西日本シティ銀行は7月17日(金)に福岡ソフトバンクホークスが所有するHKT48の新常設劇場の命名権(ネーミングライツ)契約の締結を発表しました。劇場名は「西日本シティ銀行 HKT48劇場」。当日、記者会見を行いましたのでその様子をご紹介します。
西日本シティ銀行HKT48劇場について
劇場はPay Payドーム横に7月21日(火)オープンしたエンターテイメント施設「BOSS E・ZO FUKUOKA( ボス イーゾ フクオカ)」の1階。ホールは約360平方メートル、客席は約300席を設置。エントランスはHKT48のイメージカラーの白と黒を基調にし、ゲートにはHの文字がデザインされています。
HKT48新劇場ネーミングライツ締結に関する記者会見の様子
会見には福岡ソフトバンクホークスの太田宏昭代表取締役専務COO、HKT48を運営するMercuryの前田治昌社長、西日本シティ銀行の谷川頭取が出席。20社以上のマスコミ取材に、「西日本シティ銀行 HKT48劇場」への期待の高さを感じました。
チケット売り場となる劇場フロントで3名による除幕式が行われた後、ホール内ステージでの会見です。
HKT48と西日本シティ銀行の出会い
2012年デビュー間もないHKT48を「新生活応援キャンペーン」のポスター等で起用したのが始まり。彼女たちのフレッシュな姿がキャンペーンの趣旨ともリンクし話題となり、2015年には1期生の若田部遥さんがイメージキャラクターに。彼女のさわやかさや親しみやすさがお客さまアンケートでも好評価でグループ卒業後の今も、家族(父 元ホークス投手の若田部健一さん、母 タレントの佳代さん)でCMに出演するなどHKT48とはデビュー当時からの結びつきがありました。
各社代表によるコメント
今回の「E・ZO FUKUOKA(イーゾ フクオカ)」の開発者であるソフトバンクホークス側からの提案に、直感的に「よし!やろう!」と即決したという谷川頭取。「コロナによって、劇場の運営も大きく左右される状況ですが、そういう時だからこそ、九州のみなさんを笑顔で元気にする役割がある。HKT48にはファンの皆さんを夢中にして 笑顔にする力があります。ここから多くの笑顔が生まれて、地域に広がることを強く期待しています」とコメント。
ソフトバンクホークスの太田専務は「365日常設のエンターテイメントビルとして、盛り上げていくにはアイドルや音楽は欠かすことのできないもの。「西日本シティ銀行 HKT48劇場」ではライブ公演を通してみなさんに笑顔を届け、またE・ZOのそれぞれの施設を通して全国に、福岡のエンターテイメントを伝えていきたい」と思いを伝えました。
2011年にAKB48グループとしては国内で4番目の結成したHKT48。
デビュー当初は21名のメンバーが現在は50名が所属。AKB48グループは現在、全国5か所に専用劇場がありますが、命名権の契約は今回が初めてとのこと。「来年10周年を迎える節目の時に新劇場で活動できることは大変ありがたく、記念すべく周年に向けて頑張っていきたい」コロナ禍のもと「舞台のフォーメーションやホール内のソーシャルディスタンスを考えながら10月下旬頃のオープンを目指して準備を進めています」と前田社長は意気込みを語りました。
HKT48のメンバーが歌とダンスを披露
記者会見後にはスペシャルステージとして16名のメンバーがステージいっぱいに歌とダンスで「青春の出口」を披露。
HKT48メンバーが西日本シティ銀行 谷川頭取の誕生日を祝うサプライズ演出も
奇しくも、この日は谷川頭取の67歳の誕生日。ステージの後にはメンバーからケーキや花束などとハッピーバースデーのサプライズで記者会見は終了しました。
福岡の新名所「BOSS E・ZO FUKUOKA」って?
Pay Payドーム横に聳え立つ「BOSS E・ZO FUKUOKA」。
地上8階建ての各フロアには西日本シティ銀行HKT48劇場を始め、よしもと福岡、王貞治ベースボールミュージアム、teamLab Forestやバーチャルコンテンツが体験できる「V-World AREA」、九州初出店のMLB公認アメリカンダイニングレストランなどさまざまなエンターテインメントが楽しめる常設施設があります。8階には日本唯一、ビルの屋上に設置された全長約300mのレールコースターや施設の外壁に沿って全長100mを滑り降りるチューブ型スライダー、絶壁のクライミング&ボルタリングなど3種類の絶叫アトラクション「絶景3兄弟」もオープン。まさに福岡のエンターテイメントが終結した新名所的存在として注目のスポットです。
これからの夏のレジャーに、また秋には「西日本シティ銀行 HKT48劇場」も開演予定ですので、ぜひ福岡ならではのエンターテイメントを満喫してください。
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