将来に備えて子ども名義の口座を開設するメリットって?FPが徹底解説!

職業柄、新婚さんからの相談が多い筆者ですが、よく質問を受ける内容の一つに「子ども名義の口座開設」があります。特に、周囲から初めてお年玉を貰う0〜3歳程度のタイミングで開設を検討する方も多いですが、絶好のタイミングだと言えますし筆者もメリットを考えて作ることをおすすめしています。本記事ではそのメリットについて詳しく解説します。

子供名義の銀行口座を作るメリットとは?

子ども名義の銀行口座を作るメリット|西日本シティ銀行 オウンドメディア

では、子ども名義の銀行口座を作るメリットはどのようなことでしょうか?結論から言えば、以下3点がメリットとなります。

  1. 必要な金額の準備具合を常に意識・把握できる

  2. 「うっかり使ってしまった」の強い防止策となる

  3. 子供への金銭教育の一環になる

「最終的に必要な金額」から逆算すれば、現在必要な預金が簡単に分かり、常に準備を意識できます。また、例えば大学費用専用口座とすれば、生活費や他の教育費として使ってしまう可能性も薄まるでしょう。数字の変化や預金の話題を通して、子供への金銭教育にもなります。

定期預金は親が取り崩してしまうことも……

社会情勢の影響などから思うような資産形成が難しいとの声もよく耳にしますし、今や大学生の約半数が奨学金や教育ローンを使っています。当初は「大学費用のため」と定期預金をする方もいますが、いつ目的を忘れたり生活に困ったりして取り崩してしまうか分かりません。子どものためを思うなら、子ども名義の銀行口座を作ることをおすすめします。

現代の教育費は親の想像を超えている?

次に、子どもにかかる教育費がどれくらい必要なのか、具体的な数字で現状をお伝えします。文部科学省の平成30年度「子供の学習費調査」日本政策金融公庫の平成31年度「教育費負担の実態調査」によると、高校までに必要な教育費、ならびに、大学で必要な教育費は下図のようになっています。

文部科学省の平成30年度「子供の学習費調査」、日本政策金融公庫の平成31年度「教育費負担の実態調査」

このように、教育費は大学費用が特に高額化します。中学・高校から私立に通わせる場合は尚更教育費用が高額化します。教育費は「後半戦が勝負」と心得ておきましょう。

「金額的にいつから準備する?」今すぐ始めましょう!

特に高額となる大学費用は、早期からの準備開始が大切です。出産直後なら18年の時間がありますから、仮に私立文系なら730万円÷18年で一年あたり約40万円の準備で済みます。しかし準備開始が例えば中学に入ってからなら、730万円÷6年で一年あたり約120万円もの準備が必要です。

また、教育費は年々上がりますが、それに伴うほど昨今は年収が上がりません。つまり、時間がたつほどにお金を貯めにくくなることが多い訳です。だからこそ、出産直後から準備を始め、子供が小さいうちに前倒しで少しでも多く貯めていくことが大切といえます。

教育費は積立や保障で備える方法がおすすめ!

教育費は積立や保障で備える方法がおすすめ!|西銀 オウンドメディア

ここからは、教育費の貯め方・備え方についてお伝えします。特に大学費用は極めて高額ですから、やはり「毎月コツコツ安定的に」が基本的な方法です。

積立式定期預金などを使うか、学資保険や終身保険など貯蓄性のある保険で備えると良いでしょう。後者なら、万一の時の保障にもなるので尚更おすすめです。ちなみに原資には、子供が15歳になるまで安定的に貰える児童手当を使うのも一手です。

つみたてNISAを活用した積立投資信託に挑戦するのも手

昨今は本当に年収が上がりにくい上に、超低金利の影響でお金を銀行に預けていても増えない時代です。その一方で高校や中学の学費は高く、今後は住宅ローンなどを筆頭に他の様々なことにもお金が必要になります。既に撤回されてはいますが、「老後資金として2000万円必要」などという国の発表も一時話題になりましたね。

教育費を含めた様々な今後への対策として、つみたてNISAを活用した積立投資信託などの資産運用に挑戦するのも手です。まだまだ苦手意識のある方も多いですが、このままだと将来的に困窮する可能性があるのなら、少しずつでも資産運用を検討したほうが賢明ではないでしょうか。

とっても簡単!子ども名義の銀行口座の作り方は?

極めて簡単!子ども名義の銀行口座の作り方は?|西日本シティ銀行のブログで解説

子供名義の銀行口座の作り方は極めて簡単です。細かくは銀行によって違いますが、基本的には以下3点必要となります。

  • 親の本人確認書類(運転免許証・パスポート等)

  • 子供の本人確認書類(健康保険証、母子健康手帳等)

  • 印鑑(シャチハタ印は不可)

なお、安易な使用防止のために親のメインバンクとは違う銀行で作る考え方がある一方、将来的な親子間振込などを見越して同じ銀行で作るのもおすすめです。

銀行ならワンストップサービスを受けることができる

子供名義の口座開設は元より、保険や投資信託の相談・購入についても、銀行ならワンストップサービスを受けることができます。中には西日本シティ銀行のように、「子供向け専用サービス」を設けているところもあるほどです。

少なくとも今はただ働き、ただ預金していれば全てが上手くいく時代ではありません。ぜひFPや銀行など「お金のプロ」を味方に付けておきましょう。

子どもの教育資金を分かりやすく図解! (西日本シティ銀行のWebサイト)


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