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結婚相談所の賢い選び方が知りたい!押さえておくべき7つのチェックポイント

「婚活のために結婚相談所に入会したいけれど、どんなところを選んだらよいかわからない」という人も多いかもしれません。本記事では、結婚相談所選びのチェックポイントとして7つの点を紹介します。サービスを比較する際の参考にしてください。

結婚相談所にはどんな種類がある?

結婚相談所の形態やサービス内容にはいろいろな違いがあります。どんな種類の結婚相談所があるのかを知っておきましょう。

知っておきたい結婚相談所の基礎知識|入会から成婚までの流れ・利用のメリットとは

結婚相談所のさまざまなタイプ

結婚相談所の運営主体やターゲットに注目した場合、以下のようなタイプがあります。

大手結婚相談所

大手企業が運営している結婚相談所で、全国展開されており、圧倒的な会員数を誇っています。地域を限定せずパートナー探しができ、たくさんの異性の中から自分に合う相手を見つけられます。

地域密着型結婚相談所

対象を一部地域のみに限定している結婚相談所です。地元でパートナー探しをしたい人におすすめです。

ハイクラス特化型結婚相談所

ハイクラス層をターゲットにしている結婚相談所で、男性に高年収・高学歴といった厳しい入会条件を設けているのが特徴です。一般的な結婚相談所と比べて料金は高めになっています。

オンライン特化型結婚相談所

テレビ電話を利用してオンラインでお見合いを行う結婚相談所です。新型コロナウイルス対策のため注目されています。

相手とのマッチング方法による区別

マッチングを行う方法は、仲人仲介型とデータマッチング型に分かれます。

仲人仲介型

専任カウンセラーが会員と面談を行い、相性の良い相手を見極めて紹介する方法です。人間の目を通すので、条件だけではわからない人柄などを考慮してもらえます。信頼できるカウンセラーに出会えれば安心ですが、カウンセラーとの相性によっては婚活がスムーズに進まないことがあります。

データマッチング型

会員のプロフィールをデータ化し、コンピュータを利用して条件の合う相手を選び出す方法です。結婚相談所はかつて仲人仲介型が主流でしたが、近年はIT化によりデータマッチング型が増えています。条件だけで判断することになるため、年齢や年収、学歴などによってはマッチする人が少なくなることがあります。

仲人仲介型とデータマッチング型の違い

仲人仲介型

データマッチング型

マッチングの方法

専任カウンセラーによる手動マッチング

コンピュータによる自動マッチング

成婚料

あり

なしの場合が多い

メリット

人柄や価値観を考慮してもらえる

スピーディーに紹介してもらえる

デメリット

信頼できるカウンセラーと出会えるかどうかで成果が分かれる

条件でふるいにかけられてしまい、相手が見つかりにくいことがある

仲人仲介型とマッチング型を組み合わせた「ハイブリッド型」や、結婚相談所のデータベースを利用して自分で相手を検索できる「検索型」のところもあります。

結婚相談所はどこがいい?比較すべき7つのチェックポイント

結婚相談所選びで迷ったら、以下の7つのチェックポイントを参考に比較してみましょう。

1. 料金体系は?

結婚相談所の料金体系は初心者にはわかりにくいものです。活動中にどれくらいの金額がかかるかを事前に確認しておくことが大切です。

結婚相談所の料金の種類

結婚相談所に支払う料金は、次のような種類に分かれます。

料金の種類

概 要

入会金

入会時に一度だけ払うお金です。

登録料

プロフィールを登録するための手数料です。入会金に含まれる場合もあります。

月会費

結婚相談所の会費は1か月単位でかかるのが一般的です。在籍している間は月会費を継続して払わなければなりません。

お見合い料

結婚相談所の紹介でお見合いをする場合にかかる料金です。お見合いの都度かかるケースや、一定回数を超えるとかかるケースなどいろいろです。

成婚料

成婚退会する際にかかる料金です。

活動期間を設定してシミュレーションするのがおすすめ

料金のかかり方はどこの結婚相談所でも同じではないので、結局どこが高くてどこが安いのかがよくわからないことがあります。結婚相談所で成婚するまでの平均的な期間は6か月程度なので、6か月で成婚に至ると仮定し、トータルでかかる金額を比較するとよいでしょう。

2. 会員数は?

結婚相談所の会員が少なければ、希望条件に合う相手がなかなか見つかりません。たくさんの会員がいるほど出会いのチャンスも広がるので、比較の際は会員数を確認しておきましょう。

連盟に加入している結婚相談所の場合

結婚相談所では、連盟と呼ばれるネットワークに加入して会員情報を共有しているところが多くなっています。この場合には、加入している連盟の会員数をチェックしましょう。

男女のバランスにも注目

たとえば、女性が圧倒的に多い結婚相談所は、女性にとっては不利になってしまいます。単に会員数が多いだけでなく、男女の比率にも注目しましょう。

3. 会員の年齢層は?

結婚相談所によって、20~30代の結婚適齢期の男女がほとんどのところもあれば、40歳以上の会員が多いところもあります。会員の平均年齢や年齢層について、ホームページを見てもよくわからなければ、問い合わせや無料相談の際に確認してみましょう。

4. 希望するサポートが受けられる?

結婚相談所がマッチングアプリや婚活パーティーと違う点は、婚活の成功に向けてのサポートがあるところです。ただし、サポートの内容は結婚相談所によって異なるので、自分が希望するサポートがあるかが重要です。

仲人仲介型の結婚相談所では、お見合いのセッティングや交際を全面的にサポートしてくれます。データマッチング型の結婚相談所でも、希望により手厚いサポートが受けられることがありますので、具体的なサポート内容を確認しておきましょう。

5. 雰囲気が自分に合っているか?

自分に合わないと感じる結婚相談所では、自分に合う相手を見つけるのが難しいこともあります。結婚相談所の雰囲気が自分に合っているかどうかも重要なチェックポイントです。入会前には通常、無料個別相談が受けられます。カウンセラーに直接会って話をしたり、具体的な活動内容の説明を受けたりすると、自分に合うかどうか判断できるでしょう。

6. どの段階で成婚退会になる?

結婚相談所は、パートナーが見つかって「成婚」となれば退会するシステムになっています。この「成婚」のタイミングは非常に重要です。結婚相談所が面倒を見てくれるのは「成婚」までで、その後のことは自分の責任となってしまうからです。結婚相談所を選ぶ際は、どの段階で「成婚」とみなされるかについて確認しておきましょう。

「成婚」の定義は結婚相談所によって異なる

婚約したら「成婚」となる場合もあれば、結婚を前提とした真剣交際に入った段階で「成婚」とみなされる場合もあります。いずれにしろ、「成婚」したからといって無事結婚に至るとは限らないことを認識しておきましょう。

最終的に結婚に至らなければ、結婚相談所を利用した意味がなくなってしまいます。そう考えると、「成婚」のタイミングはできるだけ遅い方が安心です。

結婚相談所の「成婚」の定義とは?婚約・結婚との違い~成婚率の求め方まで

成婚料の発生するタイミングも異なる

どの段階で「成婚」となるかによって、かかる料金が変わってきます。婚約した段階で「成婚」の結婚相談所では、真剣交際中も会費が発生します。もし真剣交際開始後に別れたら、その相手に関しては成婚料は発生しません。

一方、真剣交際開始で「成婚」となる結婚相談所では、その段階で成婚料を払って退会となるので、真剣交際中の会費を払わなくて済みます。その代わり、真剣交際開始後にもし別れることになっても、成婚料は戻ってきません。再び結婚相談所で婚活を始めるには、入会金を再度払わなければならないことになります。

7. 必要書類が少ないところは注意

結婚相談所に入会するときには、独身証明書や収入証明書などの必要書類を提出しなければなりません。書類を取り寄せるのが面倒で、提出書類の少ない方がよいと考えてしまうこともあるでしょう。

しかし、提出書類が少ない結婚相談所は、適当にごまかして入会することもできるため、身元の確かな会員ばかりではないと考えられます。安心できる相手を紹介してもらいたいなら、少しの手間を惜しまないことが大切です。

結婚相談所を選ぶ際の注意点

結婚相談所に入会してから後悔したり、トラブルになったりしないように、結婚相談所を選ぶ際には以下の点に注意しておきましょう。

複数の結婚相談所で話を聞いてから決める

契約する前に、複数の結婚相談所で無料相談・カウンセリングを受けるのがおすすめです。異なる結婚相談所で話を聞くことで、それぞれの特徴を知ることができます。

無料相談に行ってその場で契約しない

結婚相談所の無料相談に行く場合、最初に行ったところですぐに契約するのは避けた方が無難です。無料相談で親切に対応してもらったうえで契約を迫られると、その場で契約しなければ申し訳ないような気持ちになるかもしれません。

しかし、他の結婚相談所の話も聞いて、比較して決めた方が安心です。良心的な結婚相談所は考える時間も与えてくれるはずですから、一旦持ち帰って考えるようにしましょう。

「成婚率」の高さだけで考えない

結婚相談所を選ぶとき、成婚率が高いところの方が良いと考えてしまいがちです。しかし、結婚相談所は成婚率だけを基準に選ばないようにしましょう。成婚率とは成婚に至る割合のことですが、そもそも「成婚」の定義が異なるので、単純に比較はできません。

「成婚率」の計算方法も一律ではない

成婚率をどんな方法で計算するかについても決まりはなく、以下のようにいくつかのパターンがあります。

パターンA:成婚退会者数÷総会員数

パターンB:一定期間の成婚退会者数÷一定期間の退会者数

パターンC:成婚退会者数÷退会者の総数

どの方法で計算するかによって、成婚率のパーセンテージは変わってきます。具体例で見てみましょう。

【例】

・総会員数100名、成婚退会者数30名、成婚以外の途中退会者数20名

・2020年(令和2年)の成婚退会者数15名、成婚以外の途中退会者数5名

上記の例をパターンA~パターンCにあてはめて成婚率を計算すると、次のようになります。

パターンA:成婚退会者数÷総会員数=30名÷100名=30%

パターンB:一定期間の成婚退会者数÷一定期間の退会者数=15名÷(15名+5名)=75%

パターンC:成婚退会者数÷退会者の総数=30名÷(30名+20名)=60%

同じ結婚相談所でも、計算方法が違うと、全く異なる成婚率になることがおわかりいただけるでしょう。成婚率を比較しても、それだけで結婚相談所の良し悪しは判断できません。

中途退会できるか確認しておく

成婚に至る前に、結婚相談所での婚活をやめたくなることもあります。たとえば、結婚相談所に入会したけれど、別のところで相手が見つかって結婚することになる可能性もあるでしょう。

入会時には「結婚相談所で絶対にパートナーを見つけよう」と思っていても、先のことはどうなるかわかりません。そのため中途退会についても考慮しておく必要があります。

中途退会の際の返金や違約金

中途退会・解約する際に、前払いしている会費が返金されるかどうか、違約金を請求されるかどうかも、結婚相談所によって異なります。結婚相談所でよくあるトラブルは、「高額の入会金を払って入会したのに全く紹介がなく、退会を申し出ると高額の違約金を請求された」というものです。

中途退会の方法や解約料は、事前にきちんと説明してもらいましょう。

契約書は隅々まで読む

中途退会で違約金を請求される場合、契約書にその記載があるはずです。しかし、実際には契約書をよく読んでいなかったり、小さく書いてあったので気付かなかったりすることがあります。解約のように重要な事項については、契約書を参照するだけでなく、直接説明してもらうことも大切です。

まとめ

結婚相談所への入会を考えるときには、複数のところを比較して選ぶようにしましょう。結婚相談所では無料相談やカウンセリングを行っているので、まずはカウンセラーに会って話をするところから始めるのがおすすめです。自分にピッタリの結婚相談所が見つかれば、きっと自分にピッタリのパートナーに出会えます。

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