顔パンパン!足パンパン!むくみが気になる時季こそとうもろこし料理!厳選レシピ3選

北部九州もいよいよ梅雨入り。今年は新型コロナウイルスにより自粛生活を強いられていたせいか、春を存分に満喫していない分、もう梅雨?といった感は否めません。湿度も高くジメジメ としたシーズンは、私たちの身体の中にも湿が溜まりがち。よって、水分代謝がうまくいかず、朝起きたら顔がパンパン、夜寝ようとしたら足もパンパンというように、むくみに悩まされている人も多いのではないでしょうか。

この時季にしか味わえない美味!とうもろこしの赤ちゃん、ヤングコーンを狙え!

むくみが気になる方に、今の時季おすすめしたい食材はとうもろこし。薬膳的観点からみると、とうもろこしは利尿効果があるのでむくみを解消したり、食欲不振や疲労回復にうってつけ なのです。

6月に入り、スーパーや八百屋さんでもよく見かけるようになりました。とうもろこし は子どもはもちろん、大人もみんな大好き。旬はだいたい6月から9月ですが、5月中旬あたり から7月ぐらいまで皮やヒゲ付きのヤングコーンが出回っています。見つけたら、ぜひ購入してみ ましょう。

5月中旬あたり から7月ぐらいまで皮やヒゲ付きのヤングコーンが出回っています。

「ヤングコーンと普通のとうもろこしは別品種なのですか?」という質問を受けるのですが、これらは全く同じもの。つまり、私たちがよく食べているスイートコーンの赤ちゃんがヤングコーン(ベビーコーン)なのです。

もっと詳しく解説すると、とうもろこしの株の先に ある雄穂(ゆうずい)の花粉から受粉した雌穂(しずい)がとうもろこしになっていくのです が、雌穂が3本以上できることがあります。一番上の雌穂をしっかり成長させるために、ほかの雌穂は摘み取ってしまいます。これがヤングコーンとして、市場に出回っているわけです。

雄穂(ゆうずい)の花粉から受粉した雌穂(しずい)がとうもろこしになっていく

ヤングコーンは実だけでパッケージングされていたり、缶詰でも販売されていますが、ぜひ今 時期だけの皮やヒゲ付きの美味を堪能してみてください。

【レシピ①】 ヒゲも一緒に食べてね! ~ヤングコーンのグリル焼き~

1品目は、このヤングコーンを使って、簡単に作れるおいしいレシピをご紹介します。

【レシピ①】 ヒゲも一緒に食べてね! ~ヤングコーンのグリル焼き~

【材料】

2人分の材料をお示しします。

・皮とヒゲ付きヤングコーン:6本

・天然塩:少々

【作り方】

1. ヤングコーンは飛び出たヒゲはカットして(グリルの中で燃えるので)、 皮やヒゲがついたまま、均一にグリルにのせて10分ほど加熱。

2.  お皿に盛ったらできあがり。そのまま皮をむいて食べてもおいしいが、 お好みで天然塩を少しつけて食べると甘みが増す。

以上です。

「たったこれだけ?」と思われそうですが、新鮮だからこそシンプルに食べるのが一番。食べる時は皮を取り、お好みで塩をつけてヒゲごと食べるのがおすすめ。焼きたてのヤングコーンは、シャキシャキと適度な歯ごたえがあり、噛むと甘くてジューシーな旨味が口の中いっぱいに広がり、ついつい何本も食べてしまいたくなります。

ここで要チェックポイントをひとつ。

ヒゲは取らずにそのまま食べること。なぜなら、とうもろこしのヒゲは栄養価も高く、不飽和脂肪酸やビタミンCやK、クエン酸などを含み利尿効果があるので、むくみ解消にも一役買ってく れます。

そのうえ、とうもろこしのヒゲは昔から南蛮毛(なんばんげ)といって漢方薬にもなっているほど。ヤングコーンのヒゲは柔らかいので、ぜひ一緒に食べてくださいね。

ジャイアントコーンは菓子名だけではなかった! とうもろこしの品種のひとつ

とうもろこしは稲、小麦とともに、世界三大穀物のひとつ。それだけに、現代も主食として食べ ている国も少なくはありません。

歴史を紐解けば、起源は諸説あるのですが、メキシコである説が有力のようです。日本に伝わったのは、16世紀後半。ポルトガル人によって伝えられました が、とうもろこしが一般人に出回ったのは明治時代になってからといわれています。

一般的に私たちが目にしているのはスイートコーンという品種なのですが、とうもろこしは実にさまざまな品種があるのです。私は以前、世界の料理を食べ歩きしていた時期があるのですが、東京で食べたペルー料理 のセビーチェ(ペルー風魚介のマリネ)に、それまで見たこともない大粒の白いとうもろこしが 添えられていました。これがまたとっても印象的で。あとになって調べたら、これはチョクロと 呼ばれるとうもろこし。別名はジャイアントコーン。もちろん、某有名菓子メーカーのお菓子で はなく、れっきとしたとうもろこしの品種でした。

ご興味のある方は、ネット通販などで購入できますので、ぜひお取り寄せしてみてください。粒の大きさに驚きますよ。

ジャイアントコーンは菓子名だけではなかった! とうもろこしの品種のひとつ

【レシピ②】 芯は捨てずに土鍋に入れちゃって! ~とうもろこし土鍋ごはん~

少々脱線してしまいましたが、話を元に戻しましょう。とうもろこし料理2品目は、私たち日本 人の主食であるお米にとうもろこしを加えた、とうもろこし土鍋ごはんです。

【材料】

・とうもろこし:1本

・白米:3合

・水:540ml

【作り方】

1. 白米を洗って、ざるにあげておく。

2. 土鍋に1.を入れて、水を加える。

3. とうもろこしの実を包丁でそぐ。芯は捨てない。

4. 2.の土鍋にとうもろこしの実、芯を加えて中火で13分炊く。

5. 10分ほど蒸らしたらできあがり。

トウモロコシご飯のレシピ

今回はとうもろこしの風味をダイレクトに楽しむために、調味料は一切加えていません。とうも ろこしの芯を一緒に入れて炊くだけで、滋味深い味わいになります。お好みで、塩やバターを入れ ても構いません。塩を入れるととうもろこしの実の甘さが引き立ちますし、バターを入れたら一 気に洋風の仕上がりになります。土鍋で炊くのが面倒でしたら、炊飯器でもOKです。

おいしそうなトウモロコシご飯ができあがりました!

とうもろこしごはんの応用編 「とうもろこし焼きおにぎりの出汁茶漬け」

毎食ごとにごはんを炊くのは理想的ですが、一人暮らしだったり、二人暮らしだったり。少人 数での暮らしは手間や光熱費等を考えると、少々効率が悪いように思えます。

そこで我が家では、毎回多めにご飯を炊いています。ごはんは少量で炊 くよりたくさん炊いた方がおいしいのも理由のひとつです。もし食べきれなかったら即冷凍。食事ごとに蒸籠で蒸すと、炊きたてさながらの味わいが楽しめます。

これからご紹介 する3品目の「とうもろこしおにぎりの出汁茶漬け」は、まさにたくさん炊いたとうもろこしごはんの応用編です。

【レシピ③】 食欲不振時や二日酔いの時にもおすすめ ~とうもろこし焼きおにぎりの出汁茶漬け~

【材料】

2人分の材料をお示しします。

・とうもろこしごはん:2膳分

・味噌:大さじ1

・枸杞(クコ)の実:2個

・だし汁:1カップ

【作り方】

1. とうもろこしごはん1膳分を三角おにぎりにする。

2.  おにぎりの片面に味噌を塗って、グリルで焼きおにぎりにする。

3. だし汁(羅臼昆布と鰹節)を温める。

4. 器に焼きおにぎりをおき、みその上に枸杞(クコ)の実をのせる。

5. 器にだし汁を加えたらできあがり。

焼きおにぎりを崩しながら、だし汁に浸して食べるというスタイルです。

 食欲不振時や二日酔いの時にもおすすめ ~とうもろこし焼きおにぎりの出汁茶漬け~

かつて島根県の 隠岐島を取材させていただいた時に「焼きめし」という郷土料理に出会いました。焼きめしといっても、焼きおにぎりに隠岐に昔から伝わるこじょうゆ味噌をのせて、ほうじ茶を加えたも の。

これをヒントに私なりにアレンジしたのが、とうもろこし焼きおにぎりの出汁茶漬けです。

熱々のお出汁をかけるのがポイントですが、ものすごく暑い日などは冷製仕立てに冷やした出汁 をかけてもおいしくいただけます。トッピングには老化を遅らせるといわれる生薬・枸杞(クコ)の実。 枸杞(クコ)の実は近年、ゴジベリーという名でスーパーフードにもなっているほど。ちょっとした彩りに も重宝します。

これなら、食欲不振の時にでもお出汁とともにサラサラといただけますし、二日酔いの朝ごはんにもうってつけです。今回ご紹介した3品はどれも簡単ですので、ぜひ作ってみてください。

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著者運営サイト:薬膳うちごはん

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