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浴室リフォームで何が変わる?快適な空間づくりの5つのポイント

浴室リフォームで何が変わる?快適な空間づくりの5つのポイント

心と体を癒す浴室は、清潔で居心地の良い空間にしたいもの。でも、湿気やカビ、寒さなど気になる点が多い場所でもあります。そんな不便さを快適に変えていくため、浴室リフォームを検討する方は多いのではないでしょうか。今回は、浴室リフォームをする際にこれだけは押さえておきたいポイントをご紹介します。

浴室リフォームの多くはユニットバス

浴室リフォームの主流として採用されているのが「ユニットバス」です。工場であらかじめ浴槽や天井、壁、床などのパーツがつくられ、現場では速やかに組み立て設置できるのが特徴。ユニットバスのメリットは以下のようなことです。

・比較的工期が短い

・オーダーメイドの在来浴室よりも価格が抑えられる

・一体型になっているため、防水性が高く掃除もしやすい

・サイズや色、デザインなど幅広いラインナップから選ぶことができる

他にも、床がひんやりしなくなったり、フラットになることで危険が軽減されたり、カビが生えにくくなったり……浴室リフォームをすることで、快適性はグンと上がります。

価格は幅広く、コスパのよい50万円ほどのタイプから200万円を超えるハイグレードなタイプなどさまざま。浴室に求める機能性やデザイン性、予算などに合ったタイプを自由に選ぶことができます。

それでは、快適な空間をつくる浴室リフォームのポイントをご紹介します。

清潔で快適な浴室リフォームのポイント

1.湿気がこもらない設備を整える

快適な浴室の条件として欠かせないのが、湿気対策。カビや汚れなどをできるだけ溜めないためにも、換気設備は整えておくことは重要なポイントです。窓がある浴室は理想的ですが、マンションなどでは窓がない場合もあります。

窓がなくても湿気がこもらないよう、浴室換気乾燥機などを設置して湿気を逃がす環境づくりをする必要があります。

2.安全面に配慮する

浴室は危険も多い場所。子どもから高齢者まで安全に使える浴室にすることも重要になります。例えば、洗面脱衣室と浴室の床をフラットに、さらに滑りにくい床素材を採用して転びにくい仕様する、浴室内に手すりを付けるなど……

現状の困りごとや懸念点などを参考に、安全面に配慮された浴室リフォームを専門家に相談しましょう。

3.適切な温度管理ができる設備

浴室の安全面にも重なりますが、適切な温度管理をできることも外せないポイント。例えば、寒さが厳しい冬には、居室と脱衣場、浴室などの温度差が大きくなります。浴室に暖房器具などを備えたり、浴室内の断熱性や保温性を高めることも快適性や安全性に繋がります。

4.ユニットバスが通れる搬入口を確保する

工場でつくられたパーツを現地で組み立てるユニットバス。搬入トラブルにならないためにも浴室寸法の調査は念入りに行う必要があります。狭いエレベーターや限られた間口しか使用できないマンションでは、特にユニットバスのサイズ選びは慎重に行いましょう。

一般的に多く見られるサイズは、幅1600mm、奥行き1600mm。表記は「1616」頭文字をとり表記されます。

最近では通常の規格サイズよりも小さなタイプや、反対に浴槽がワイドになったタイプなど浴室の広さや要望に合わせたサイズやデザインがラインナップされています。搬入できなければ元も子もないため、搬入可能な機種を選ぶようにしましょう。

5.衛生的に使える浴室収納

浴室は水アカや汚れ、カビなどが付きやすい場所。汚れの原因のひとつとなるボディソープやシャンプー、洗顔料などを清潔に収納することも衛生的な浴室を保つポイントです。また、置き場所に困りがちな掃除道具の収納場所も確保しておきたいですね。

置くタイプの収納では通気性が悪くなるだけでなく、場所を取り浴室を狭くしてしまうことも。吊るしておけるハンギング収納を取り入れると、省スペースですっきりとした空間づくりができます。衛生的に使える収納についても考えておきたいところです。

浴室リフォームでお風呂の時間が楽しく快適に

浴室リフォームは、デザイン性だけでなく安全性や機能性にこだわることでより快適に使えます。今回は浴室リフォームの基本的なポイントになりますが、高齢者のいるご家庭ではより踏み込んだ安全対策も必要になります。専門家とよく話し合いリフォームを進めましょう。 自宅で過ごす時間が長くなっている今だからこそ、日常のなかにある癒しの場を今一度見直してみてはいかがでしょうか。

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