九州の玄関口、博多駅前に建て替え予定の西日本シティ銀行・新本店本館について、その概要を以前お伝えしました。
>>博多駅前の西日本シティ銀行・本店本館、建て替えがいよいよスタート!
今回は、2023年11月17日に行われた起工式についてレポートいたします。
「博多駅前のランドマーク」に
新本店本館の建て替えは、西日本シティ銀行と福岡地所が共同で取り組んでいます。また、新本店本館には福岡市の施策である「博多コネクティッド」による容積率緩和が適用されます。
起工式には、西日本シティ銀行の村上頭取のほか、福岡地所の榎本社長、福岡市 高島市長などが出席され、工事の無事を祈願しました。
村上頭取は工事の無事故・無災害を祈願するとともに、「『コネクティッドコア』という大規模な立体広場を設けまして来街者の方々の回遊性に資するということとともに、博多駅前のランドマークとして多くのみなさまにご認識いただけることを願っております」とあいさつを述べました。
地上14階、地下4階建て
新しい本店本館は2026年に完成する予定で、西日本シティ銀行の本店・本部機能、西日本フィナンシャルホールディングスのグループ会社の一部などが入る予定です。多様化するワークスタイル、ウェルビーイングに配慮したハイグレードオフィスを実現します。
また、1階には商業施設、9階〜14階のオフィスフロアには企業を誘致する計画です。
環境に配慮した技術を取り入れることで、エネルギー削減量50%以上を認定する「ZEB Ready」の取得を目指すほか、建物の足元部分の柱や壁面の花や緑に加え、広場などに木を植えることで、緑化空間を創出します。
また、博多どんたくの演舞台などを実現できるイベント広場、コンサートやセミナーなどに利用できる多目的ホールを設置し、博多駅周辺の賑わいづくりの一端を担います。
いよいよ本格的に始まった新本店本館の建て替え工事。どのように建設が進んでいくのか、引き続き情報が発表になり次第、『らいふくのーと』でも内容をお伝えする予定ですのでお楽しみに。