福岡から大阪に行く場合、飛行機や新幹線などの交通手段の中からどれを選ぶべきか迷う人は多いです。
短時間で移動したい人は「飛行機」、費用をなるべく抑えたい人は「夜行バス」がおすすめです。
今回の記事では、福岡から大阪へ行くための4つの交通手段についてご紹介します。
さらに、各交通手段の料金や所要時間の目安、安く済ませる方法などもご紹介するので、福岡から大阪へ行くときはぜひ参考にしてください。
福岡から大阪までの主な交通手段は、飛行機・新幹線・夜行バス・フェリー
福岡から大阪までの主な交通手段は以下の4つがあります。
飛行機
新幹線
夜行バス
フェリー
福岡から大阪までの主な交通手段である飛行機・新幹線・夜行バス・フェリーについて、料金・移動時間・乗り換えの有無は以下の通りです。
手段 | 料金 | 移動時間 | 乗り換えの有無 |
飛行機 | 5,860円~26,250円 | 1時間10分 | 無し |
新幹線 | 8,600円~22,090円 | 2時間30分~5時間 | 無し |
夜行バス | 3,600円~12,100円 | 8時間30分~10時間 | 無し |
フェリー | 7,320円~26,190円 | 11時間30分~12時間30分 | 無し |
福岡から大阪まで最安料金で行ける手段は「夜行バス」最短時間で行ける手段は「飛行機」です。
福岡から大阪までの飛行機について解説
福岡から大阪まで飛行機で移動する際の料金・移動時間・特徴は以下の通りです。
片道料金 | フライト時間 | 特徴 |
5,860円~26,250円 | 1時間10分 | ・移動時間が短い |
飛行機は4つの交通手段の中で、最短時間で大阪に行けます。移動時間をなるべく短くしたい人におすすめの移動手段です。
料金は航空会社や時期によって大きく変動します。
大阪には大きな空港が2つあり、航空会社によって着陸する空港が異なります。位置はそれぞれ大阪の北側と南側にあるため、目的地によって使い分けましょう。
移動時間
福岡から大阪までの飛行機での移動時間は約1時間10分です。今回紹介する4つの交通手段の中で、最短時間で大阪に到着します。
次いで移動時間が短い新幹線と比べても1時間以上短いため、飛行機を利用するメリットは大きいです。
ただし、飛行機は手続きなどに時間がかかる点や、空港から大阪市内へのアクセスに時間がかかる点を考慮しておきましょう。
費用相場
春から夏にかけては平均相場が高くなりがちですが、冬のシーズンは10,000円以下の航空券も購入しやすくなります。
しかし、冬のシーズンでも年末年始などの繁忙期には、値段が跳ね上がります。可能であれば、少し時期をずらしての利用を検討しましょう。
また、飛行機代は航空会社によっても大きく異なります。飛行機代を抑えたい人はLCC、利用サービスを充実させたい人は大手航空会社を選びましょう。
大手の航空会社は機内でWi-Fiが利用できたり、直前でのキャンセルができたりします。
飛行機代を安く済ませる方法
飛行機代を安く抑えたい場合、LCCの飛行機を利用しましょう。
LCCは大手航空会社に比べると座席は狭いですが、運賃は格安です。福岡~大阪間は1時間程度のフライトのため、席の窮屈さもあまりストレスに感じないでしょう。
また、搭乗日直前には飛行機代が高くなる傾向にあります。早期予約割引を行っている航空会社もあるため、予定が決まっている人は早めに予約をしましょう。
福岡から大阪までの新幹線について解説
福岡から大阪まで新幹線で移動する際の料金・移動時間・特徴は以下の通りです。
片道料金 | 移動時間 | 特徴 |
8,600円~22,090円 | 2時間30分~5時間 | ・発着駅が都心部にある |
新幹線は飛行機と異なり、煩雑な乗車手続き等はないため気軽に利用できます。さらに福岡・大阪の発着駅がどちらも都心部にあり、アクセスが便利な点も魅力的です。
また新幹線は遅延が少なく、Wi-Fi環境も整っているため仕事で利用する場合にもおすすめです。
移動時間
福岡~大阪間の新幹線での移動時間は、列車種別によって大きく異なります。なぜなら、列車種別によって停車駅数が異なるからです。
停車駅数が少ない、のぞみ号・みずほ号の場合、その多くが福岡~大阪間で5駅しか停車しません。所要時間は約2時間半です。
一方、停車駅数が多いこだま号の場合、福岡~大阪間で18駅に停車します。所要時間は5時間ほどかかります。
移動時間を短くしたい人は、停車駅数の少ない列車種別を選びましょう。
費用相場
福岡~大阪間の片道の通常料金は、自由席が14,000円台、指定席が15,000円台〜、グリーン席が21,000円台〜となっています。
自由席と指定席の金額の差はあまりありません。余裕があれば指定席を予約しておくと確実に席に座れます。
ただし家族旅行の場合、自由席を検討しても良いでしょう。なぜなら、自由席は乳幼児(未就学児)の料金が無料になるからです。
座席の規定も特にないため、子どもを席に座らせても問題ありません。ただし、混雑時は子どもを膝の上に座らせるなどの配慮が必要です。
新幹線代を安く済ませる方法
新幹線代を安く済ませる方法は、早期予約や往復予約の割引を利用することです。
往復割引であれば10%の割引で、自由席が13,000円台、指定席が14,000円台で購入できます。
インターネットを利用した早期予約では、指定席が11,000円台から購入可能です。
さらに、旅行会社が販売している旅行商品には、片道8,000円代の格安チケットもあります。原則、各駅停車車両のみ利用可能なため、時間に余裕があり予算を抑えたい人におすすめです。
福岡から大阪までの夜行バスについて解説
福岡から大阪まで夜行バスで移動する際の料金・移動時間・特徴は以下の通りです。
片道料金 | 移動時間 | 特徴 |
3,600円~12,100円 | 8時間30分~10時間 | ・格安で移動できる |
夜行バスの最大のメリットは格安で移動できる点です。
時期によっては、福岡から大阪まで3,000円台で行ける場合もあります。また夜間に移動するため、宿泊代の節約にもなるでしょう。
移動時間
福岡~大阪間の高速バスでの移動時間は、約10時間ほどかかります。
福岡~大阪間のバスは夜行バスのみで、昼運行のバスはありません。福岡を夜21時前後に出発して、大阪に朝7時前後に到着する便が多いです。
バス内で快適な睡眠をとるために、耳栓・アイマスク・ネックピローなどを持参すると良いでしょう。
また長い移動時間に携帯で動画を楽しみたい人は、フリーWi-Fiを利用できるバスがおすすめです。
費用相場
福岡~大阪間の片道の費用相場は3,600円〜12,100円です。
夜行バスの料金は、運行会社、予約時期、シートタイプによって異なります。
同じ運航会社でも年末年始やお盆、連休前に運行するバスの料金は平日よりも高くなります。
また通常の4列シートよりも、3列シートの方が料金が高いです。その分、3列シートはパーソナルスペースが広く、移動時間を快適に過ごせるでしょう。
夜行バス代を安く済ませる方法
夜行バスは、平日の月曜〜木曜の料金が安く設定される傾向があります。
月曜〜木曜の期間であれば、最安値料金で乗車できる可能性が高いです。
またバスの運行会社によっては、早期予約や直前予約で割引が行われることがあります。日程が早めに決まっている方は、早めの予約がおすすめです。
福岡から大阪までのフェリーについて解説
福岡から大阪までフェリーで移動する際の料金・移動時間・特徴は以下の通りです。
片道料金 | 移動時間 | 特徴 |
7,320円~26,190円 | 11時間30分~12時間30分 | ・移動中ゆっくりと過ごせる |
フェリーの料金は、部屋のタイプ(相部屋や個室)によって大きく異なります。繁忙期など時期によって価格が変わりますが、他の交通手段に比べると時期による料金の変動は小さめです。
出発地は北九州市の門司になります。
移動時間
福岡~大阪間のフェリーでの移動時間は、11時間30分~12時間30分です。夜に乗船して翌朝に到着するため、船で1泊することになります。
移動時間は最も長くかかりますが、船内にはシャワールームやレストラン、売店などがあるため快適に過ごせるでしょう。
しかし、他の交通手段と違い、福岡の出発地点は北九州市の門司になります。博多に比べるとアクセスしづらい場所であるため、そこまでの移動時間も計算しておきましょう。
費用相場
フェリーの料金は、部屋のタイプによって差があります。部屋のタイプはエコノミーからスイートまであり、通常料金は片道約7,320円~約26,190円と大きく異なります。
標準的なスタンダード洋室タイプの料金は8,000円台です。相部屋ですが、カプセルホテルのようになっておりプライベートな空間もあります。
またフェリーには、自動車や二輪車を積み込めるというメリットがあります。自動車(3m未満)をフェリーに持ち込む料金は15,500円程度です。
フェリー代を安く済ませる方法
フェリー会社の公式HPでネット予約するとチケットを安く購入できます。割引率はフェリー会社や時期によっても異なりますが、最大20%です。
他にも早期予約や往復予約での割引もあります。
早期予約割引は、出発日の7日前までの購入が対象となります。予定が決まっている人は早めに予約しましょう。
最短時間で福岡から大阪まで行きたい方は、飛行機・新幹線がおすすめ
飛行機はとにかく早く大阪へ行きたい人には、最もおすすめな交通手段です。乗り物に乗っている時間だけを考えれば、新幹線より飛行機の方が1時間以上短いです。
しかし飛行機の場合、手続きなどに時間がかかる点や、空港から大阪市内へのアクセスに時間がかかる点を考慮しておきましょう。
一方、新幹線は移動中にインターネットを使いたい人におすすめです。飛行機ではLCCの場合、Wi-Fiが利用できません。新幹線では基本的にフリーWi-Fiが利用できます。
また新幹線は大きな事故がない限り、ほぼ時間通りに到着します。仕事で利用する場合にもおすすめの交通手段です。
格安で福岡から大阪まで行きたい方は、夜行バス・フェリーがおすすめ
交通費をとにかく安く抑えたい人は、夜行バスがおすすめです。平日であれば福岡から大阪まで3,000円台で行くことも可能です。
費用を抑えつつ、快適に移動したい場合はフェリーをおすすめします。移動での疲れが出にくいフェリーであれば、旅行先でも思い切り遊べるでしょう。
ただしフェリーは北九州市の門司から出発します。そこまでの移動時間や交通費等も考慮しましょう。
どちらの交通手段も夜間の長時間移動です。夜行バスの場合、入浴は乗車前に済ませておくことをおすすめします。
フェリーの場合、大浴場やシャワー付きの船があります。しかしアメニティは付いていないため、持参することをおすすめします。
福岡から大阪までの移動手段まとめ
今回は、福岡から大阪までの移動手段を4通りご紹介しました。
福岡~大阪間を移動する場合、短時間で移動したい人は「飛行機」、費用を抑えたい人は「夜行バス」がおすすめです。
移動中ネット環境が必要な人は「新幹線」、快適に移動をしたい人は「フェリー」という選択肢もあります。
どの交通手段においても、お得に利用するために早期予約や往復予約での割引をチェックしてみてください。