初任給を使って親への贈り物を計画する際、何をプレゼントすべきか迷うという人は多いのではないでしょうか?
この記事では、150名へのアンケート結果をもとに、人気の高かったプレゼント7選と予算の目安をご紹介します。
プレゼントの選び方も合わせてお伝えするので、初任給で渡す贈り物選びに悩んでいる方は参考にしてください。
初任給で親に贈ったプレゼントアンケート結果
初任給で親に贈ったプレゼントについて、150名にアンケートをとったところ、下記の結果となりました。
食事(レストラン)(34.7%)
財布などファッション小物(12.7%)
ケーキやスイーツ(11.3%)
お酒(9.3%)
旅行(7.3%)
現金(4.7%)
商品券などのギフトカード(1.3%)
それぞれ詳しく解説していきます。
1位:食事(レストラン)(34.7%)
形として残るものよりも、その瞬間を楽しめる方がよいと思い、少し豪華なレストランの食事をプレゼントしました。親を前にして自分で支払いをした時のことは、今でもよく覚えています。(40代/女性/贈ったプレゼント:食事/予算5,000~10,000円)
記念として残る贈り物は普段から行っているので、別のプレゼントを考えました。「自分の給料で両親にご馳走できるまで成長した」ということを伝えようと思いました。(40代/男性/贈ったプレゼント:食事/予算20,000円~)
両親は外食やおいしいものが好きですが、高級レストランにはあまり縁がなかったです。二人でゆっくりとした時間を過ごして、よい思い出を作ってもらいたいと思ったので、食事を贈りました。(30代/女性/贈ったプレゼント:食事/予算10,000~20,000円)
2位:財布などファッション小物(12.7%)
父にはネクタイ、母にはバッグを贈りました。身につけるたびに私の新しい門出を思い出してもらえるよう、長く使用できるものを選びました。(50代/女性/贈ったプレゼント:ファッション小物/予算10,000~20,000円)
母親に長財布をプレゼントしました。日々使う実用品なので無駄にならないと思い、ちょうど新しい財布が欲しいとも話していたため選びました。(40代/男性/贈ったプレゼント:ファッション小物/予算5,000~10,000円)
見た目にも特別感が出るように、革のウォーキングシューズを贈りました。記念になるものがよかったので、いつもよりも奮発しました。(20代/女性/贈ったプレゼント:ファッション小物/5,000~10,000円)
3位:ケーキやスイーツ(11.3%)
ものがかさむのを避けるため、消費できる食品にしようと考えました。親に喜んでもらえるように、普段は買わないようなお高めのケーキを数種類買いました。(20代/女性/贈ったプレゼント:スイーツ/予算3,000~5,000円)
堅苦しすぎず、カジュアルに感じられる贈り物を探しました。親が喜びそうだったのが選んだ決め手です。(30代/女性/贈ったプレゼント:スイーツ/予算5,000~10,000円)
「お金を大切に」というタイプの親なので、高い贈り物はかえって喜んでもらえない気がしました。あまりお金をかけず、気持ちだけ、という感じのプレゼントを選びました。(40代/女性/贈ったプレゼント:スイーツ/予算1,000~2,000円)
4位:お酒(9.3%)
父がお酒好きなので、普段自分では買わないような、プチ贅沢なビールと日本酒を贈りました。お酒に弱い母のために、酎ハイを添えました。(20代/女性/贈ったプレゼント:お酒/予算5,000~10,000円)
値段よりも親の好みを重視しました。親が常日頃から飲んでみたいと言っていたお酒があり、酒蔵のサイトを調べたらネット販売に対応していたので買いました(20代/男性/贈ったプレゼント:お酒/予算5,000~10,000円)
両親ともに好きな種類のお酒にしようと考えました。普段飲んでいるものより、少しグレードの高いお酒を選びました。(40代/男性/贈ったプレゼント:お酒/予算5,000~10,000円)
5位:旅行(7.3%)
両親に別のものを贈ると差が生じるため、それなら同じものをと思い北海道旅行をプレゼントしました。当時両親がとても行きたがっていたので、思い出に残ればいいなと思って贈りました。(40代/男性/贈ったプレゼント:旅行/予算20,000円~)
社会人になるまで育ててくれた感謝を込めて、少しでも心身ともに休息をとってもらおうと考えました。健康で長生きしてくれるよう、温泉旅行をプレゼントしました。(30代/男性/贈ったプレゼント:旅行/予算3,000~5,000円)
遠出は避け、近場でもゆったりと過ごせるようにプランを考えました。日時のタイミングを計りつつ、時間に余裕のあるスケジュール調整を心掛けました。(30代/女性/贈ったプレゼント:旅行/予算5,000~10,000円)
6位:現金(4.7%)
もらって一番うれしいものと思い、好きなものを買ってほしかったので現金を贈りました。(30代/女性/贈ったプレゼント:現金/予算20,000円~)
両親の思い出に残るように、インパクトの強いプレゼントを選びました。(50代/男性/贈ったプレゼント:現金/予算20,000円~)
社会人の一員になったという報告と、ここまで育ててくれてありがとう、という感謝の気持ちがストレートに伝わると思いました。(50代/男性/贈ったプレゼント:現金/予算20,000円~)
7位:商品券などギフトカード(1.3%)
父と母が好きなものを自由に買えるよう、商品券を選びました。(40代/女性/贈ったプレゼント:商品券/予算3,000~5,000円)
商品券を贈りました。両親が普段利用しているお店で使えるかどうかを確認してプレゼントしました。(30代/男性/贈ったプレゼント:商品券/予算5,000~10,000円)
その他
他にも、以下のような贈り物をした方もいました。
テレビ
ゲーム機本体
フライパン
化粧品
フラワーアレンジメント
初任給で親に贈ったプレゼントの予算は?
初任給で親にプレゼントを渡す際の予算について、150人のアンケート結果は以下となりました。
5,000〜10,000円(28.7%)
3,000〜5,000円(24.7%)
20,000円以上〜(20.7%)
10,000〜20,000円(18.0%)
1,000〜2,000円(8.0%)
それぞれのコメントを詳しく見ていきましょう。
1位:5,000〜10,000円(28.7%)
普段は行かないような、少し高級で落ち着いているレストランを選びました。(30代/女性/贈ったプレゼント:食事/予算5,000~10,000円)
親が喜ぶものを直接聞いて決めました。(40代/男性/贈ったプレゼント:食事/予算5,000~10,000円)
長く使えるもので、両親が好きそうな色やデザインのプレゼントにしました。(50代/女性/贈ったプレゼント:ファッション小物/予算5,000~10,000円)
2位:3,000〜5,000円(24.7%)
遠慮せず受け取ってくれそうなものにしました。(30代/男性/贈ったプレゼント:食事/予算3,000~5,000円)
気を遣わせないくらいの値段で、食べ物など形の残らないものを選びました。(20代/女性/贈ったプレゼント:スイーツ/予算3,000~5,000円)
贈る方も背伸びしない範囲で、自分ではなかなか買わないものを贈りました。(50代/女性/贈ったプレゼント:花束/予算3,000~5,000円)
3位:20,000円〜(20.7%)
普段はできないようなことをしてあげたいと考え、ホテルディナーに招待しました。(40代/女性/贈ったプレゼント:食事/予算20,000円~)
せっかくの初任給なので、やや高い価格帯のブランドを選びました。(30代/男性/贈ったプレゼント:コート/予算20,000円~)
自分も親も思い出に残るような、普段よりもランクの高い豪華な旅行を計画しました。(30代/女性/贈ったプレゼント:旅行/予算20,000円~)
4位:10,000〜20,000円(18.0%)
普段はできない贅沢なことで、働き出したからこそできる贈り物を選びました。(30代/女性/贈ったプレゼント:食事/予算10,000~20,000円)
家族一緒に食事する機会が減っていたこともあり、普段なかなか食べられないものをみんなで食べようと思いました。(20代/女性/贈ったプレゼント:食事/予算10,000~20,000円)
両親が欲しいと言いつつ買う気配のないものの中から、購入できる範囲で贈りました。(30代/女性/贈ったプレゼント:フライパン/10,000~20,000円)
5位:1,000〜2,000円(8.0%)
ものよりも、思い出に残ることがしたいと思い、家族でディナーを楽しみました。(30代/男性/贈ったプレゼント:食事/予算1,000~2,000円)
あまり大げさにならないような、ちょっとしたものにしようと考えました。(40代/女性/贈ったプレゼント:ケーキやスイーツ/予算1,000~2,000円)
親が日頃から食べたいと言っていた店で、食事をご馳走しました。(20代/女性/贈ったプレゼント:食事/予算1,000~2,000円)
初任給で親に贈るプレゼントの選び方
特別なお給料を記念した贈り物なので、少しでも親が喜ぶものを贈りたいところです。
ここからは、初任給で親に贈るプレゼントの選び方を3つご紹介します。
形に残らないプレゼントを選ぶ
形に残らない贈り物は、贈る側も受け取る側も気を遣わずに済むメリットがあります。写真で撮影すれば記録を保存できるため、数年後に親と写真を見返せば思い出話に花が咲くでしょう。
旅行やディナーのサプライズ演出をしたり、これまで味わったことのないお酒やスイーツをプレゼントしたりすれば、親と自分の大切な思い出として記憶に残る贈り物になります。
また、現金やカタログギフトなどを贈り、好みにあったものをゆっくり考えてもらうのも1つの手です。
▼カタログギフトの例
形の残るものはブランドなど好みを事前に聞く方が無難
記念として形に残るものを贈る際は、事前に好みを聞いておくのが無難です。好みに合っていないものを贈ると使ってもらえない可能性が高く、もらった側も反応に困ってしまいます。アクセサリー類の場合、同じようなものをすでに持っている可能性も念頭に置きましょう。
日常的に利用する財布や時計などを贈る場合は、色・柄・ブランドなどの好みを事前に確認し、長く使ってもらえるものを選ぶのがおすすめです。
サプライズ演出は難しくなりますが、欲しいものをストレートに聞いて、本当に欲しがっているものを贈るのもよいでしょう。
大切なのは気持ち
プレゼントを贈る際に一番大切なのは、気持ちがこもっているかどうかです。「なぜ初任給で贈り物をするか」を見つめ直すと、今まで育ててきてくれた感謝や、自分が成長したことを伝えたいという思いがあるはずです。
「周りの人が贈っているから、自分も何となく贈る」という人もいますが、贈ることだけが目的となっている贈り物では、親の心には響きません。
贈り物を選ぶ際は、何を贈るか悩むのも大切ですが、それ以上に心を込めたプレゼントであるかどうかが重要です。
初任給で親にプレゼントをしないのはあり?
初任給とはいえ、無理に贈り物をする必要はありません。社会人はお金の出費が多く、生活費もままならないという方も多いでしょう。
生活を切り詰めて捻出したお金で贈り物をしても、親はかえって心配になってしまいます。
初任給でのプレゼントにこだわるのではなく、生活に余裕ができたタイミングで贈り物をしても問題ありません。親に心からの感謝を伝えることが大切です。
離れている親に初任給でプレセントを贈るなら手紙を添えてみましょう
なかなか会えない親へのプレゼントには、手紙を添えるのがおすすめです。手紙があると、感謝の気持ちをより伝えやすくなります。また、プレゼントを選んだあなたなりの理由を記しておけば、どのような贈り物でも喜ばれるでしょう。
「親に手紙を書くのは少し恥ずかしい」と思う方もいるかもしれませんが、なかなか会えないからこそ、記念のタイミングで贈ることに意味があります。
短い文章でもよいので、丁寧な字で、心のこもった手紙を書いてください。
初任給で親に贈ったプレゼントまとめ
アンケート調査の結果、初任給で親に贈ったプレゼントとして最も人気が高かったのは「食事(レストラン)」でした。他にも財布などのファッション小物やスイーツ、お酒、旅行を贈ったという声が多かったです。
プレゼントの予算は5,000~10,000円が最も多く、思い切った金額を使ったという意見や、親に気を遣わせない範囲の額で贈ったという意見も見られました。
プレゼントを贈る際は、贈り物の内容や金額も大切ですが、一番大切なのは心がこもっているかどうかです。社会人として給与をもらえるまでに成長した姿を見せ、これまで育ててくれた感謝を伝えれば、どのような贈り物であっても親にとってかけがえのないプレゼントになります。
今までの自分を振り返りながら、大切な親のためにプレゼントを選んであげてください。
アンケート概要
調査対象 | 初任給を貰った経験のある男性・女性 |
調査方法 | インターネットアンケート調査 |
調査対象者数 | 150名 |
調査期間 | 2021年4月5日〜7日 |
調査対象地域 | 日本国内 |
調査主体者 |
▼あわせて読みたい
- プレゼント