暮らすFUKU-KURA（フククラ）」を運営。職住融合のワークス
タイル経験を生かし「仕事×子育て×心地よい暮らし」のアイデアを届ける。【保有資格】文部科学省後援リビングスタイリスト1級/リフォームスタイリスト3級/
カラーコーディネーター2級
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