教えて!かけいぼ相談室|不妊治療費の捻出のため、どこを改善すればいい?

相談者

Iさんの家計簿(鹿児島県在住)

夫35歳(会社員)、妻33歳(専業主婦)、長女2歳

Q. 質問

不妊治療費の捻出のため、どこを改善すればいい?

不妊治療に専念するため専業主婦になり、2年前に長女を授かりました。
2人目の子どもが欲しいと思っていますが、家計に余裕がなく、不妊治療に臨むかどうか迷っています。長女の時は、3年間で約150万円ほど掛かっていて、今回は200万円ほどの用意が必要だと考えています。

しかし毎月の収支は赤字続きです。

義父への介護費用として毎月4万円ほどを支払っていますが、今後費用が増える可能性もあり、貯蓄には手を付けたくありません。
車のローンは2台で計8万円。夫の車3万5000円分はあと1年で支払いが終了し、私の車4万5000円分は3年ほど支払いが残っています。1台は買ったばかりなので、車検は1台分です。

何とか家計を黒字にして、治療代を捻出したいのですが、どこをどう改善すればいいでしょうか。
食費など削れるところは削ったつもりです。
今は、お小遣い稼ぎ程度に時々、友人の仕事を手伝っていますが、貯蓄を増やすため、私も働くしかないと考え、仕事を探しています。

Iさんの家計簿

A. 回答

通信費や車関係費を節約し、生命保険も再考を

不妊治療の経済的負担を減らすには、公的な支援も頼って。

車のローンと親御さんの介護費用、合わせて毎月12万円が、家計に重くのしかかっています。
そのため、毎月の家計はマイナス。それをボーナスで補てんし、年間収支は約13万円のプラスです。
こうした状況の中で、200万円かかる不妊治療に取り組むのは大変。節約と共働きによる収入増で、貯蓄の目減りを防ごうというわけですね。すでに食費や夫婦の小遣いで節約努力をなさっています。今後は、携帯電話などの通信費と、車関係費(ガソリン代、自動車保険)を見直しましょう。

生命保険も再考の余地あり。妻の保険は医療保険を除き、貯蓄代わりだそうです。投資型の保険なので必要度をよく考えて対処を。夫の保険は詳細が分からないとのこと。保険証券や契約のしおりをチェックして過不足を調整すべきです。
収入増に向けて、仕事探しがうまくいくといいですね。お子さんが3歳になれば、保育料が無償になります。不妊治療と仕事、育児のバランスを上手にとってください。

ぜひ検討すべきは、公的な支援。不妊治療を受ける人の経済的な負担を減らすために、都道府県が治療費の一部を助成する制度があります。住民票のある区市町村が申請窓口です。
県の助成に上乗せ補助をする地域もあるので、指定医療機関や対象となる治療など、利用できる制度をよく調べましょう。

車のローンが終われば、貯蓄にはずみがつくはず。今が頑張りどきですよ。笑顔を忘れず、健康第一で― 。

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転載元「リビングふくおか・北九州・熊本・鹿児島」2020年4月11日号掲載


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