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【2023】物価高を乗り越える!|らいふくのーと編集部おすすめ、今からできる家計の見直し

あっという間に9月になり、気付けば2023年も残り3か月ちょっと。これから年末に向けてイベント盛りだくさん、何かと出費がかさみそうです。

そしてさらに悩ましいのが、昨年から続く物価高。日々の生活に欠かせない食料品費や光熱費がどんどん値上がっています。

そこで、らいふくのーとで過去にご紹介した記事から、家計の見直しに役立ちそうな部分をピックアップ。ぜひ、参考にしてみてください。

支出を抑える方法を項目別に解説

まずは、家計の支出項目別に削減する方法を説明します。ご自身の家計簿と照らし合わせて、減らせるところを見つけましょう。

住居費

支出の中で大きな割合を占めるのが、住居費です。住宅購入した人は住宅ローンの毎月の返済額、賃貸住宅の人は家賃が固定費としてかかってきます。それぞれ次のような点を見直してみましょう。

住宅ローンの返済がある場合

月々の返済額が大きすぎて家計を圧迫している場合には、住宅ローンを借り換えれば返済額を下げられる可能性があります。借り換えで金利が低くなれば、総返済額も減らせるかもしれません。

なお、住宅ローンの借り換え時には手数料などの諸費用(保証料、印紙代、登記費用など)がかかるので、これらの費用も含めて試算しましょう。一般に、次のようなケースでは住宅ローン借り換えのメリットが出ることが多くなります。

  1. ローンの返済期間が残り10年以上

  2. ローン残高が1,000万円以上

  3. 現在の金利と借り換え後の金利の差が0.3%以上

また、借り換えを進める前に、現在借入している金融機関に契約金利が下げられるのか、一度確認してみるのもよいでしょう。

賃貸住宅の場合

家賃が周辺相場と比べて高い場合、家主に交渉すれば家賃を下げてもらえる可能性があります。家賃が安くならない場合には、引越しも考えてみましょう。引越しする場合、時期を選べば値引き交渉がしやすくなります。

水道光熱費

電気代やガス代は、多くかかる月と少なめの月があります。年間の料金を見ながら節約の方法を考えましょう。

電気・ガスは契約する会社を選ぶ

電気・ガスは小売自由化により、契約先を選べます。料金を比較できるサイトもあるので、今よりも安くなる会社やプランがないかシミュレーションしてみましょう。電気とガスを同じ会社でセット契約にすると、割引になるケースが多くなっています。

使用量を減らす工夫も

水道料金を節約するには、水道のハンドル内部やシャワーヘッドを節水効果の高いものに変える方法があります。家電製品を買い替える機会があれば、省エネ家電を選ぶとよいでしょう。

通信費

インターネットやスマホにかかる通信費は、現代では欠かせない出費です。ただし、契約している会社やプランの見直しをすれば安くなる可能性があります。

格安SIMや低価格プランに切り替える

携帯電話・スマホのキャリアやプランを変更すれば、通信費を削減できます。大手キャリアから格安SIMへ乗り換えれば、月々の料金が半額以下になることも珍しくありません。2021年(令和3年)以降大手キャリアでも低価格の新料金プランが導入され、選択肢も増えています。

保険料

見直しの効果が大きいのが、各種の保険料です。保障がダブっていないかを確認し、無駄な保険料を払っていれば解約や変更を検討しましょう。

>>保険の見直しにお悩みの場合は、「NCBほけんプラザ」
>>保険の見直しに関する記事はこちら

生命保険

死亡保障が多すぎないか、確認しましょう。死亡時には公的年金から支給される遺族年金や、会社から死亡退職金が支給される場合もあります。住宅ローン支払い中であれば、団体信用生命保険に加入しているケースも多いです。

それぞれ試算して、いくら保障が必要かを算出しましょう。自分でシミュレーションが難しい場合は、最寄りの西日本シティ銀行「NCBほけんプラザ」へご相談ください。WEBで相談予約も可能です。

自動車保険

保険料が高い場合には、更新時期を待ってほかの保険会社に切り替えるのがおすすめです。自動車保険は1年契約が一般的なので、切り替えによりすぐに保険料を抑えられます。

代理店型の自動車保険に入っている場合、通販型(ダイレクト型)に変えると保険料が大幅に下がる可能性があります。インターネットの一括見積もりサイトを利用すると、比較しやすいでしょう。

食費

食費を減らすためにできることを、いくつか紹介します。

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買い物の回数を減らす

買い物の回数が多いほど余計なものを買ってしまい、無駄が多くなります。買い物は週1〜2回と決めて、ある程度まとめ買いをしましょう。食材が傷まないうちに使いきれるよう、冷凍保存など保存方法を工夫するのがおすすめです。

ネットスーパーを活用

食料品など日常の買い物には、ネットスーパーを活用しましょう。家にいながらスマホやパソコンで買い物できるため、時間の節約にもなります。カートに入れながら値段の合計を確認できるので、予算内におさめるのにも便利です。

生産者から直接購入も

インターネットで米や野菜を生産者から直接購入できるサービスがあります。スーパーよりも安く買えることが多く、生産者の応援もできます。

娯楽費

趣味やレジャーに使う娯楽費は、うっかりすると使い過ぎてしまいます。限られた予算で楽しむ工夫をしましょう。

図書館を利用

欲しい本を全部買っているとお金を使い過ぎてしまうため、図書館を活用するのがおすすめです。今はインターネットで蔵書検索し、予約できるところが多くなっています。

最寄りの図書館にない本もリクエストすれば購入してもらえたり、ほかの図書館から取り寄せてもらったりできます。本を買う前に、図書館の蔵書をチェックするのを習慣にしましょう。

レジャーは公共施設で

子どもがいる場合、家族のお出かけには公共施設を活用しましょう。科学館や博物館、大型の公園など、探してみれば安い料金で1日楽しめるスポットがたくさんあります。お弁当を持参すれば、外食費も節約できます。

教育費

子どもがいれば、教育費の負担は避けて通れません。学ぶ機会を失わないよう、教育費は上手に節約しましょう。

オンライン教材を活用

子どもを塾に通わせると、負担が大きくなります。家庭にいながらオンラインで学習できる通信講座であれば、安くおさまります。インターネットの動画サイトなど、無料で学習できるコンテンツも積極的に活用しましょう。

奨学金を検討

教育費で特に金額が大きいものが、大学や専門学校の学費です。子どもの学費が家計を圧迫している場合、奨学金の利用も検討した方がよいでしょう。

貸与型の奨学金は、子どもが返済する必要があるため、子どもと進路をよく話し合ってください。

返済不要の給付型奨学金は民間団体が支給するものなども含め種類が豊富です。利用できるものを探してみましょう。

その他

生活費の削減のためにできることは、まだまだあります。

車は必要かどうかを考える

車を所有していると、維持費がかかってしまいます。乗る機会がそれほど多くないのであれば、レンタカーやカーシェアリングの利用を検討しましょう。

ふるさと納税で生活必需品を手に入れる

ふるさと納税では、実質2,000円の自己負担でさまざまな返礼品を手に入れられます。食品や日用品を狙って、かかるお金を減らしましょう。

>>《ふるさと納税》自己負担額が実質2,000円とは?控除の仕組み・目安・計算方法も解説

クレジットカードは枚数を絞る

何枚もクレジットカードを持っていると年会費がかかる場合は維持コストが発生するだけでなく、無駄遣いにもつながります。クレジットカードは3枚程度まで枚数を絞った方が、ポイントも効率よく貯められます。

>>クレジットカード一体型キャッシュカード“オールインワンカード”はこちら

電気代の値上げによる負担を抑える方法

次は、電位代についてです。一度値上がりした電気代が元の水準に戻る見込みは少なく、各家庭での対策が必要です。ここでは、電気代の負担を少なくする方法を紹介します。

節電に取り組む

家計のためにも、地球環境のためにも節電の習慣は大切です。一例として、エアコンや冷蔵庫の節電方法を紹介します。

エアコンのフィルター掃除

エアコンのフィルターは2週間に1度は掃除をしましょう。フィルターが目詰まりしていると冷暖房の効率が下がり、電気代がムダになります。

その他、以下のような方法でエアコンの消費電力を抑えられます。

  • 遮熱カーテンなどで窓からの熱の侵入を防ぐ

  • エアコンの室外機の周りにモノを置かない

  • 扇風機などで空気を循環させる

  • 設定温度を適温にする

冷蔵庫に食品を詰め込みすぎない

冷蔵庫には食品を詰め込みすぎず、庫内をすっきりさせましょう。冷蔵庫にすき間なく食品を詰め込むと吹き出し口からの冷気が流れにくくなり、冷却効率が悪化します。

また、扉の開閉は最小限に抑え、冷気を逃さないようにするのも大切です。温度設定は夏でもできるだけ「中」にし、消費電力を抑えましょう。

省エネ性能の高い家電への切り替え

古いエアコンや冷蔵庫を使っている場合、最新の製品に買い替えると節電効果が期待できます。家電製品の省エネ性能の進化は目覚ましく、10年前の製品と今年の製品では消費電力量に大きな差があるからです。

たとえば、環境省によると、2020年(令和2年)の冷蔵庫は2010年(平成22年)の冷蔵庫より年間電気代が約4,740〜6,090円安くなるとされています。購入して10年以上経つ家電は、思い切って最新の製品へ切り替えてもよいでしょう。

参考:環境省「2020年 VS 2010年 最新家電と10年前の家電どのくらいおトク?

電気料金プランの変更

家庭に合った電気料金のプランに変更することで、電気代を安くできる場合があります。たとえば、電気使用量の多い家庭向けのプランで契約していたが、家族の人数が減って使用量が減ったケースなどです。

九州電力を例に挙げてみると、従量電灯Bの基本料金は50アンペアで1,581.20円です。40アンペアなら1,264.96で差額は316.24円、年間で3,794.88円となります。

太陽光発電や蓄電池の導入

節電で削減できる電気代がわずかな場合、太陽光発電と蓄電池の導入も検討の余地があるでしょう。資源エネルギー庁のデータによると2012年(平成24年)の住宅用太陽光発電システムの設置費の平均は1kWあたり46万5,000円でしたが、2021年(令和3年)は28万8,000円でした。導入費用は年々安価になっており、自治体によっては補助金も活用できます。

太陽光発電で発電した電気は自家消費でき、余った電気は電力会社に売電も可能です。

さらに蓄電池を併用すると太陽光発電と連携して発電した電気を充電したり、必要に応じて消費したりできます。

参考:資源エネルギー庁「太陽光発電について

福岡市民は『省エネ家電買い換えキャンペーン』がおすすめ

現在、福岡市在住で「この際、最新の家電に買い替えよう」と考えているなら、『省エネ家電買い換えキャンペーン』を利用するのがおすすめです。

これは、今年(令和5年)6月27日以降に福岡市内の店舗で、省エネ基準達成率100%以上の家電(エアコン・冷蔵庫・照明器具・電球・テレビ)を購入の場合、最大で3万円が補助されるというもの。

申請は受付期間や購入金額など条件があるので、くわしくはこちらのサイトでご確認ください。
>>福岡市令和5年度省エネ家電買い換えキャンペーン

まとめ

家計の見直しは、次の項目を見直すと効果的です。

・住居費
・水道光熱費
・通信費
・保険料
・食費
・娯楽費
・教育費

また、最近気になる電気代高騰の対策については以下が考えられます。

・節電に取り組む
・省エネ性能の高い家電への切り替え
・電気料金プランの変更
・太陽光発電や蓄電池の導入

なお、福岡市在住の人には『省エネ家電買い換えキャンペーン』を有効に活用して省エネ家電に切り替えることも可能です。

以上のように、家計の見直しは、短期的にすぐにできるものから、長期を見据えて家電買い換えをするものまで、いろいろあります。ご自身の家計状況を振り返って、見合ったものを取り入れたいですね。

>>家電買い換えなど、急な出費でお困りの場合は、NCBフリーローン

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