西日本シティ銀行が発行するデビットカード「NCBデビット」。
口座直結で使い過ぎないカード決済として便利、クレジットカードと同等のセキュリティで安心して使えるため利用者も徐々に増えてきています。
このNCBデビット、大々的には紹介されていない便利な使い方がたくさん備わっています。
今回はもっと便利に・さらにお得に・そして安心して使えるようにできるNCBデビットの活用術をご紹介します。
もっと便利に使える機能が揃っている
ただカードで支払いができるだけではない、先進の「かざす」決済機能にも対応しています。
Visaのタッチ決済(Visaのみ)
Visaブランドにおいては、Visaの新しい決済方法「Visaのタッチ決済」に対応。
券面の電波のマークがその目印、2020年からの新規発行・再発行分に搭載されています。
対応する加盟店ではIC差込や磁気スキャンをする必要もなく、端末にカードをかざすだけで支払いが完了。
さらに1万円までの利用ならサインや暗証番号は不要、決済にかかる時間も最大で3秒短縮されるので素早いお支払いが可能です。
特に福岡は日本国内でもタッチ決済に対応したお店が多いエリアなのでぜひ「タッチ決済」をお近くで体験してみましょう。
※福岡県で使える加盟店※(2020年9月現在)
お店により利用の際の伝え方が異なりますのであらかじめ注意が必要です。また、一部テナントでは利用できない場合があります。
★のお店でご利用の際、端末の仕様上2回タッチが必要なのでご注意ください。
「クレジットで」と伝えるお店
・ローソン
・セブン-イレブン
・ポプラ
・マクドナルド
・モスバーガー
・ゼンショーグループ(すき家、はま寿司、ココスなど)
・サンマルクカフェ
・ドトールコーヒー(クレジットのタッチでと伝える)
・TSUTAYA(クレジットのタッチでと伝える)
・タリーズコーヒー(一部除く)
・全日食チェーン(アイアイささぐり、ベストマートとふろうなど)
・ダイソー(博多バスターミナル、チャチャタウン小倉)
・IKEA福岡新宮(決済端末でNFCPAYを選択)
★イオングループ
・イオン
・マックスバリュ
・ザ・ビッグ
・ホームワイド
・イオンモール
・ミニストップ
→イオンの食品以外の売場、イオン・イオンモール専門店街、ホームワイドでのご利用は金額に関わらずサインが必要です
「NFCで」または「NFCペイメントで」と伝えるお店
★福岡地所
・マリノアシティ福岡
・木の葉モール橋本
・リバーウォーク北九州
★KITTE博多(B1・9・10F)
★コクミンドラッグ
・MARK IS 福岡ももち
・かつや(NFC Payでと伝える)
・アイランドアイ
・グッデイ
・福岡市地下鉄定期券窓口(定期券・各種1日券の購入)
Google Payに登録する
おサイフケータイが利用可能なAndroidスマートフォンをお持ちの方は、Google PayへNCBデビットのカード番号を登録することにより電子マネーが利用できるようになります。
Visaブランドをお持ちの方はiDの加盟店で、JCBブランドをお持ちの方はQUICPay+の加盟店で利用可能で、スマートフォンをかざすだけなのでお支払いがより簡単です。
もちろんデビットなのでiDやQUICPay+の利用でも決済完了と同時に即時引き落とし、チャージの手間がないのにお手軽に使えて便利です。
付加機能としてGoogle Payから登録したNCBデビットを使ってアプリのオンライン決済やモバイルSuicaへのチャージもOK。
Visaのみではありますが、本来は特典の対象外になりがちなモバイルSuicaへのチャージもキャッシュバックの特典対象となるため無駄がありません。
もっとお得に使える特典(JCBのみ)
JCBブランドはOkiDokiポイントが貯まる「JCB ORIGINAL SERIES」の対象カードとして指定されています。
NCBデビット-JCBを指定のカード加盟店で利用すると、OkiDokiポイントが通常の2倍以上貯まりとってもお得。
例えばセブン-イレブンで使うとカードで払ってもQUICPay+で払ってもいつでもポイントが2倍、ビックカメラやタイムズ駐車場、モスバーガーなら毎月事前のエントリーでいつでもポイント2倍・・・と通常よりも貯まりやすくなります。
さらに「Amazon」の利用でも専用サイトを経由すれば2倍貯まるようになるので「よく利用してるけど今までコンビニ払いで注文していた・・・」という方は特にオススメです。
さらに安心して使える機能
NCBデビットには毎日の利用における様々な不正利用のリスクを抑えられる機能や、家計簿と連動して利用明細を簡単に確認・支出管理ができる連携サービスも利用することができます。
「会員用Web(Visa)」と「My JCB(JCB)」
NCBデビットの明細確認や各種設定はすべて「会員用Web(Visa)」と「My JCB(JCB)」で行います。
利用明細の確認や利用限度額や海外利用の設定の他、利用時のメール通知サービスの設定も行うことができます。
カードがお手元に届いたら利用前に必ず設定しておきましょう。
また、JCBブランドはMy JCBを利用するため、クレジットカード用の「My JCBアプリ」もそのまま利用することが可能。
スマートフォンからでもアプリでサッと明細確認や設定が簡単にできるのでオススメです。
※「西日本シティ銀行アプリ」の設定も忘れずに※
NCBデビットは性質上、口座残高の確認をするケースが頻繁になります。
スマートフォンでサッといつでも確認できる西日本シティ銀行アプリの初期設定も忘れずに行ってください。
本人認証サービス
ネットショッピングを利用する際に本人認証サービスが導入されているお店においては、注文確定の直前にあらかじめ設定したパスワードの入力が必要です。
利用者しか知らないパスワードを入力して確定させることで、万が一カード番号などが漏れてしまった場合でも第三者からの不正利用を水際で防ぎます。
「会員用Web」と「MyJCB」で設定ができますのでこちらもあわせて設定しておきましょう。
家計簿アプリ連携(JCBのみ)
NCBデビット-JCBでは、家計簿アプリ「Money Forward」を利用することで毎月の支出を簡単に管理することができます。
My JCBに登録している状態であれば連携は簡単、利用明細の加盟店名から食費・日用品・趣味・交通費・・・と支出項目を自動的に振り分けるのでより使いすぎの防止にも役立ちます。
特に毎月の家計を気にしている方にとってはまさに「ただ利用するだけで勝手に家計簿がつく」便利なツールなので有効活用しましょう。
機能を有効活用してより手間いらずのキャッシュレス生活を
「カードで支払いできる」だけではない様々な先進の機能に対応したNCBデビット。フル活用すれば支払いもより簡単、セキュリティ性の向上、さらに支出の管理も簡単に把握しやすくなる・・・といった様々なメリットがあります。
既にお持ちの方も、これからお申し込みしようとお考えの方もこういった機能を使ってより便利なキャッシュレス生活を送ってみませんか?
- お金
山邊 皐平
フリーライター
普段は小売店で働く傍ら、デビットカードやプリペイドカードを中心にキャッシュレス記事を執筆しているフリーライター。 最近ではタッチ決済(コンタクトレス)の普及・啓蒙活動を行っている。