約400教室 1年間で受講者数30,000件
学校や塾にはない学びを提供してくれると全国でお母さんたちの口コミが広がっている、オンラインの学び場「キッズウィークエンド」。
オープンして1年足らずで受講者数は30,000件を超えているという人気のオンライン教室です。カテゴリーはアート、サイエンス、スポーツ、音楽、ことば、生きる力の6項目。キッズウィークエンドのオリジナル教室と外部講師の教室があり現在約400教室が開かれています。
イラスト教室や理科の実験教室、社会科工場見学や子どもたちが将来なりたいものを見つけるヒントとして、美容師やプログラマー、宇宙飛行士などの仕事を学ぶ教室、真打落語家から学べる落語などなど多種多彩な教室が満載です。
オンラインならではのライブ感。
「オンライン動物園見学」では、飼育員のインストラクターが動物園を巡りながらそれぞれの動物のことを教えてくれます。リアルな見学では、たくさんの子どもたちと一緒だと柵の最前列で動物を見ることができないこともありますが、オンラインだと、モニターの前の一人一人が最前列。「ペンギンの手ってどうなっているの?」と子どもが質問をすると「これは手ではなくって羽なんだよ」とインストラクターがペンギンの羽を挙げながらみせてくれたりとオンラインならではの方法でコミュニケーションをとることができるんす。
出所:アドベンチャーワールド主催のオンライン授業より画像提供
「理科の実験教室」ではそれぞれの家庭にあるものを使って実験をやってみたり、成功しなくても違う結果が出ることをみんなで考えながら授業は進んでいきます。
子ども向けの法律書として知られている「こども六法」の著者山崎総一郎さんの教室では、「自由と権利について」などのテーマを子どもたちが山崎さんと意見を交わします。「我が子がこんなに法律に興味をもつなんて」と子どもの姿を見て、お母さんから驚きの声が寄せられたり。
授業は約60分。子どもたちが飽きないようにと、ワークショップやチャット、写真、映像などを織り交ぜて集中させるテクニックを取り入れているとのこと。
対象は主に幼稚園の年中から小学生、といってもたまに大学生もまじって受講していることもあるのだそう。確かに、「目指せマスター!Let’sディベートin English」「クッキング&ソーイング」「論理的思考力・記述力を育てる」「オンラインライブフィットネス」など大人でも受けてみたい教室もたくさんあります。
オンラインこどもフェスも開催
年4回開かれているオンラインイこどもフェスは原則参加費無料、2~3日間で約20本のイベントが開催されていて、それぞれが専門性を持った子育て中のチームメンバーが、今、子どもたちに今受けさせたいという視点で、オリジナル開発したカリキュラムを体験することができます。
簡単スタート 登録無料 無料の教室も
登録もメールアドレスとパスワードを入れるだけと簡単入力。スマホでも気軽にスタートできます。カテゴリーから興味のある教室を探したり、空いてる時間に何があるかな~と探したり自由に参加することができます。無料で受けることができる教室も多くあるのでいくつもの教室をチャレンジすることも可能ですね。
保護者からの声
「身近にない学びがここにはたくさんあるからありがたい」
「お金、法律の教室を探していてここで見つけることができた」
「兄弟がいると教室に連れて行くのが大変だったので助かった」
「思いもよらなかった子どもの興味を発見することができた」
「子どもがすごく刺激を受けました」
「子どもたちが芽生えていく姿を見ることができて嬉しいです」
キッズウィークエンドを運営するキッズシーズ株式会社代表の三浦里江さんにお話を伺いました。
お母さんの思いから生まれたキッズウィークエンド
私自身がそうだったのですが、習い事に子どもを連れて行くというのが母親にとってけっこう難しくて、仕事をしていたり、兄弟がいる場合はその子たちも連れて行かないといけなかったり、家事の時間もありますし、そんな私のモヤモヤを解決するために立ち上げたのがキッズウィークエンドです。オンライン教室だと自宅に居ながらにして、仕事や家事をしながら子どもの様子が見れますし、いろんな習い事ができるので子どもたちの視野を広げることができるというのもよさだと思います。
子どもたちに生きる力をつけてほしい
いままでの学校や塾という昔ながらな学びは、大学受験や点数の評価が重視されやすいと思っていまして、私たちは子どもたちにもっと“生きる力”をつけてほしいと思っています。社会で何が起こっているのか、社会の課題を発見し、子どものころから社会のことを考える思考を自然に身に付ける授業などもあり、またいろんなジャンルで活躍している大人の姿を見せることによって、こういうのが好きとか、こんな大人になりたいなど、自分の将来のありたい姿をすこし早く見つけられる機会を提供しています。
今後は、“子どもたちを世界と繋げる”をキーワードに国内だけではなく世界と繋がる教室も作っていきたいと思っています。
まとめ
大人でも受けてみたくなる教室も満載の「キッズウィークエンド」。子どもたちは家に居ながらにして、いろいろな学びができ、お母さんたちは子どもの送り迎えの時間や負担が軽減されて、子どもの学ぶ様子も身近にみることができる。空いた時間に気軽に参加できるのも自由度が高くて利用しやすいですね。スタートして1年余りで受講件数30000件という人気の理由もわかった気がします。
■「キッズウィークエンド」・・・ https://www.kidsweekend.jp/portal
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