他行との比較検討の相談もOK!分かりやすい説明で納得のいく住宅ローン選びをサポート

(2024年11月取材)
住宅ローンのパートナー:進藤さん
2018年、西日本シティ銀行入行。融資窓口や渉外営業担当を経て、2024年4月からローン千早営業室に在籍し、住宅ローンのご相談・申し込み・受付を担当する。体を動かすことが好きで銀行のバトミントン部に所属し、九州大会などにも出場。
一生で一番大きな買い物とも言われる住宅購入。多くの場合、購入資金は住宅ローンを利用します。一言で住宅ローンといっても金利や返済期間、手数料や手続きなど決めないといけないことがいろいろあり、初めてならなおさら戸惑う場面も。そんな時のサポート役が、ローン営業室の専門スタッフです。ご本人やご家族、それぞれのライフススタイルに寄り添い、要望にあった住宅ローンを提案します。
本連載では住宅ローンの相談に来られたお客さまのさまざまな疑問や不安な思いを解決すべく、丁寧な提案で信頼を得ている専門スタッフから身近な事例について聞きました。
今回のご相談は?
住宅ローンの契約にあたって、金利が安いと言われるネット銀行を利用していいか迷っている。

お客さまプロフィール
Aさま:福岡市内で新築マンションの購入を検討されている30代前半の共働きのご夫婦。現在は夫婦二人暮らしだが、ゆくゆくは子どもを授かりたいと思っている。
――Aさまが来店されたきっかけは何だったのでしょう?
購入を検討されている新築マンションの販売業者さまを通じ、住宅ローンについて詳しく話を聞きたいということで来店されました。
――具体的にどのようなご相談だったのでしょうか?
Aさまは当行の他にもネット銀行の住宅ローンも検討されていて、どちらが得か、また、住宅ローンを長く組むことのメリット・デメリットについて気にされていたようです。
インターネット等で住宅ローンについて調べていくうちに、何がベストなのか分からなくなったというご相談でした。
解決案
ネット銀行と地方銀行、それぞれの住宅ローンのメリット・デメリットをわかりやすく伝える。ローンの返済期間については長めに組まれておくことをご提案。

――どのようなアドバイスをされたのですか?
一概には言えませんが、ネット銀行は地方銀行よりも住宅ローン金利が比較的低い傾向にあるため、Aさまのようにネット銀行の住宅ローンに魅力を感じる方も多くいらっしゃいます。
今回はまずそれぞれのメリット・デメリットについてお話させていただきました。ネット銀行は実店舗を持たないことで店舗運営や人件費などの費用を抑えて金利を低くできるというメリットがありますが、その一方で必要書類を郵送するなどで手続きに時間がかかる、返済能力について書類だけで判断されため、細かい事情まで汲みとってもらうのが難しいなどのデメリットが考えられます。そして何より、顔の見える担当者に気軽に相談することができないというデメリットが考えられます。
逆に、実店舗を多く持つ地方銀行はネット銀行より住宅ローン金利が比較的高くなる傾向にありますが、顔の見える専門スタッフが担当につくのでいつでも気軽に相談できる、書面だけではわからないことまで親身になってヒアリングを行うため、ローンの手続きについての不安を払拭できることを説明しました。
以上についてお伝えしたところ、Aさまは当行の住宅ローンを前向きにご検討いただいています。
――住宅ローンを長く組むことのメリットとデメリットについてはどうお答えされたのですか?
Aさまに限らず、私がお客さまにまずご案内しているのは長期の住宅ローンのメリットです。短期のローンを組んだ場合、その後、長期に変更を希望されると「返済が厳しい状況になった」とマイナスに捉えられてしまうことが懸念されます。変更にあたってはさまざまな提出書類を揃えたり、手数料がかかったりとデメリットになることがあります。また、新たなお借入れが困難になることも多くあります。
一方で、長期の住宅ローンを組んでいて、後から短くしたい場合は「余裕資金ができた」とプラスにみなされるため手続きは比較的スムーズです。
逆に、住宅ローンを長く組むことのデメリットとしてお支払い総額が多くなる点が考えられますが、余裕資金で随時、繰上返済していくことで支払総額の増加を抑えることができます。
当行には返済期間を最長50年に設定できる「NCB住宅ローンアドバンス」という商品があり、Aさまにはそちらをご案内しました。
目先のことにとらわれない
将来を見据えた提案も
――住宅ローンを検討されている方からは、どんな質問がよく寄せられますか?
頭金を入れた方がいいのか、というご相談も多いですね。頭金は必ず入れなくてはいけないと思われている方も多いのですが、必ずしもそうではありません。例外はありますが、私としては頭金を入れずに余裕資金として積立などに活用することも検討されてはいかがでしょうかとお話ししています。
例えば500万円を頭金として考えられている場合、そのお金を20年〜30年と投資信託などに回すことで資産運用が可能となります。
ただもちろん頭金を入れることで毎月の返済額を少なくできる、借入期間を少なくできるというメリットもありますので、どちらがいいのかはメリットとデメリットを考慮して検討していただきたいと思います。

――お客さまの相談を受ける際に気をつけていることはありますか?
商品説明をする際には、難しい言葉を使わないように心がけています。「利息」「元金」などの堅苦しい言葉が続かないよう、言い換えをしたり、ご理解いただきやすいように工夫しています。

――仕事のやりがいを教えてください。
住宅業者さまを通じて住宅ローンの申込書類をお預かりした際、どうしても書面上の情報しか確認できなくなるので、私はできるだけお客さまと直接お話しさせていただくことを心がけています。
お客さまと直接いろいろとお話しする時間をいただくことで書面上では分からない気づきがあり、それを機によりよい審査結果になることもあるからです。住宅業者の方から「進藤さんに全ておまかせします」と言っていただけた時にはすごく嬉しいですし、やりがいを感じます。
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