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これって高望み?婚活で求めている「普通」の条件を今こそ見直そう

婚活を始めたばかりの頃は、相手に求める条件を明確に持っている場合がほとんどです。しかし、たくさんの異性との出会いや、長引く婚活による焦りなどから、当初の「相手に求める条件」を見失うこともあります。

さらには「これってもしかして高望み?」など、婚活のベースとなる判断基準がわからなくなってしまうことも。今回は相手に求める「普通の条件」について解説します。

相手に求める「普通の条件」とは?

相手に求める「普通の条件」とは?

婚活において一般的に重視されるもの

一定基準以上の年収や学歴

女性が婚活で重視するものとして多いのが、「一定基準以上の年収」や「学歴(大卒)」です。デートやお見合い前に相手の内面を深く知ることはできませんが、年収や学歴は知ることができるからです。

まずは目に見える数字や学校名でフィルターをかけることで、より自分の希望に合う相手のみと縁をつなぎたいと考える女性は多いと言えます。

定職に就いているか

定職に就いているかどうかは社会的信用を判断するポイントになります。「定職に就いていること」を入会条件にしている婚活サイトは多く、婚活における大前提の条件と言えるでしょう。

性格・言葉遣いなど内面的な部分が合うかどうか

大人になるにつれて、外見より内面を重視する傾向が強くなります。そのため婚活においても、性格が合うか、相手に対する配慮ができているか、言葉遣いは汚くないかなど内面的な部分が重要視される傾向があります。

転勤が多い職業かどうか

転勤の多い職業の場合、結婚後の生活に影響が出ると考えられがちです。特に子どもが生まれてからも継続して転勤があれば、子どもを取り巻く環境への変化も避けられません。結婚後の生活を考えているからこそ、転勤が多い職業かどうかは重視される項目と言えるでしょう。

健康であるかどうか

あまりに当たり前で見落としがちな「普通の条件」として、健康であることが挙げられます。特に30代・40代の婚活では、相手の健康状態を知らないまま結婚し、実は持病を持っていた場合、看病をするだけの結婚生活を送ることにもなりかねません。

また、健康状態によっては定職に就くことが難しくなるなど、生活に直結する部分でもあります。相手が健康かどうかは意識しておくべき「普通の条件」と言えるでしょう。

婚活で一般的に重視されないもの

容姿

現在の婚活において、顔や見た目のように外面的な要素は実はほとんど重視されないようです。重視される条件で述べた通り、婚活では見た目よりも内面的な要素が重んじられる傾向にあります。

平均より高い年収

これは「平均より高いことを重視しなくなった」とする方が正しい解釈です。結婚で重視するものとして「一定基準以上の年収」と条件を挙げましたが、あくまでも「一定基準以上」なので、高収入を望んでいるわけではありません。普通の暮らしが継続できる程度の一般的な年収であれば十分であると考える人が増えたということです。

近年、女性の社会進出はめまぐるしく、結婚後も家事や育児を夫婦で手分けして行うことが主流になってきました。このことから、相手が一人で稼いで一人で家計を支えるという固定概念が消滅しつつあります。つまり、相手側だけに高い年収を求める必要がなくなったということです。条件が増えていくと高望みにつながる。

婚活で一般的に重視されないもの

婚活中は判断基準を見失いがち

自分では高望みしていないと思っていても、婚活が進むにつれ、いろいろな相手と関わるうちに、いつのまにか条件が追加されていることがあります。婚活当初は「普通の条件」を明確に持っていたのに、いつの間にか「あれもこれも」と一般的な基準以上の条件を増やしてしまっていませんか?

結果として「高望み=理想が高い状態」になってしまい、相手との縁の可能性がグッと狭まってしまうことも考えられます。

条件を明確にし、譲れないポイントに絞ることも大切

高望み状態で婚活を続けても、結局はなかなか決められないどころか、どんどん条件が追加されていく悪循環に陥ってしまいます。防止策として、「求める条件をハッキリさせておく」「完璧な相手はなかなか見つからないと覚悟する」「譲れない点、妥協できる点の優先順位を明確にする」。この3つを心がけることをおすすめします。

条件だけで測れない部分を明らかにする

条件だけで測れない部分を明らかにする

条件だけで判断すると後悔する可能性もある?

例えば、気になった相手のプロフィールを詳しく見たとき、自分にとってのNGな条件が記載されているとします。

その時点で縁をシャットアウトしていませんか?

もちろん、どうしても譲れない条件は明確に持っておくべきですが、書かれている条件だけでは判断できない部分があることも事実です。

気になる部分があれば相手に質問をすることをおすすめします。NGと思っていたが実は妥協できる範囲内である可能性もあり、縁を遠ざける必要がないこともあります。

例:相手が転勤族の場合

相手が転勤族だった場合は、結婚後の就業スタイルがどうなるのか率直に聞いてみましょう。近年では単身者を積極的に転勤させ、既婚者あるいは子どものいる家庭は極力転勤させない(または頻度を減らす)など、働き方に配慮する企業も増えています。

今が転勤族でも結婚後は状況が変わる可能性があるので、一概に「転勤族はダメ!」と決めつけるのは早まりであると言えるでしょう。

相手に求める「普通の条件」を見直してみる

「普通の条件」を見直してみる

「普通の条件」をシンプルに考える

婚活の判断基準にブレが生じたとき、まずは現時点で相手に求める条件を書き出してみましょう。リストアップしたものを「普通の条件」「高望みの条件」に仕分け、妥協できるものはリストから除外します。

「普通の条件」とは、一般的な基準に照らし合わせても違和感がない条件のこと。「性格が合う」「定職に就いている」「健康である」など、ある程度の人がクリアしていそうな条件が当てはまります。一方で、「年収1000万円以上」などのように、条件を満たす人の割合が少数派のものは高望みと考えましょう。

「普通」の概念の違いに注意

「普通」という概念は非常に難しく個人差があります。一般的に高望みになっている人の多くは、自身が思う「普通」と現代の「普通」が無意識にミスマッチしていることが原因と考えられます。公的機関が行う平均年収調査や婚活サイトが行うアンケートなどを定期的にチェックすることをおすすめします。

既婚者からアドバイスを得る

周りに既婚者がいる場合はアドバイスをお願いするのもおすすめです。結婚において絶対に譲れないと思っている条件も、実際に結婚生活を送っている人にとっては意外と重要ではない項目もあります。「普通の条件」を明確にできるのはもちろん、本当に婚活で重視したい条件のヒントを得られるため、既婚者からのアドバイスは積極的に取り入れましょう。

まとめ

婚活における「普通の条件」とは、一般的に考えて当てはまる人が多いものを指します。婚活当初は「普通の条件」を理解していても、いつのまにか高望みになってしまう可能性は否めません。

婚活がうまくいかないなら、一度「普通の条件」について見直してみることが大切です。自身が考える「普通の条件」が世間とミスマッチしていないか、譲れない条件・妥協できる条件は何かを整理してみてください。求める条件を時折見直しながら、明確な判断基準を持って婚活を進めていきましょう。

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