【2025年】福岡で春のアートと文化を楽しむ!美術館・博物館おすすめガイド

公開日 2025.03.12

福岡の春は、アートと文化を楽しむのにぴったりの季節です。美術館や博物館では、常設展や子どもが楽しめるコーナーが充実しており、家族で気軽に訪れることができます。福岡在住の人も、訪問予定の人も、このガイドで春の文化体験を計画してみませんか?

福岡の美術館・博物館の魅力

福岡の美術館や博物館は、歴史や芸術を身近に感じられる場所として人気です。常設展では地域の文化やアートに触れられ、子ども向けのコーナーでは遊びながら学べる工夫が満載。春の心地よい気候の中、家族で新しい発見を楽しむのに最適です。

福岡のアートと文化施設:おすすめ施設と楽しみ方

1.福岡市美術館(福岡市)

大濠公園に隣接する福岡市美術館は、常設展でピカソやダリ、ミロなどの名作を展示しています。子ども向けにはアーティスト・オーギカナエさんが制作した「キッズスペース 森のたね」が設けられ、畳敷きの空間で絵本を読んだり、アートをモチーフにしたオブジェで遊べます。週末には工作やお絵描きのワークショップも開催。子どもがアートに親しむきっかけを提供します。

楽しみ方:展示を見てインスピレーションを得た後、キッズスペースで子どもと一緒に創作を楽しんでみて。
住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
公式サイト:福岡市美術館公式サイト

2.九州国立博物館(太宰府市)

太宰府市にある九州国立博物館は、アジアとの交流をテーマにした常設展が特徴です。4階の「文化交流展示室」では、旧石器時代から江戸時代までの日本の歴史を5つのテーマで展示し、アジア視点から見た文化の形成を紐解きます。展示は定期的に更新され、触れる展示や映像を使ったインタラクティブな体験も充実。勾玉作りや昔の道具に触れるアクティビティが楽しめ、1階の「あじっぱ」では五感を使った遊びを通じて世界の文化を学べます。

楽しみ方:歴史を学んだ後、体験コーナーで子どもと一緒にものづくりを体験。
住所:福岡県太宰府市石坂4丁目7-2
公式サイト:九州国立博物館公式サイト

3.福岡市博物館(福岡市)

福岡市博物館は、百道浜の海辺に佇む豪華な建物で、常設展ではアジアとの交流や博多祇園山笠を紹介。敷地内には大きな彫刻が点在し、特にエントランス前の巨大な4体のブロンズ像(向かって左に「雄弁」「力」と名付けられた男性像、右側に「勝利」「自由」と名付けられた女性像で、それぞれ高さ3.75m、重さ1tです)は圧巻です。子ども向けには「触れる展示」で、昔の道具や模型に触れる体験が人気です。

楽しみ方:常設展で歴史を学び、触れる展示で体感した後、館内外の彫刻を眺めながら子どもと散策を楽しんでみてください。
住所:福岡県福岡市早良区百道浜3丁目1-1
公式サイト:福岡市博物館公式サイト

4.北九州市立美術館(北九州市)

丘の上に立つ北九州市立美術館は、世界的な建築家・磯崎新による設計で知られ、「丘の上の双眼鏡」の愛称で親しまれる独特の外観が特徴です。常設展ではモネやルノワールなどの名画を展示し、アネックス棟では市民ギャラリーとして地元作家の作品も鑑賞可能。ミュージアムカフェ「カフェ・ミュゼ」では、北九州市街や響灘を一望しながらゆったりとしたひとときを過ごせます。美術館は「美術の森公園」内に位置し、敷地内の遊歩道を散歩しながら彫刻や自然を楽しむこともできます。

楽しみ方:常設展で名画を鑑賞した後、アネックスで地元アートに触れ、カフェで景色を楽しみながら休憩。丘の上の遊歩道を子どもと一緒に散歩してみてください。
住所:福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-1
公式サイト:北九州市立美術館公式サイト

5.久留米市美術館(久留米市)

石橋文化センター内にある久留米市美術館は、常設展で地元ゆかりの青木繁や坂本繁二郎の作品を展示。美術館スタッフによるギャラリートークや子ども向け鑑賞ツアーが開催され、家族でアートを楽しむ機会が豊富です。目の前の石橋文化センターの庭園は、四季折々の花々が咲き、バラやツバキが春を彩ります。美術館と庭園が一体となった美しい環境が魅力です。

楽しみ方:作品鑑賞後、ギャラリートークで作品の背景を学び、子どもと一緒に庭園を散策して春の花々を楽しんでみてください。
住所:福岡県久留米市野中町1015
公式サイト:久留米市美術館公式サイト

訪れる際のポイント

●チケット予約
常設展は予約不要の場合が多いですが、混雑時は事前に公式サイトで確認を。入館料は中学生以下無料の施設も多いです。

●ファミリー向けの選び方
福岡市博物館は体験型の展示が豊富で小さな子どもに最適。美術館ではキッズスペースやワークショップがある場所を選ぶと楽しさ倍増です。

●アクセス

福岡市美術館

福岡市美術館は福岡市地下鉄空港線「大濠公園駅」から徒歩約10分。車を利用する場合、博多駅や天神駅周辺に駐車してから地下鉄を利用する「パーク&ライド」もおすすめです。駐車場の混雑を避けつつ、大濠公園内を歩きながら、春の景色を楽しめます。直接現地まで車で行く場合は、敷地内の駐車場が26台と少なめなので、混雑にご注意を。

九州国立博物館

太宰府の九州国立博物館へは、西鉄太宰府線「太宰府駅」まで電車で行き、そこから徒歩約10分。駅周辺の駐車場は混雑することが多いため、天神や博多駅近くで駐車し、「パーク&ライド」で西鉄電車を利用するとスムーズです。なお、子ども連れなどで博物館まで直接車で行きたい場合、敷地内の駐車場(普通乗用車:313台駐車可能)も利用可能です。事前に利用時間を確認しておでかけください。

福岡市博物館

福岡市博物館は天神や博多周辺に駐車し、「パーク&ライド」でバス移動がおすすめ。西鉄バスを利用した場合、「博物館北口」または「博物館南口」停留所が最寄りです(天神から約20分、博多から約25分)。バスが福岡都市高速を走るので、百道界隈の車の混雑を避けられるうえ、シーサイドビューも楽しめます。直接車で行きたい場合は、敷地内駐車場も利用可能です(普通乗用車:180台)。

北九州市立美術館

JR鹿児島本線「小倉駅」から西鉄バスで約30分(「北九州市立美術館」下車)。小倉駅周辺で駐車し、「パーク&ライド」でバスを使うと便利です。車で直接行く場合も、敷地内に駐車場があるので安心です(普通乗用車:約210台駐車可能)。緑豊かな敷地はベビーカーでのお散歩にも最適で、お天気の良い日はとてもいい散策コースになりますよ。

久留米市美術館

久留米市美術館はJR鹿児島本線「久留米駅」から西鉄バスで15分、西鉄久留米駅から西鉄バスで5分、いずれも「文化センター前」下車すぐです。天神や博多に車を停めての「パーク&ライド」もおすすめ。また、車で直接行きたい場合は、「石橋文化センター」の第1、第2駐車場(普通乗用車:221台)を利用してください。

まとめ

福岡の美術館・博物館では常設展に加え、子どもが楽しめるコーナーが充実。福岡市美術館のキッズスペース、九州国立博物館の体験コーナー、久留米市美術館の鑑賞ツアーなど、家族でアートと文化に触れる機会が豊富です。※体験コーナーの内容は時期により異なる場合があります。

福岡のアートや文化施設を訪れることで、新しい視点を得たり、リフレッシュできる体験が待っています。春の訪れと共に、日常を豊かにするきっかけを見つけてみませんか?

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