水遊びができる!福岡のおすすめ観光スポット

暑さが厳しくなる夏は、水辺のアクティビティが恋しくなる季節。福岡には、観光を楽しみながら涼を感じられるスポットが豊富にそろっています。小さな子どもとの外遊びにぴったりな水遊びエリアから、大人もリラックスできる自然空間まで、幅広い世代が楽しめるスポットを厳選してご紹介します。
目次
海の中道海浜公園|福岡市東区

博多湾と玄界灘に囲まれた砂州「海の中道」に位置する、自然とふれあえる広大な国営公園。園内には四季折々の花が咲き、リスザルやカピバラといった動物たちとのふれあいも楽しめます。
夏の人気は、ちびっこ向けの「じゃぶじゃぶ池」やウォーターアスレチック、夏季限定で開放される「海の中道サンシャインプール」。「じゃぶじゃぶ池」の周囲にはテーブル席も設けられており、親子でゆったり過ごせます。
ほかにもゴーカートやミニSL、レンタサイクル、バーベキューなど、1日では遊び尽くせないほどアクティビティが充実。2022年には宿泊施設やレストラン、アスレチックを備えた滞在型レクリエーションエリアも新設され、観光とレジャーの両方を満喫できるスポットです。
住所:福岡県福岡市東区大字西戸崎18-25
アクセス:JR海の中道駅徒歩すぐ/西鉄バス「マリンワールド海の中道」下車徒歩約3分
公式サイト:https://uminaka-park.jp/
ABURAYAMA FUKUOKA(油山市民の森・油山牧場) |福岡市南区

福岡市南部に広がる自然体験スポット「ABURAYAMA FUKUOKA」は、都市近郊とは思えない本格的な自然とふれあえる大型複合施設。夏は、沢での水遊びや森の中のアスレチック、自然観察が楽しめ、家族連れにもカップルにも人気です。
園内にはツリーハウス、BBQ施設、カフェ、キャンプフィールドなどがあり、日帰りはもちろん宿泊もOK。木陰の多い園内では、夏でも涼しく過ごせるスポットが点在し、サワガニや昆虫などの生きもの探しにもぴったりです。
また、今年の夏は、北九州で大人気の「冒険プール」が、ABURAYAMA FUKUOKAで開催されます。
都市と自然の“ちょうどいい距離感”が魅力のABURAYAMA FUKUOKA。福岡市内から約30分で行ける、気軽なサマーリトリートとしておすすめです。
住所:福岡県福岡市南区桧原855-4(市民の森)/福岡市南区柏原710-2(油山牧場)
アクセス:3月~11月までの土曜日、日曜日、祝祭日は福岡市地下鉄七隈線「福大前駅」下車、西鉄バス「福大正門前」より臨時直行バス運行
公式サイト: https://www.aburayama-fukuoka.com/
柳川 川下り|柳川市

水郷の町・柳川を代表する観光体験が「川下り(お堀めぐり)」。かつてお城を護る城掘りとして、また、農業用水や生活用水、交通手段として発達した「掘割(水路)」を、船頭さんが巧みに操るどんこ舟で進みながら、昔ながらの風情を残した街並みやしだれ柳を眺める贅沢な時間が味わえます。
夏の風物詩として人気なのが、例年7月中旬〜10月上旬に開催される「灯り舟」。約4kmの水路に灯されたやさしい灯りとともに、夜の静かな柳川を巡る幻想的な体験です。
所要時間はおおよそ60〜70分。西鉄柳川駅から徒歩数分の範囲に複数の乗船場があります。舟旅の終着点近くには、名物「うなぎのせいろ蒸し」のお店も充実しており、観光と食を同時に楽しめます。
住所:福岡県柳川市内各所(代表乗船場:柳川市三橋町下百町)
アクセス:西鉄福岡(天神)駅から西鉄柳川駅まで特急で約50分、下車後徒歩5~10分
公式サイト:https://www.yanagawa-net.com/ohori/
瀬板の森公園|北九州市八幡西区

広大な敷地に自然が広がる「瀬板の森公園」は、瀬板貯水池を中心とした自然体験型の都市公園。延長約4.4kmの遊歩道や、水辺で涼を感じられる「水の丘」、大型遊具が揃う「こどもの丘」など、家族連れに人気のスポットです。
夏場は、水遊びができる浅池や涼やかな浮橋、野鳥観察に適した散策路など、“涼×自然体験”が両立するレジャー空間として活躍。特に木陰の多い樹林コースは、炎天下でも歩きやすく、カワセミなどの野鳥を静かに観察するのにぴったり。
【おでかけ時の注意点】
瀬板貯水池は工業用水の水源にもなっているため、釣り・遊泳・ボート遊びは禁止されています。また、火気やゴミの持ち込み・投棄にも制限があるため、利用ルールを守って自然との共生を楽しみましょう。
住所:福岡県北九州市八幡西区瀬板2-3 ほか
アクセス:西鉄バス「丸ノ内」下車・徒歩約5分
公式サイト:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/contents/924_00933.html
おでかけ前にチェック!夏の水遊びスポットの注意ポイント
水遊びスポットでは、楽しく安全に過ごすための準備が大切です。以下のポイントを参考にしてみてください。
・熱中症対策は万全に!
帽子や日傘、こまめな水分補給を忘れずに。小まめな休憩も取りましょう。
・着替え・タオルを持参
水遊びエリアで思い切り遊んだ後は、サッと着替えて快適に。子連れには必須アイテムです。
・滑りにくい靴を選んで
水辺や自然道では滑りやすくなる場所もあるため、歩きやすい靴やサンダルが◎。
・虫対策も忘れずに
緑の多い場所では虫刺され対策も重要。虫除けスプレーやかゆみ止めを持っておくと安心です。
まとめ
夏の福岡には、水辺で涼を感じながら過ごせる魅力的なスポットがそろっています。自然の中で体を動かせる広大な公園、歴史ある街並みを楽しむ川下りなど、おでかけスタイルや世代を問わず楽しめる内容ばかり。福岡らしい風景とともに、暑さを忘れるひとときを満喫してみてください。水分補給や休憩をこまめに取りつつ、安全で快適な夏の観光をお楽しみください。
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後藤 暢子
株式会社フリーランス 常務取締役、合同会社チノアソビ 業務執行社員
明治学園高等学校(福岡県北九州市)、熊本大学、九州大学大学院を経て㈱リクルートへ。その後地元の出版社などを経て、中小企業向けの広報・PR担当、クリエイティブまわりのディレクター、ライター業を主としたフリーランスとして独立。2017年に㈱フリーランスを創業。2023年、合同会社チノアソビを創業。2022年10月『離島を楽しむ 五島列島』(辰巳出版)上梓。