「そろそろ自分で資産運用しないとって思い、NISAをスタートしたものの、最近、金利が高いと聞く外貨預金も気になるんだけど…」と知人の話を耳にした編集部。確かに、円安、円高とニュースで聞くし、気になるかも!?そこで今回は「らいふくのーと」編集部が、国際金融のプロ、NCB(西日本シティ銀行)国際部の毛利一就くんに外貨預金のことを教えてもらいました。
:毛利くん、外貨預金が未経験の初心者にもわかりやすくお願いします!
外貨預金のこと教えて!
:ほんとに初歩の初歩ですけど、外貨預金ってなんですか?
:外貨預金は日本円以外の外国の通貨で預ける預金のことを言います。例えば、アメリカの通貨である米ドルやユーロ、豪ドルなどの預金があります。
:ふむふむ。それは想像通りです。
外貨預金のメリット・注意点は?
:じゃあ、外貨預金のメリットと、注意するところを聞きたいです。
:外貨預金のメリットは、「保有資産の通貨分散ができること」、「円預金よりも高い金利での運用が期待できること」、「預け入れ時よりも円安に変動すれば為替差益が期待できること」が挙げられます。
注意点は、
①預け入れ時よりも円高に変動すれば、元本割れするリスクがあることです。
②円から外貨、外貨から円に換える時に「為替手数料」がかかることです。
③預金保険対象外であるということです。また、外貨預金はNISAの対象ではありません。
編:なんかいきなり難しいワードがでてきた感じ…。
資産の通貨分散ってなんですか?
:「保有資産の通貨分散」っていうのは、自分の持っているお金(預金とか)を日本の円だけではなくて外国のお金で持つってことですか?
:そうですね。値動きが異なる傾向のある通貨を組み合わせて投資することで、保有している通貨の間で生じる為替変動の影響を軽減することができます。
例えば、円の価値が米ドルに対して下落しても、米ドルを保有していれば、全体的な資産価値の下落リスクを減らすことができます。資産運用のリスク分散方法の一つですね。
:リスク分散や分散投資っていうコトバは聞きますよね。
円預金と比べて金利って高いの?
:そして円預金より外貨預金の方が、金利が高いってところ、気になります!今の日本の金利って低すぎてどうにかしたいって思っている人多いと思うんです。今回のお話もそんなところから、外貨預金を学びたいって声をもらったんです。
:通貨によって異なりますが、主要国の政策金利が引き上げられたことで、NCBで取り扱っている外貨預金の金利も円預金に比べて高くなっています。
為替相場って、難しそう…
:毛利くん、為替相場についてもう少しかみ砕いておしえてくださ~い。
:為替相場とは簡単に言うと、異なる国の通貨の交換比率のことです。
:交換比率って…?
:例えば、今の為替相場が1米ドル=150円だとします。
米ドルに対して円の価値が低くなれば「円安」、高くなれば「円高」になります。
仮に、将来1米ドル=160円の相場になれば、1米ドルを手に入れるには160円を払わないといけないことになります。米ドルに対して円の持つ価値が下がったということで、今の為替相場と比較して、「円安」になったといえます。
反対に、1米ドル=140円の相場となれば、1米ドルに対する円の価値が上がっているため、現在の為替相場と比較して「円高」ということになります。
外貨預金の積立が1,000円からできる。
:NCBでは円預金から外貨預金に自動で振替ができる「外貨de積むつむ」というサービスがあるんです。
具体的には、毎月、決まった額の円を、円普通預金口座から外貨普通預金口座へ自動的に外貨へ両替して振り替えるサービスで、米ドル、ユーロ、豪ドルの3通貨から選ぶことができます。
このサービスは毎月1,000円から申し込めるので、まずは外貨預金を始めてみたいと言う投資初心者の方やコツコツ積み立てをしたい方に好評です。
「外貨de積むつむ」なら為替手数料がお得!
:さっきの注意点で為替手数料っていうのがありましたよね?それはどのくらいなんですか?
:通常、外貨預金の預入れ、払出の時は、それぞれ1米ドルあたり1円の為替手数料がかかりますが、「外貨de積むつむ」の場合、預入時の為替手数料は0.5円と通常の取引に比べてお得です。
(注:払出時は通常通り1米ドルあたり1円の為替手数料がかかります。)
:今回は外貨預金のことを学ぼう!vol.1でした。資産は自分で育てる時代なんですよね。今の暮らし、将来の暮らしのために大切なお金のことを学んで、小さく始められることからに取り組んでいくのはいかがでしょうか。
「外貨de積むつむ」は店頭での申込のほか、スマホやPCからも申し込むことができます。
★「外貨de積むつむ」についてはこちらをクリックしてください↓★
※外貨預金には、為替変動による元本割れなどのリスクがあります。 詳しくは
「外貨預金についてのご留意事項」をご確認下さい。
商号/株式会社 西日本シティ銀行