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子育て×リモートワークが上手くいくコツ。「ルールづくり」で暮らしが快適に

子育て世代の方にとって、子どもの近くで働けるリモートワークはさまざまな面でメリットを感じられるワークスタイルではないでしょうか。かくいう私も、このスタイルを10年近く続けており子育て世代の理想的な働き方のひとつだと感じています。

しかし、このワークスタイルにも課題はあります。そこで今回は、実体験をもとにしながら「未就園児から小学生くらいまで」の子どもを見ながらリモートワークが上手くいくコツをご紹介します。

ルールづくりがリモートワークをスムーズにする

子育てしなが仕事をする、その両立が難しいと感じる方は多いのではないでしょうか。子どもを見ながらリモートワークをすること、それはすなわち「子どもの相手をしながら仕事をする」ことにほかなりません。

子どもの相手をしながら集中して仕事をすることは至難の業。仕事は進まないジレンマを抱えることも少なくないでしょう。そんな時どうするのか…ご家庭のライフスタイル合った「ルールづくり」が必要になってきます。

これからご紹介するのは、子育てとリモートワークを両立するためにやっておきたいポイントです。もし自分に合うアイデアがあれば、取り入れてみてくださいね。

子育て×リモートワークが上手くいく4つのコツ

1.ワークスペースをつくる

デスクとチェア、そして資料などをまとめておく収納棚を揃えたワークスペースがあると、仕事に向かう意識が高まります。また、作業中のパソコンや資料などをそのままにしておけるのも便利なところ。家事や子どものお世話のために仕事を中断しても、戻りやすい環境がつくれます。

また子どもが触っては困る資料などをまとめておけるのも、ワークスペースがあるメリット。「ここはママのお仕事スペースだから触らないようにしようね」とワークスペースの存在を子どもに伝えておくと、大切なモノが置かれていると認識してもらえるのではないでしょうか。

2.ざっくりと計画表をつくりお互いの予定を共有する

子どもに、仕事内容や勤務時間を「わかりやすく具体的に伝える」ことも上手くいくコツ。小さいから理解できないだろうと思わずに、「〇時から大切な会議(話し合い)があるから、少し静かにしていられる?」など具体的に伝えるということがポイントです。

お子さんにもやることがあるのなら、1日の計画表をつくるのもおすすめです。時間よりもむしろ「やること」にフォーカスして箇条書きにするのが上手くいくコツ。全部できたら遊びの時間をつくるなど楽しいことも計画表に入れてみてはいかがでしょうか。そうすると、子ども自身もその時間を楽しみに、宿題などを早く済ませようとモチベーションアップにつながります。計画表は親だけで決めず、子どもと一緒につくると納得感のあるリアルな計画表になり達成しやすくなるはずです。

3.食事は一緒にとる

スケジュールが過密になるとついつい食事を簡単に済ませたくなりますが、心と体の健康のためにもやはり食事の時間は大切にしたいもの。また、食事の時間は子どもとコミュニケーションをとる絶好の機会です。家にいても仕事で会話ができないことも多いリモートワーク。子どもに寂しい思いをさせているかもしれません。食事の時間だけでも楽しく過ごしてお互いに気分転換してみてはいかがでしょうか。

4.定時を決めて仕事を進行する

リモートワークになると通勤が不要になるため、会社で勤務していた時以上に残業しがちになる方も多いのではないでしょうか。またフリーランスで仕事をしている方は、基本的に提示がなくいつでも勤務時間になりうるため時間にメリハリをつけることが難しくなります。

しかし、どのような働き方になっても「定時」の意識は大切にしたいもの。私自身もフリーランスですが、定時を決め基本的に定時以外には仕事をしないように心がけています。こうすることで、子育てや家事とのバランスが取れるだけでなく、時間に制約があるからこそ無駄を省き集中して業務を進めようという意識が高まります。無理をし過ぎないためにも、定時の感覚は大切にしたいところです。

リモートワークのルールづくりからはじめよう

職住融合の暮らしは、家族の協力なしには成立しません。もしあなたが子育て×リモートワークの難しさに直面しているのなら、少し立ち止まってご家庭に合うルールづくりをしてみてはいかがでしょうか。自分たちを縛るルールではなく「快適に暮らすためのルール」を意識してつくれば、心地よい日々につながるはずです。

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