デジタル化するもの、しないもの。西日本シティ銀行のデジタル化支援の取組み

Go!Go!ワンク編集部

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2021年1月14日 (木)
西日本シティ銀行は福岡の企業のデジタル化(DX)を支援いたします

2020年はコロナ禍の影響により、テレワーク、オンライン会議、ペーパーレス、ハンコ廃止など、今後5年ほどで進むと言われていたデジタル化の動きが一気に加速した1年となりました。政府も2021年9月を目途にデジタル庁の創設を目指しています。

こうした動きの中「企業のデジタル化ニーズも高まっている」と話すのは西日本シティ銀行デジタル戦略部で企業のデジタル化支援を担当するデジタルソリューションチームの宗浩太郎調査役。
この3か月の相談件数は150件を増え、社会変革を肌で感じているという宗調査役に、お取引先企業(以下、お客さま)の現状と西日本シティ銀行のデジタル化支援の取組みについてインタビューしました。

西日本シティ銀行のデジタル化支援とは

――企業のデジタル化支援を行うデジタルソリューションチームは、私たち「Go!Go!ワンク」編集部と同じフロアですが、宗さんは毎日外に飛び回っていますね。それだけお客さまのニーズが高いということでしょうか?

宗:そうですね。デジタルソリューションチームは正式には今年2020年10月にできましたが、それ以前よりデジタル化の相談が入ってきていました。非常にお客さまのニーズが高く、相談件数も日々増えています。

宗調査役

――西日本シティ銀行のデジタル化支援とは具体的にどのようなことをしているのでしょうか?

宗:わかりやすくお話しすると、これまで人の手でやっていた業務をインターネットサービスなどのデジタル技術を駆使して効率化を図るための支援をしています。例えば、これまで給与明細を紙に出力していたものをWeb上で閲覧できる仕組みをご案内して、コストや作業効率の向上を図ることなど、お客さまの課題に合わせてさまざまなご提案しています。

【ご提案一覧】

西日本シティ銀行がおこなうデジタル化支援の一覧表その1
西日本シティ銀行がおこなうデジタル化支援の一覧表その2

▲これらの課題に当てはまるお客さま、お気軽にお問い合わせください。

――こういったデジタル化のニーズは高いとのことですが、それはどういった理由からなのでしょうか?

宗:多くの企業は、これまではずっとやってきていることが当たり前になっていて、今はもっと便利な方法やツールがあるということに気づく機会がなかったのかもしれません。しかしコロナ禍の影響でデジタル技術の活用が注目され、多くの企業がテレワークや業務のデジタル化を進めていったことが一番にあると思います。企業にとって業務効率化を図ることはコロナに関係なく必要なことですが、このデジタル化の波で効率化の可能性を探りはじめた企業が増えてきているのだと思います。

――お客さまからの相談が多く入っているということは、それだけデジタル化の対応に困っているということでしょうか?

宗:そうですね。しかし困っているといっても拒否感というわけではなく、むしろ前向きで、まず何から手をつけていいのかわからないというお声が多いです。またデジタルツール自体は自身で調べることもできるのですが、何を信用していいのかわからないということもあって相談をいただいています。例えば、ITツールを提供している企業に問い合わせると自社商品しか勧められないですよね。素晴らしいツールかもしれないけれど、果たしてそれが自分たちの事業内容や業務フローにマッチするかはわからない。そういった時にお客さまの現状をよく知っている銀行が中立的な立場でお話をうかがい、お客さまにとって最適なサービスのご提案を行っているところを評価いただいていると思います。

西日本シティ銀行顧客のデジタル化ニーズとは?

▲デジタル化における課題整理前の相談も多いため「総合的なサポート」の相談割合も多い。
デジタル化による業務効率項目選定からご一緒させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

お客さまと地域経済が大事

――企業にとっては、最適なサービスを安心して導入できるわけですね。
今のお話ですとデジタル化支援を進める上で銀行としてはサービスを紹介するだけで、あまり収益は見込めないと思うのですが、なぜそこまで親身になるのでしょうか?

宗:たしかに直接的な収益にはつながっていないかもしれません。しかしそこに私たち地方銀行の存在意義があると思っています。私たちのデジタル化支援の活動で、お客さまが新たなデジタルサービスを導入した結果、業務効率化や生産性の向上につながり、雇用創出や設備投資の可能性が広がります。そうすると地域経済の活性化にもつながります。また、設備投資を検討される際に、私たちにご相談いただける可能性もあります。お客さまの成長につながるお手伝いをできていると実感しており、非常にやりがいを感じています。

――お客さまの成長をともに考えるとなると、中途半端な提案はできないと思うのですが、銀行員がデジタル化の提案ができるのですか?

宗:私たちはアライアンス先のパートナー企業からIT専門人財を受け入れ、行員とペアになって動いています。お客さまの経営課題を私たち銀行員が、デジタル化の部分をIT専門人財が包括的に俯瞰することで最適なご提案が可能となっています。おかげさまで多くのご相談をいただいており、日々出回っている状況です。

西日本シティ銀行が提供するデジタル化のためのソリューション紹介フロー

西日本シティ銀行がデジタル化支援に際してご紹介可能なパートナー企業一覧
西日本シティ銀行がデジタル化支援に際してご紹介可能なパートナー企業一覧2

▲課題およびパートナー企業さま一覧

変わらぬ大切な温度感

――デジタル化を含めさまざまな相談をいただけるのは嬉しいですね。

宗:ほんとにありがたいです。デジタル化の流れがあるとはいえ、ここまで相談が多いのはこれまで先輩方が築いてきたお客さまとの関係性によるものも大きいですね。デジタル化できる部分は積極的にお手伝いさせていただきますが、お客さまに寄り添いともに成長していくヒューマンタッチの姿勢は変わらず大切にしていきたいです。

デジタル支援の相談を受ける西日本シティ銀行行員

▲相談時の様子

――デジタル化しつつも親身に対応するというのは、西日本シティ銀行のブランドスローガン"ココロがある。コタエがある。"にも通じますね。

宗:ほんとにそうです。会社としての利益はもちろん大事ですが、目先の利益だけではなくお客さまの成長を一番に考え、地域経済に貢献していく。デジタル化と言っても、お客さまとの"温かみ"のある関係性は当行の強みだと思っています。

――その想いが信頼にもつながっているのかもしれませんね。最後にチームとしての展望をお聞かせください。

宗:デジタル化の知識は、私たちのチームだけでなく、営業店の行員にも勉強会等を行いながら、銀行全体で身に付けていく必要があると思います。そうすることで多くのお客さまの課題解決にご対応できると考えています。変化の激しい社会情勢ですので今後デジタル化以外にもお困りごとが出てくるかもしれません。そういった際にも全力でお答えできるよう、私たちも日々勉強していきたいと思います。あと欲を言えばチームにもう少しだけ人員が欲しいですけどね(笑)。

インタビュー中、時より何かを考えながら話をしていた宗調査役。そのあとに出てきた言葉は必ず「お客さま」のことでした。自身はデジタル化の知識はまだまだということでしたが、それでも一生懸命に学び、IT専門人財やパートナー企業と連携しながら、お客さまに寄り添う活動を続けています。

◎デジタル化支援についてのご相談はお気軽にお問い合わせください。

西日本シティ銀行 デジタル戦略部
問い合わせはこちら

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