暖かな春になると、庭やベランダなどで「ガーデニング」をしたくなりませんか。春はガーデニングにぴったりの季節。ほんの少し草花を植えるだけで見違えるように、明るい雰囲気になります。今回は、春に植えたい品種や小さく楽しむプチガーデニングの魅力をご紹介します。
色鮮やかに住まいを彩る、春に植えたいおすすめの品種
マリーゴールド
鮮やかで可憐な花を咲かせるマリーゴールド。背丈が低いタイプ、背の高いタイプと幅広いバリエーションがあります。3月から5月頃に種まきをするのが一般的で、春から秋にかけて花を咲かせるため長い期間美しい花を楽しむことができます。土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、蒸れすぎないよう注意しましょう。
キンギョソウ
その名のとおり、キンギョのようにふんわりと可愛らしい花を咲かせるキンギョソウ。花の形が印象的で、花壇の草花のなかでもひと際目を惹きます。
3月から5月頃に植え付けをすると、開花時期は4月から6月頃になると言われています。直射日光は避け、水はけがよくやわらかな光が当たる場所を選び植えるとよいでしょう。根腐れしないように、土が乾いたらその都度水やりをすることが大切なポイントです。
ラベンダー
リラックス感のある香りを楽しめるラベンダー。涼しげで落ち着いた印象の小花を咲かせます。3月から4月頃に植え付けをすると、4月から7月頃まで楽しめます。よく陽の当たる場所を好むため、移動しやすい鉢植えに向いています。土が乾いたらたっぷりと水やりをすると元気に育つことでしょう。
気軽に楽しもう!「プチガーデニング」の魅力とは?
小さく楽しむプチガーデニング
大きな花壇がなくても楽しめるのが「プチガーデニング」。自宅で過ごす時間のなかで自然や季節を身近に感じられるアイデアです。
ガーデニングと聞くと何だかハードルが高く感じてしまい手を付けにくい…という方も多いかもしれません。ですが、鉢植えやプランターなどで小さく草花を育てられる「プチガーデニング」なら気負いなく始められるのではないでしょうか。
一気にたくさんの植物を育てようと思わず、「無理なく育てられるだけ」の数を取り入れればOKです。ガーデニングに慣れてきたら、少しずつ数や品種を増やしていけば自分だけの「癒しのガーデン」が実現します。
季節を感じるきっかけにも
草花は、私たちに季節の訪れを感じさせてくれます。忙しい日々のなかでも、ほんの少し季節感を楽しめれば、暮らしはより豊かになります。草花を育てることがきっかけになり、食事やインテリアなどにも季節感を積極的に取り入れたくなることも…。そんな日常の小さな変化を実感できるのも、プチガーデニングの魅力です。
品種を選べば気負いなく楽しめる
小さな範囲で始めるガーデニングのため、取り入れる品種が限られます。だからこそ育てやすさにこだわって選ぶこともでき、気負いなくガーデニングを楽しむことができます。
先ほどご紹介した春の花以外にも、育てやすい品種はたくさんあります。
・ベゴニア
・ペチュニア
・マーガレット
これらは、春の花のなかでも特に初心者さんが育てやすい品種だと言われています。花の好みだけでなく、育てやすさも考慮して品種を選ぶとプチガーデニングをより楽しめることでしょう。
「プチガーデニング」で日々に癒しと彩りを
暖かな陽気が続く春は、プチガーデニングを楽しむのにぴったりの季節。暮らしに彩りを与えてくれる草花は、見た目の美しさだけでなく私たちの心にも癒しをもたらしてくれます。小さな鉢植えひとつからでも始められるプチガーデニング。あなたも、日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
伊野奈緒美
フリーライター Naomi.Sping代表
ライフスタイルメディアをはじめ、企業サイト、Webマガジンなどでインテリア・ライフスタイル系記事を執筆。自身も地元福岡を応援すべく、福岡ライフスタイルメディア「福岡暮らすFUKU-KURA(フククラ)」を運営。職住融合のワークス
タイル経験を生かし「仕事×子育て×心地よい暮らし」のアイデアを届ける。【保有資格】文部科学省後援リビングスタイリスト1級/リフォームスタイリスト3級/
カラーコーディネーター2級
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