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マリッジブルーの症状とは?4つの傾向・原因・対処法をご紹介!

念願だったプロポーズののち、いよいよ結婚へ向けて動き出そうという時に、妙にイライラしたり、なぜか心がどんより曇ったり、気がつくとため息ばかり。幸せなハズなのに、憂鬱で気分が優れないということはありませんか?

その不調、いわゆる「マリッジブルー」かもしれません。一人で悩まずに、これから紹介するマリッジブルーの4つの症状についてご確認ください。少しでも心が軽くなるお手伝いができれば幸いです。

結婚は人生最大の環境の変化

結婚は、人生最大の環境の変化であると言えます。未知の世界に飛び込み、手探りで進めていくのですから、不安になり怖く感じる人が多くて当然です。それまで全く悩みのなかった人でも、突然マリッジブルーに陥る場合がありますので注意が必要です。

【マリッジブルー】4つの傾向&原因と対処・対策

マリッジブルー、4つの傾向&原因と対処・対策

ここからはマリッジブルーによくある傾向とその原因・対策について、内容ごとにまとめます。細かく見ると、マリッジブルーの傾向は多岐に渡りますので、ここでは代表的な4つに絞り、その対策も紹介します。

①不意に涙が出る

傾向

悲しい場面では全くないのに、不意に涙が出ることがありませんか?例えば、食事をしている時、お風呂に入っている時など、涙が出るシチュエーションではないのに、ポロポロと涙が出て止まらない…。マリッジブルーの傾向の中でも、不意に涙が出る人は多いようです。

原因

不意に涙が出る原因として考えられるのは「心の疲れ」だと思います。少々頑張りすぎてはいませんか?

実は、私も経験しました。いわゆる「泣く」という涙ではなく、突然ポロポロ涙が出てきて、泣き止もうとしても涙が止まらず、次第にどんどん不安になってしまいます。不思議な感覚で、なぜ涙が止まらないのか一切ヒントがないのです。

対策

対策としては、今涙が止まらない状況になっているその場を離れて、環境を変えてみることをおすすめします。涙を止めようとしても逆効果であることが多いので、物理的に場所を移動することでスイッチを切り替えましょう。そして涙が止まったら、これまで頑張ってきたことを一人で抱え込んでいないかなど、少し振り返ってみましょう。今の気持ちを紙に書き出すのもいいですね。抱え込んだ気持ちを言葉にして書くことは、見えない心の整理をするのに最適です。

②忙しすぎて嫌になる

傾向

結婚を決めた後は、やることが多く忙しい日々が続きます。さらに授かり婚だった場合は、体調の変化も同時進行なので、かなり精神的にも肉体的にもハードな時期となります。場合によってはすべてを投げ出したくなり、こんなに忙しいなら結婚を決めなきゃよかった…など自暴自棄になることもあるそうです。

原因

物理的に忙しいかどうかは別として、やはりこれから起こる環境の変化に心が追いついていないことが考えられます。シンプルに表現するのなら不安の表れでしょう。

対策

結婚が決まったら、焦らず、二人でじっくりと話し合って一歩ずつ前に進めていくことが必要です。披露宴の時期に余裕を持たせるなど、スケジュールを組み直すのも一つの対策です。仕事やプライベートなど、結婚以外でのスケジュールが立て込んでいる場合は、披露宴の時期をずらすことで時間的な余裕が生まれます。また、準備の役割分担について見直してみるのも良いでしょう。

マリッジブルーには傾向があります、原因を知り対策を講じましょう

③とにかく不安でたまらない

傾向

不安でたまらない気持ちにさいなまれるのは、男性よりも女性の人で多く表れる傾向のようです。結婚したら仕事はどうしよう、お金の管理ができるかなど、細かい部分まで全て不安に感じてしまいます。しかも厄介なことに、この不安は湧き水のようにあふれ出て、どんどんその場にたまっていくので解消するのが難しい場合があります。

原因

これから始まる新生活に対する、先の見えない漠然とした不安感から「とにかく不安でたまらない」状態に陥ることが多いようです。環境の変化、心境の変化、交友関係の変化など、さまざまな面での「大きな変化」がつきものです。特に女性の場合、多くの人は結婚後に苗字が変わるということもあり、変化を感じやすいと言えるでしょう。

対策

不安についてパートナーとじっくり話をしてみましょう。結婚に際し、その不安をひとつずつ解決していくことができるのは、これから夫婦になるパートナー以外にいません。夫婦になるためのプロセスとして、二人で不安な状態を乗り越えられるかどうかは非常に重要なポイントになるでしょう。

④このまま結婚してよいのか心配でたまらない

傾向

「とにかく不安でたまらない」に似ていますが、「このまま結婚してよいのか心配でたまらない」人も多いです。特に、結婚の時期に関して「今じゃなくてもいいのではないだろうか」と悩む人が多いです。これは男女共によくあるマリッジブルーの傾向です。

原因

自分が結婚して良いのだろうか、夫婦としてやっていけるのだろうかなど、急に自分に自信がなくなってしまうことが原因のようです。なかなか自分の成長は目に見えないもの。結婚という大きな変化を目の前にして自信をなくすのは、「傷つきたくない」という自己防衛反応ともいえます。

対策

結婚してよいのか心配になったときは、これまでの二人の歴史を思い返してみてください。結婚に至るまでには、さまざまなことを二人で経験して乗り越えてきたはず。「自分が結婚にふさわしいかどうか」は、プロポーズをしてくれたパートナーがよくわかっています。パートナーを信じ、自身を正当に評価することが必要です。時には、今結婚に対して心配に思っていることをパートナーに相談してみるのも良いでしょう。これまでの二人がそうしてきたように、今の心配や不安も、きっと二人で解決できるはずです。

二人で対処することで絆が生まれる

二人で対処することで絆が生まれる

マリッジブルーの傾向は人によって異なり解消までに要する期間も違います。1日だけで治まる人もいれば、結婚直前まで長引く人もいます。とにかく一人で抱え込まないように、結婚前のカップル時代の最後の共同作業のつもりで、二人で対処していくと良いです。

おすすめの不安解消法

結婚の話が進むと、二人が予定を合わせて会う約束が「デート」ではなく「打ち合わせ」がメインになってしまいがちです。二人だからこそできる不安解消法として、打ち合わせではない純粋なデートを楽しんでみませんか?夫婦になる二人としてではなく、カップルとして思い出巡りをするのもおすすめです。

相手に申し訳ないと思わなくてもいい

マリッジブルーに陥ってしまった人の傾向として、「相手にこの気持ちを打ち明けるのが申し訳ないから、不安や不調を打ち明けられない」「相手を悲しませたくない」と考える人が多いようです。ですが、相手に言わないことのほうが、逆に心配をかけることになります。会うたびに憂鬱そうだったり、疲れている様子だと「結婚したくないのでは?」と相手まで不安にさせてしまいます。

「相手に申し訳ないから言えない」のではなく、一緒に乗り越えるために打ち明ける勇気も時には必要かもしれません。

まとめ

実は私も少しマリッジブルーの時期がありました。原因不明の不安に苦しんでいました。特にマリッジブルーの解消というわけではなかったのですが、入籍の半年ほど前に、たまたま以前から予定していた旅行に、祖父母と両親と共に出かけました。独身最後の家族旅行だなぁ、など私がしみじみ思っていると、祖父が「今度は新しい家族とみんなで旅行に行こう」と言ってくれました。その一言で私のマリッジブルーの原因が分かったと同時にスパッと解消しました。

どうやら私の不安は「嫁いだら家族ではなくなる」ということだったようです。そして、祖父が「新しい家族と一緒に」と言ってくれたことで、嫁いでも私が家族であること、夫も家族の一員として迎え入れてくれることの安心感に包まれました。

マリッジブルーは原因不明であったり悩みが複雑に絡み合ったりと非常にデリケートな問題です。だからこそ、一人で考え込むのではなく適度な気晴らしやパートナーに相談することで、解決の糸口が突然現れるかもしれません。


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