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【2025年】厄年に備える!福岡のおすすめ厄払いスポットと参拝の心得

新しい年を迎え、厄年に当たる方は厄払いの参拝を考える季節です。特に福岡には、厄除けで有名な神社が数多くあります。この記事では、厄年の基本や福岡の神社で厄払いをお願いする際の心得、そして厄払いを行った後に心がけたいことなどを紹介します。厄年を安心して過ごすために、ぜひ参考にしてください。

厄年とは?2025年に厄年を迎える生まれ年

厄年は人生の節目であり、災難や健康面での不調が訪れやすいとされる年です。厄年は数え年で計算されます。数え年は、生まれた時を1歳とし、以降毎年1月1日に1歳加算する年齢の数え方です。そのため、満年齢に1歳または2歳を加えた年齢が数え年となります。

特に男性は42歳、女性は33歳が「大厄」とされ、厄払いの参拝を行うのが一般的です。厄年は前後の年も注意が必要であり、前厄・後厄も含めて3年間を通して厄除けをする方が多いです。昔は地域で大厄の年齢の者が集まり、酒席を設けたり旅行に行ったりなどして「厄落とし」行事をしていましたが、昨今は各家庭での人生儀礼のひとつとして考える人が多い傾向にあります。

2025年に厄年を迎える主な生まれ年は以下の通りです。

これらの年齢に当たる方は、厄払い厄除けの祈願で災いを避け、新しい年を安心して過ごせるよう準備をしておきましょう。

厄払いに行く時期と二十四節気

厄払いに行く最適な時期は一般的に年始から立春までとされていますが、二十四節気に基づいた考え方もあります。二十四節気では、立春が年の始まりを意味し、前年の厄が立春までに払われることで、新年を清々しい気持ちで迎えるとされています。

厄払いのベストタイミング

多くの方は1月1日の初詣の際や、「旧正月、また1年の始まりを立春としていたことから前日」にあたる節分までに厄払いを行います。特に節分は「季節の分かれ目」として厄を祓う重要な時期とされており、この日に厄払いを行うと運気が上がるとされています。立春(2月4日頃)までに厄を払い清めることが推奨されていますが、厄年の間であれば随時厄払いは可能です(思い立った日が吉日ですよ!)。

福岡の厄払いにおすすめの神社

福岡には、厄除けで有名な神社が多数あります。今回は、エリアの方がよく行くと聞く神社を紹介します。

若八幡宮(福岡市博多区)

厄払いの神社として有名で「厄八幡」の愛称で親しまれています。
一度で100人ほど祈願できますが、数時間並ばなければならないときもあります。

足立山妙見宮(北九州市小倉北区)

健脚・健康の神様として崇敬される神社。
厄年を迎える方々にとって、足立山妙見宮での厄除け祈願は心身の清めと新たな一歩を踏み出す場として最適です。境内からは小倉の街並みを一望でき、四季折々の自然も楽しめるため、参拝とともに心癒される時間を過ごすことができます。

宮地嶽神社(福津市)

商売繁盛や開運の神様として全国的に知られる神社です。毎年「厄除まつり」の期間中には厄除特別祈願祭が行われており、前厄・本厄・後厄の方や開運祈願をする人が多く参加します。さらに、福豆まき神事では「豆撒き」に参加することもでき、厄を払い新年の無事を祈願します。

太宰府天満宮(太宰府市)

太宰府天満宮は、学問の神様として広く知られていますが、厄除けのご利益でも多くの参拝者から信仰を集めています。毎年1月26日から2月末日までの期間には「節分厄除祈願大祭」が執り行われ、厄年の方々が無事に一年を過ごせるよう祈願されます。

また、天神さまが愛された梅の木の下で「ひょうたん酒」を飲むと厄を逃れるという言い伝えがあり、大祭期間中に厄除祈願を受けた人には、御神木「飛梅」の下でひょうたん酒が授与されます。

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厄払いの参拝マナーと心得

神社で厄払いの祈願を行う際には、神様に敬意を払い、静かな心で参拝しましょう。

1.事前準備

厄払いは、年始の時期に予約が必要な神社もあります。訪れる神社に問い合わせて、事前予約が必要か確認しておきましょう。また、祈祷料(初穂料)の相場は5,000円から10,000円程度ですが、心づけとして感謝の気持ちを持って納めることが大切です。

2.身なりを整える

神社での厄払いはフォーマルな儀式です。清潔な服装で訪れ、神前で礼儀を重んじる姿勢を心がけましょう。カジュアルすぎる服装は避け、気持ちを引き締めて参拝しましょう。

3.参拝の手順

神前でのお祈りの際は、まず手水で身を清め、鈴を鳴らしてからお祈りをします。心の中でお願い事を伝え、最後にもう一度お辞儀をして退出します(神社では2拝2拍手1拝)。心を込めた祈りで新しい年を清らかに迎えましょう。

厄払い後に心がけたいこと

厄払いの後も、心の持ち方や日々の過ごし方を見直すことが、無事な1年を過ごすために大切です。

日々の感謝を忘れずに

厄年は、自分自身や周囲との関係を見直す良い機会です。日常の小さなことに感謝し、家族や友人と支え合う気持ちを持つことで、災厄を避けるとされています。

無理をしない生活

厄年は、体調管理も意識する年です。無理をせず、日々の健康管理やストレスのケアを心がけましょう。

まとめ

厄年を迎える人にとって、厄払いは新しい年を安心して過ごすための大切な行事です。福岡には、厄除けに適した神社が多く揃い、各神社で厄払いを行うことで心身ともに新たな気持ちで1年をスタートできます。また、二十四節気の立春前に厄払いを済ませることが、清々しい一年の始まりにつながります。参拝マナーや日々の心がけを大切にし、健康で平穏な日々を過ごしましょう。厄払いを通して、1年の安心と充実を祈願してください。

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